あのね、15年前
僕が縫製工場に行く回のシーンをTVで観て下さってね。
心配して下さって、NYに住んでらっしゃる娘さんに連絡して下さってね、
洋裁専門の「和英・洋裁用語辞典」をAKIUE-GOの店まで届けて下さったんだよ!
値段もね、今改めてAmazonなんかで見てみたらもう作られてないみたいで、高価なんだよ。 (^^;;
本当にあの時は感動しました!
お手紙まで頂いて、本当にありがとうございます!
あの時の辞典は、今でも実家の本棚にお手紙と一緒に、大切にしまってあります!
TV観て、見ず知らずの僕なんかに余りある親切を下さって、あの節は本当に、本当にありがとうございました!
あの辞典があって、あれ以来本当に心強かったです!
どう言う風に放送されたのか、ちょっと気になりますが… (≧∇≦)
………
だけど、この時はまだ、もちろん工場シーンはOAされてないので、
洋裁専門の和英辞典も手元になくて、
オレは必死で書いた「【英語の仕様書】擬き」と、「型紙」、「Swallow」を持って
翌日、ギックンに付いて来て貰って
ディレクターFさんとホッティと一緒に、
アンさんのアトリエに行った。
まず、Swallowの現物を見せた。
「この通りつくって下さい。」
サンプルを手にするとアンさんは
「So Cute…」
顔をほころばせて、そう言ってくれた。
その時、思った!
服を好きな人の気持ちは世界共通、物創りが好きな人の気持ちは万国共通なんだ!って。
アンさんはきっと、可愛いと思ってくれたSwallow Skirtを、可愛く創ってあげよう!って思ってくれたんだなって。
実際にアンさん。
実物Swallowを見た瞬間から、かなり好意的に対応してくれたんだよ☆
巻きスカートタイプだから、Swallowを開いて見せて、「英語の縫製仕様書」擬きを見せて
「これはリバーシブル、ツーフェイスです。」
とか、実際にオレがスカートを着て見せて
アンさんに説明した。
忙しいアトリエなのに三時間くらい話を聞いて下さった。
ギックンが英語で工賃を聞いてくれた。
うん!
RINAの言ってた通り、凄く良心的な価格!
オレは4色、各三着ずつ、計12枚を依頼する事にした。
色変えがあっても10着以上からの価格で引き受けてくれるって!!! (^-^)
RINA、アンさん、ギックン!
本当にありがとう!
そしてオレはその足で生地屋街に走って
着数分の素材を用意して、
翌日はそれを持って、アンさんのアトリエに今回は一人で出掛けた。
飲み物、出してくれたよ。
「GO.
Do you have some time?
Shall we talk,
Let's talk about the favorite fashion.」
飲み物も、NYの人達も暖か過ぎる。
15年前、必死だったオレに、
本当に暖かかった…
だけどそんなオレは、結局
暖かなニューヨークから逃げ出した様なもんだな。
NY、ニューヨーク、
オレのニューヨーク…
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