カサゴの骨身の旨さ、上質の白身を生かすには、カサゴの甘酢あんかけが自分的は好きですが、でもカサゴって、何にしても美味しいですね。
(材料)1人前です。
カサゴ(普通のカサゴです)
塩こしょう・・・適量
片栗粉・・・カサゴに振りかける粉です。小麦粉でも構いません。こだわるなら、小麦粉:片栗粉=1:1です。
餡かけ用の野菜・・・ニンジン、タケノコ、ピーマン、パプリカ、キノコ(今回シイタケ1、ブナシメジ1/4パック)
餡かけのダシ汁・・・水1と1/2カップ、コンソメ(顆粒状)を大さじ2、穀物酢大さじ2、砂糖はグラニュー糖で小さじ2です。これを鍋で火を入れて良く溶かします。
水溶き片栗粉・・・大さじ2を水大さじ4くらいでよく溶かす。
(作り方)
①材料に塩こしょうを振ります。
②野菜の餡かけ材料を切っておきます。
左上からブナシメジ半分に割いたもの、シイタケ薄切り、ニンジン細切り、左下からタケノコ細切り、パプリカ赤とオレンジ細切り(それぞれ1/8個)、ピーマン1個を細切りです。
③小麦粉をまんべんなく掛けます。
普通の小麦粉で良いですが、こだわるなら、小麦粉と片栗粉のブレンドですね。
余分な粉ははたいて落とします。
④骨を揚げます。弱火でじっくり揚げます。揚げ油の温度は160℃くらい。泡の音がゆっくり間歇的になります。こんがりしてきたら骨揚げのできあがり。
⑤背骨と尻ビレが揚がりました。尻ビレが揚がっていれば、背骨は大丈夫なので、尻ビレは試食に食べてしまってます。
⑥頭と身の部分を揚げます。これも低温でじっくりと揚げます。
梅酒とかを汲みだす小さいおたまで、油をすくっては、身に掛け回します。十分に揚げて、頭の骨まで軟らかくします。
⑦骨も身もよく揚がりました。
⑨煮えにくい材料から入れていきます。私はニンジン、ピーマン、キノコ、パプリカ、最後にタケノコ(水煮なので)の順番です。少し、芯が生煮え程度に加熱します。
⑩この状態で、いったん火を止めて、水溶き片栗粉を入れます。再度、弱火で煮込みます。
⑪水溶き片栗粉が透明になるくらい弱火で加熱したら、野菜の餡かけのできあがり。
⑬できました。
それじゃ、食べてみますね。
いやー、プレミアムモルツはやっぱり美味いし・・・(じゃなかったw)
このカサゴ料理は、ビールのつまみで最高に美味いですよ~。(←今は飲めませんw)
今回も、餡かけはマジメに配合しました。ダシのコンソメ適量→それに合う酢の量→砂糖の量を自分の好みで合わせれば、まず間違いのない料理です。野菜も、それぞれの火の通し方を均一にしたので、それぞれの野菜の旨味が出ていて、加熱具合もシャキっとして美味いです。
こりゃ、極楽、極楽です。
あと、どんなに頑張っても、大きいカサゴだと頭の骨まで軟らかくするのは大変ですね。2度揚げという方法もありますが、あえて、小さいカサゴさんで、海に帰れないのは、こういう方法で食べて供養するのがよいのではないでしょうか?