札幌市「天使大学」でおこなわれた「幸せなお産が日本を変える！！」という講演にいってきた。
なぜこのハードなスケジュールの中、人の講演にいってきたかというと、
自然出産の父と呼ばれる、あの吉村さんだからである。
吉村正さんは「吉村医院・お産の家」の院長だ。愛知県岡崎市で1961年から48年間にわたり、2万3千人のお産をとりあげてきた。
産院の裏庭に江戸時代のかやぶき民家を移築し、安産のため妊婦さんたちに薪割りや掃除などの労働、伝統的な粗食をすすめ、年間300人以上が帝王切開や化学薬品などを一切使わず「幸せなお産」をしている。
「今朝の5時までお産をやって、それから飛行機で北海道にきました」
着物にひげのおじいさんである。
この話がむっちゃおもしろい。
「産婦人科の医者なんかいなくなればいい」とか、
「日本産婦人科学会なんかぶち壊せ」とか、
「ラマーズ法はだまーす法」とか、
「お産は神がやっている」とか、
「戦後マッカーサーの言った、日本女性を解放するは、西洋の奴隷にするという意味だ」とか、
「毛唐のものは食うな」とか、
「人生を本当に生きれば、死ぬのなんか怖くない」とか、
「今ここで鉄砲をむけられても、わたしは真実を話す」とか、
いやはや痛快無比である。
出産直後の母子写真が圧巻だった。
赤ちゃんはパッチリと目を開き、母親はこの世でもっとも幸せな顔をしている。
「自然分娩で生まれた子供は安心しきってほとんど泣きません。自分が愛されるこの世を肯定できるんです。ところが帝王切開や機械で引っぱりだされた子は恐怖におびえ、この世を否定してしまいます。生まれた時点で人生観がまったくちがってしまうんです」
ある妊婦は病院で子供を無脳児と診断された。三つの病院をまわり、いずれも「生む必要がない、殺しなさい」と言われた。しかし母親はまだ生きている命を葬りたくはなかった。吉村さんは母親に言った。
「産みましょう。この子が死ぬまで生きさせてあげましょう。この子はお産を通じてあなたに命の大切さを教えにきたんだよ」
喜びに満ちた出産後、この子は6時間生きていた。母親は心から命に感謝したという。
人生観を変えるくらいにすばらしい講演だった。
9月18日（金）横浜、9月23日（水）名古屋でおこなわれる夫婦二人で出産したリエとの「出産オペラ」のために神様が用意してくれたような大いなる学びだった。
札幌から車で3時間、青空に描かれた雄大な雲、荒々しい自然をながめながら伊達方面へむかう。
美しい原生林にかこまれて青い湖面は眠っていた。
洞爺湖に浮かぶ神の島「チャイハナ」は洞爺湖の湖畔に建っている。
小さな小学校を思わせる古い民家には、手作りのブランコや鉄棒もある。
うちに帰ったようで、むっちゃ落ち着くのよねえ。
オーナーのダイとケイコ、娘のチカルはアイヌ語で「創造」を意味する。
サリーと5歳のケンリュウ大先生もきたし、昔一万年祭で会った宇宙とも10年ぶりの再会だ。ひさびさに少人数のライブだし、この空気感を楽しむようにゆったりと歌った。
１、 Beautiful
２、 ぬちどぅ宝
３、 シャンティ
４、 青空のむこう
５、 独立記念日
６、 PUZZLE
７、 希華輝（ノリ：ピアノソロ）
８、 カラコルムの風（ノリ：ピアノソロ）
９、 Walking in the rain
１０、 Alone
１１、 ソウルメイト
１２、 「アジアに落ちる」朗読
１３、 命の歌
１４、 Hello my mom!
