11月9日
5時起床。
テラスでビスケットとバナナとペパーミントティーを頂く。
瞑想。
7時30分から8時45分 朝ヨガ。
この日からいよいよホテルのアクテビティに参加。
ヨガは毎朝開催されている。
そう、このヨガプログラムと、毎夕の瞑想があるというのが、ここのホテルを選んだ一番の理由。
バリのヨガはどんなスタイルかわかりませんでしたが、ヨガは万国共通。
インドネシア人のキュー先生 ハタヨガのクラス。
英語が得意ではないので、ヨガティーチャーの話は半分以上わからなかったけど(笑
(この日はナディの話をしていたな~)
とても素晴らしい経験になりました。
このおっきな藁ぶき屋根の建物がヨガルームで
中はこんな感じ。
マットやブランケット、ボルスターも完備。
絶景を目の前に、自然の音に包まれ、ヨガをする最高の環境でした。
9時15分 朝食。
う~ん、今日のジュースも最高♪
・ストロベリーのジュース
・キュウリとレタスとミントのジュース
・サラダやブレッド、フレンチトースト、フルーツ、ヨーグルトなどなど
10時30分 とってもシンプルなロビー。無駄なものは一切なく。
テーブルとチェアー。レセプション。円形につくられている。
見渡す景色は山々の緑だけ。
鳥たちが大空を飛んでいる。
ガネーシャが微笑んでいる。
ホテルのあちこちに石造があり、神様へのお供え物が添えられている。
人気のない、小さなロビーで過ごすのも、とても気持ち良かった。
ガムランを奏でるえっちゃん。
ガムランの音がとても心地よい。
インターネットができるとパンフレットに書いているけど、どこで?と聞いたら
事務所にあるPCを一台を貸してくださった。
ここで、Emailを少し。
午後のアクティビティまでゆっくり。
ヴィラでフルーツを食べたり。
14時 チャナン(バリの神様へのお供え物)作りのアクティビティに参加。
(このホテルでは、毎日朝ヨガと夕の瞑想以外に、様々なアクティビティに無料で参加できる。
そのどれもが素晴らしかった!)
街中でも、どこでもみかけるチャナン。
バリの人達は、毎朝、毎夕、このチャナンを神様に捧げ、お祈りする。
なんの信仰ももたない私には、ここまで宗教が生活の中に根付いていることに、以前は全然ぴんと来なかったけど、ヨガをしてから私の意識も変わり、バリの人達の信仰心が少しわかるようになった。
ヨガはヒンズー教の国・インド発祥だから、もちろんヒンズー教の影響を強く受けており、ヨガの聖典もヒンズーの宗教観がベースで、ヒンズーの神話をモチーフにして説明されていたりする。
ヨガの世界ではブラフマンをこの宇宙の純粋知性としており、ブラフマンはヒンズーの神様の代表選手。
それに加え、バリ・ヒンズーは、インドの純粋なヒンズーとは違って、自然界のあらゆるもの、山や海、岩や花々たち、先祖霊の中にも神様を見ると言う、アニミズム的な要素が加わっている。
これは日本の神道とも共通している。
だからか、私にはものすごーくバリヒンズーの宗教観がしっくりくる。
というか、私が瞑想をしていてわかったのが、ヨガが私の中にあり、私達はすべてを創造した大いなるものと繋がっており、なおかつ自然界のあらゆるものの中に神が宿っている、ということだったから、なのかもしれない。
チャナンの作り方の説明も、英語で半分も聞き取れなかったのだけど(笑
ヒンズーの神様を表し、敬うように、入念に作られているということだけはわかった。
サラサを腰に巻き、正装した状態でチャナンを作る。
もちろん、すべて天然素材。少しでもプラスチックとか使ったら、自然に還らないものね。
それにしても、素材それぞれにちゃんと奥深い意味があってびっくりする。
三角(トリニティ)の入れ物は、ヒンズーの三大神を表している。
入れものは他に、スクエアと、円形(お花みたいに綺麗)のもの。
これも葉っぱを折ったり切ったりして、植物の細い枝みたいなもので繋ぎ合わせている。
で、これを作るのが、結構難しくて、私の不器用さが露呈して、えっちゃんに大笑いされた^^
http://ameblo.jp/celebration2009/entry-11079126426.html#main
(旅友のえつこが、私の不器用さについて詳細に書いております。。。。汗)
これに神様を表す乾燥させた葉っぱの織物を敷き
お花をそれぞれ東西南北の方向に入れる。
・東にイスワラ神 白色のお花
・西にマワデワ神 黄色のお花 プルメリア
・南にブラフマン神 赤色のお花 ハイビスカス
・北にヴィシュヌ神 紫色のお花 ブーゲンビリア(?)
・中央にシバ神 緑色のつる草のような植物
お米をふりかけて完成。
お香を焚いてそえておく。
チャナン作りを教えてくれたのは、ホテルスタッフのブッダ。
さすがバリ島、ブッダなんて、親もすごい名前をつけるもんだ。
本当に仏様のような笑顔のブッダが、みんなで作ったこのチャナンを持って、ホテルの寺院の神棚に奉り、祈りの儀式を行う。
聖水をかけたり、マントラを唱える。
そのあと、チャナン作りした場所に戻り、正座して座り、私達ひとりひとりにも聖水をかけ、祈りの儀式を行った。
お花とお香に手をかざしてから、顔から胸にかけて手を添わせる。
手を合わせ、マントラに耳を澄ます。
聖水を飲み、お米を顔や胸にすりつけてもらう。
心身が清められ、なにやらご利益がありそうな感じ。笑
バリでは、ファミリー寺院があるくらいで、街中にも地域ごとにも沢山の寺院があるのだけど、ここホテルの中にも立派な寺院があり、バリ人の信仰深さがうかがえる。
こうした一連の儀式を終え、ようやく身も心もバリに一歩近づいた気がしました。
そして、この土地に来たことの感謝の気持ちを、ちゃーんと神様に向かって伝えられた気がして、なんだか嬉しかった。
15時30分 ヨガルームで瞑想
ヨガティーチャーのキュー先生が誘導してくださる。
夕方から鳴くバッタの大群の音が、轟音のように辺りに響く。
その音色に溶け込んでしまいそうな瞑想タイム。
呼吸に集中しながらも、ちらつく雑念。
16時30分 プールサイドバーでティータイム。
この時間帯のティータイムはフリー。
ホテルにいると、沢山のサービスがあってとても快適。
肌寒い夕暮れ、あったかいジンジャーティーを頂く。バリクッキーと一緒に。
17時 スパで「バリニーズマッサージ」を一時間。
これもツアーについていたサービス。
私達は滞在が6日間と比較的長いので、色んなオプションがつきました。
嬉しい嬉しいサービスですね。
朝のヨガの時、フライト疲れなのか身体ががっちがちでびっくりしたけれど
さらに、このバリニーズマッサージで凝りがとれてリラックス♪
強めの圧で行うアロママッサージです。いい香り~。
肩は相変わらずゴリゴリだった。しぶとい凝りがついてマス。。。
そして、スパの後も、ジンジャーティを頂いて、心身ほっこほこになり、
まったりぼんやりしながらヴィラに戻る。
19時 お腹がそんなにすかないので、テラスで軽食。フルーツとビスケットとティー。
熟したマンゴーが美味しかった!!
20時30分 就寝。
この時間にはもう眠くなるのでした。笑