大相撲の横綱・白鵬が初場所中のみずからの一番を取り直しとした審判の判定に不満を述べたことについて、師匠の宮城野親方は日本相撲協会の北の湖理事長に謝罪するとともに、白鵬本人も反省していることを昨日明らかにしました。

初場所の13日目、白鵬が大関・稀勢の里と対戦した一番は、土俵際でもつれる展開となり、白鵬に軍配が上がりましたが、物言いがついて取り直しとなりました。白鵬はこの一番について26日(月曜日)の記者会見で「なぜ取り直しになったのか分からなかった」などと述べ、審判の判定に不満を述べていました。この発言について、白鵬の師匠の宮城野親方は北の湖理事長に27日(火曜日)に電話で謝罪したことを明らかにし、その際に理事長から「横綱だから発言には気をつけてくれ」と注意されたことを明らかにしました。また、元横綱・旭富士の伊勢ヶ濱審判部長にも直接会って、謝罪したということです。さらに宮城野親方は27日(火曜日)、白鵬とおよそ1時間、話し合い、今後、気をつけるよう注意し、白鵬本人も反省していたということです。宮城野親方は「白鵬はすいませんと言っていた。本人もそういうつもりではなかったと思うがことばのあやを知らないからこのような事態になった」と話しました。

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