6月(水無月)は、「牡丹に蝶」 | へーそうなんだ

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牡丹に蝶

「牡丹に蝶」・・・???

なんかピン!とこないなあ。

色もどぎつい感じだし、


もう少し爽やかさがあるといいなあなんて好き勝手言ってます。


与謝野晶子の歌集『みだれ髪』に次の歌が詠まれています。

『おりたちて うつつなき身の 牡丹見ぬ そぞろや夜を 蝶のねにこし』

季節は晩春。夜の中に体の熱さを感じ、つい庭へ出てみた晶子の目に、大きな花を開く牡丹が。

そして、その牡丹で羽を休める蝶を見る。

晶子は、牡丹に甘えるように眠る蝶に、自分の元で夜を過ごす恋人の姿を重ねます。


恋に落ちているときは、何を見ても恋愛の情念につながってしまうのですね。


まあ、恋の情念を思えば、真っ赤な花びらの牡丹にも納得できるかな。