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大相撲の平幕・千代大龍が初場所7日目の今日から休場することになりました。西の前頭5枚目の千代大龍は、今場所、初日から5連敗するなど精彩を欠いていました。千代大龍は都内の診療所で診察を受けた結果、「両足の血行障害で今日から休場を要する」と診断されました。このため日本相撲協会に休場を届け出て、7日目の今日から休場することになりました。千代大龍の休場は去年の秋場所以来、5回目で、今日対戦する予定だった佐田の海は不戦勝になりました。今場所の幕内力士の休場は再出場した千代鳳も含めて3人目となりました。

[十両]
○東龍(寄り切り)明瀬山●、○千代皇(はたき込み)舛ノ山●、●阿武咲(はたき込み)双大竜○、○青狼(はたき込み)栃飛龍●、●魁(とったり)里山○、●天鎧鵬(上手投げ)大栄翔○、●玉飛鳥(押し出し)徳真鵬○、●翔天狼(引き落とし)英乃海○、○旭日松(すくい投げ)富士東●、●輝(はたき込み)大道○、●貴ノ岩(押し出し)臥牙丸○、○北太樹(送り出し)若の里●、○阿夢露(押し出し)北はり磨●

十両は、北太樹がただ1人7連勝です。臥牙丸、旭日松、大栄翔の3人が1敗です。

[幕内]
○佐田の富士(押し出し)朝赤龍●、●鏡桜(内掛け)時天空○、○旭秀鵬(小手投げ)嘉風●、○徳勝龍(引き落とし)誉富士●、○大砂嵐(はたき込み)豪風●、○玉鷲(突き出し)荒鷲●、○妙義龍(押し出し)千代丸●、●琴勇輝(寄り切り)千代鳳○、●旭天鵬(小手投げ)松鳳山○、○蒼国来(上手出し投げ)豊響●、□佐田の海(不戦勝)千代大龍■、●豊ノ島(寄り倒し)隠岐の海○、●魁聖(押し出し)安美錦○、●勢(寄り切り)栃ノ心○、○照ノ富士(寄り切り)栃煌山●、●宝富士(首投げ)豪栄道○、●碧山(寄り切り)琴奨菊○、○稀勢の里(寄り切り)逸ノ城●、●日馬富士(突き落とし)常幸龍○、●遠藤(突き倒し)鶴竜○、○白鵬(寄り切り)高安●

大相撲初場所7日目は、横綱・日馬富士が平幕の常幸龍に敗れ今場所初黒星を喫しました。

千代鳳は今場所初白星です。

隠岐の海は6勝目です。

角番の豪栄道は連敗を2で止めて4勝目をあげ、「もっと気合いを前面に出してやっていきたい」と話していました。

琴奨菊は5勝目です。

稀勢の里は立ち合い、逸ノ城の右差しを許さず、さらに引いたところを前に出て、得意の左を差しました。そして左の下手と右の上手でまわしをとる万全の形となって、そのまま寄り切って1敗を守りました。

稀勢の里は「重い相手だったがいい相撲ができた」と振り返りました。

4敗目の逸ノ城は「立ち合いからダメだった。自分が苦手の形となり、何も出来なかった」と話していました。

ここまで勝ちっぱなしだった日馬富士は、立ち合い踏み込んでのど輪を攻めると、さらに左を差して前に出ましたが土俵際、常幸龍の逆転の突き落としに敗れました。

日馬富士は「自分から負けにいったようなもの。土俵際は本当に難しい。あすから再挑戦だ」と悔しそうに話しました。

初金星の常幸龍は「相手の流れだったので必死だった。調子がいい横綱に勝ってうれしい」と振り返りました。そして報道陣がきょうが長男の1歳の誕生日であることに触れると「誰が相手でも絶対に勝とうと思っていた。いいプレゼントになる」と喜んでいました。

鶴竜は5勝目。

遠藤は5敗目です。

白鵬は先場所敗れた高安に対して立ち合い、突き放していきますが、高安が懐に飛び込んで、互いに左を差し合う展開となります。白鵬は高安の左腕をとって揺さぶった後、もろ差しとなって土俵際、逆転を狙った高安の突き落としよりも先に前に出て寄り切りました。

物言いのつく際どい一番を制した白鵬は「土俵際、動きは見えていた」と振り返った後、ただ1人、7連勝となったことについて「まだまだ、これから」と話していました。

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