11月11日、厚岸漁業協同組合による「厚岸生まれ厚岸育ちの『弁天かき』」の試食会がホテル五味で行われました。
「弁天かき」は「カキえもん」と並ぶ牡蠣の新ブランドとして誕生。
カキえもんは種苗の一粒一粒を単体で育てるのに対し、弁天かきはホタテの貝殻に数十個の厚岸産種ガキを付着させて人工種苗から育てます。
厚岸漁業協同組合の川崎組合長は「漁業者や関係者の皆さんが苦労を重ねて弁天かきを作ってくれた。皆さんに楽しんで食べてもらいたい」と挨拶し、「弁天かきを全道、全国、全世界へ売り出していきたい」と話していました。
試食会では弁天かきの生ガキや蒸しガキ、カキフライなどが用意され、出席していた釧路市観光大使でもあるヒートボイスの伊藤さんは「身がぷりぷりしていて、濃厚で美味しい」と絶賛。
厚岸漁業協同組合では、平成27年に試験的に生産した約6万個の弁天かきを、11月23日から12月15日まで期間限定で販売するとのこと。
来年の春には人工種苗の大規模生産施設を稼働させ、平成31年には、弁天かきを大量に出荷する予定です。
生で食べたり蒸して食べたり、さらにはカキえもんやマルえもんとの食べ比べなど、今から弁天かきを口にするのが待ち遠しいですね。