岩井三四二くんは、今、ばく一番お気に入りの作家。

既刊の作品は粗方読みつくして、新刊が出るのを心待ちにしている状態。

そんな岩井くんの5月に出た作品がこちら、『一手千両』。


一手千両―なにわ堂島米合戦/岩井 三四二

¥1,750
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江戸期の大阪の米相場を扱った作品です。


苦手だなぁ……。


相場とか先物取引とか、そういうのダメなんですよね。


わけ、わかんなくて。


一応、ストーリーをご紹介しますね。


大阪は堂島で米の相場取引を行っている吉之介。

ある日、相場の怪しげな動きを探っていた幼なじみの藤吉が、心中死体を装って殺された。

吉之助は、仲間たちと真相を探り始める……。


よくある話ですが、ストーリー自体は面白いです。

でも、おおもとの相場の仕組みが分かってないもので……。


ラストもハッピーエンドかと思ったら実は……。


相場って、怖いですね。

評価 ☆☆☆



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