１円も稼げない人の悩みを多く聞きます。
そういう方に、共通の言葉があります
「カメラマンは稼げない」
「プロでやろうとすると、つらいことばかり」
そういう言葉を聞いて、
自分的には、「ライバルが減ってよかった～」と以前は思ってましたが
あまりにも、その言葉が、純真で、将来有望なカメラマンに悪影響を与えるので
ちょっと改善していこうと、ここに書くことにしました。
まずは、１円でもいいから写真をお金に変えてみましょう。
1円でも良いんです。
ここで、
「別に、趣味で良いって決めてるし、お金にする必要ないよ」
っていうあなたにお願いしたいことがあります。
あなたは、”趣味カメラマン”と決めているので、周囲のカメラマンさんに
今後一切、
「カメラマンは稼げない」
「プロでやろうとすると、つらいことばかり」
とは言わないでください。
それは、あなたのマインドが問題でお金に出来ないだけです。
そのマインドは、あなただけで良いんです。
これから稼ぎたいと頑張っているカメラマンさんには、悪影響となるので
言わないでくださいね～☆
本当にお願いします。
稼ごうと思っている人は、ここからが本題。
矛盾したようなことですが
最初は、
「写真を買ってもらおう」と思うと売れないのです。
じゃあ、どうすれば良いのか？
例えば、私の昔の話ですが
娘が小学生の時に、地元をメインに活動するチアダンスチームが日本大会で優勝したことがあります。
その時に、千葉ロッテマリーンズのスタジアムで、マリーンズのチアダンスチームと一緒に演技ができるというチャンスに恵まれたのです。
そのとき、私は100－400という望遠レンズをレンタルして、球場のスタンドから娘を撮影しました。
すると、一緒にスタジアムに足を運んだ、別の娘さんの親御さんが
「うちは、カメラが無いんで、うちの子供も撮ってくれませんか？」と。
数人そういう申し出があったので、演技の最中に、自分の子供だけでなく、申し出があった方の娘さんも撮影しました。
当時は、あまりデータで渡すというのが今のように流行っておらず、プリントで欲しいとのこと。
近所のカメラ屋さんでプリントアウトしました。
２Lサイズで1枚50円くらい。
で、それをうちの奥さん経由で、ママさんつながりで渡すことになったのですが、、、
「無料じゃ悪いよ～」ということになりました。
うちの奥さんも、プリント代を知っているので、「いらないいらない」と言ってはいたのですが、良心の呵責にさいなまれながらも、１枚あたり100円を頂きました。
枚数もそこそこ撮ってたので、レンタル代がチャラになるぐらい、お金を頂いたんですよね。
この時に、強く思ったことがあり、私自身、マインドセットされました。
写真を売るということでブレーキがかかってたマインドも、こんな風にかわりました。
「カメラ機材が用意できない人の代わりに、
写真を撮ってあげる
その対価として、お礼として、
お金をいただく」
これで、私は、お金をもらうことのブレーキが外れたのです。
また、もう一つあって
１円でも稼げるようになると、不思議なことで、一気に稼げるようになります。
この時も5000円くらいお金を頂いたのですが
この5000円をいただいたことで、
「自分が撮れば普通に5000円になる」
という気持ちになります。
この気持ちに入るだけで
写真が自然と、1万、2万、5万、10万となっていくのです。
つまりは、写真を稼ぐこと、その金額を大きくしていくのに重要なのは
マインドセット
だけなのです。
もちろん、自分自身の写真に自信をもっておく必要があります。
当時、自分が使っていたカメラはEOS KISSだったのですが、それでも
ダンスの写真はプロに負けない
という自信を持っていました。
えっと、今考えると笑っちゃいますけどね。
１D系を使っているプロも笑って見てたようですが、いろいろ言ってくるので
それをプラスに考え、「プロも無視できないくらいに見えるんだろうな」と考えてました。
その後、EOS ７Dに乗り換えて、プロの世界に飛び込んでいきました。
今、振り返ると、稼げるようになるのも
プロになるのも、
マインド
だけです。
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