１５、 家族
１６、 なんくるないさ（アンコール）
札幌の助産婦がとりあげた生後3ヶ月のニイナに「Hello my mom!」をささげると、まるで意味をすべてわかっているようにニコニコした。
サリーが「耕せにっぽん」から連れてきた青年ユウがビデオを撮ってくれた。
「ぼくは白血病で死ぬところだったんです。骨髄移植でふたたび命をもらいました」
「マジ！ こんな健康そうなのに」オレは驚く。
「回復したあとも定期的に病院に通わなくてはならないのに、1年間インドやアジアを放浪したんです」
「それって再び授かった命を見つめろってことかもね。おまけの人生だわ」
「おまけの人生？」ユウがけげんそうに聞く。
「オレも10数回死にはぐっているのに、生かしてもらってるじゃん。本当はもうとっくに終わってる人生だからこそ、思いっきり好きなことをやる。
おまけをくれた神様に恩返しをする。
自分が死に淵で学んできた命のすばらしさを一人でも多くの人に伝えたいのよ」
「そうそう、それで今ぼくは命をテーマにした映像作品を撮影しているんです」
「病気や死にかける体験なんて社会からは不幸って決めつけられるじゃん。ところが創作という武器を手に入れたとたんマイナスがプラスに逆転するのよ。
不幸こそアーティストへのパスポートになるんだ」
血の滲むくらいでっかい半月が洞爺湖の夜空で笑った。
ダイがつくるチャイハナのカレーは最高！※ライブスケジュール
８月３０日（日）札幌「タネポタアニ」ライブ
札幌市中央区宮の森2-17-10-5（地図） 電話番号, 011-622-4141
AKIRA with Johnny & nori。
開演16:00。参加費￥2000
予約：011-621-9167（担当めぐみ）
9月2日（水）FMおたる出演＆Live in 小樽
Open19:30 Start20:00
レノンセンス（小樽市花園3丁目8-12 0134-32-6954）
http://www.doko.jp/search/shop.do?sc=10077238
2,500円（1drink付き）
Opening Act: おがわとーる
9月4日（金）Live in 伊達
Open19:00 Start19:30
石蔵ミュージアム（伊達紋別駅より徒歩2分）
2,000円
Opening Act: おがわとーる
お問い合わせ: 090-6699-8608（河畑）
9月5日（土）ネアリカワークショップ in 豊浦
13:00～16:00
とわにー（虻田郡豊浦町字87番地9 0142-83-1082）
大人 1,000円
中高生 500円
小学生以下無料
9月6日（日）ネアリカワークショップ＆ Live in 室蘭
室蘭市青少年研修センター 2階 音楽室
（室蘭市みゆき町2丁目16-34 市民会館東側の道を登って下さい。）
お問い合わせ: 090-6994-8620（和子）
ネアリカワークショップ
13:30～16:30
大人 1,000円
中高生 500円
小学生以下無料
Live～AKIRA with おがわとーる 魂の歌ライブ
Start18:00
大人 2,000円
中高生 1,000円
小学生以下無料
※ネアリカワークショップにも参加の方は500円引き。
9月11日（金）東京中野「Space・Cafe ポレポレ座」にて「全日本ネアリカ大会」
東京都 中野区 東中野 4-4-1 ポレポレ座ビル1F tel 03-3227-1405
＊JR総武線 東中野西口より 徒歩1分
11:30～19:00 一般ネアリカ展示(無料）
19：00～ AKIRAライブ開場
19：30～21:00 ライブ開演 「オペラ ネアリカビ ジョン」 参加費2000円 別途１ドリンクオーダー
21：00～22:30 交流会(各自でオーダー）
＜全日本ネアリカ大会出展者募集概要＞
●展示観覧無料（下記開館時間内自由に観覧できます）
出展料 ミニサイズ F4号（33.3×24.2ｃｍ）まで 500円/１点。標準サイズ F20号（72×60ｃｍ）まで1000円/１点。F20号を超える物は 1号に付き50円 （円形など不定形サイズの場合は最大巾/最大高さで、この基準に当てはめます。）
送付期限 2009年9月3日までに必着
応募作品送り先
〒197-0013東京都福生市武蔵野台2-12-18 叶 幸子まで
＊送料は各自で負担してください。 また、タイトル、住所、お名前を必ず明記してください。
◎出展料の支払い方法はkanouhi@aol.comまたは090-6018-9619(hide)までお問い合わせください。
＊予約申し込み<ライブ・ワークショップ共）kanouhi@aol.comまたは090-6018-9619(hide)まで
★フライヤーご希望の方、またはどこかにおけますという方は
全国どこでもお送りいたしますので、上記にご連絡ください。
9月12日（土）東京中野「ポレポレ座」にて「全日本ネアリカ大会」
11:30～18:00 一般ネアリカ展示(無料）
13:00～17:30 ネアリカワークショップ(13：15集合）参加費1400円(材料代込み 予約制20名)
18:00～ ライブ開場
18:30～ ライブ開演ロングライブ 「夢見る大地」参加費2500円 別途1ドリンクオーダー
10：00 交流会終了(交流会は各自でオーダー）
9月18日（金）横浜にて出産オペラ「いのちの輝き」
語り：りえ。歌：AKIRA。ピアノ：nori
開場１８：３０ 開演１９：００
料金：２，０００円（予約） ２，５００円（当日）
会場：Restaurant Bar & Party Space EVIAN ( エビアン）
神奈川県横浜市中区南仲通4-39 新目ビル2F 電話045-201-8678
（ＪＲ関内駅 徒歩7分。ＪＲ桜木町駅 徒歩7分。みなとみらい線馬草道駅 徒歩1分）
予約・問合せ：やまもとえりこ ℡08056822369
鈴木愛 p7_f5_d2.go-y.n_n.@docomo.ne.jp
9月20日（日）茨城県水戸市「ホルモン場BAR」ライブ
ゲスト：香川大介
9月22日（火）香川県小豆島「げんきのたね夢楽」にて「秋のげんたね祭りー自然と食と命と笑いと」出演決定。
昼：ライブ。夜：てんつくマン新作映画未完成試写会
9月23日（水）名古屋「CAFE DUFI ( カフェ デュフィ）」にて出産オペラ「いのちの輝き」
語り：りえ。歌：AKIRA。ピアノ：nori
日時：９月２３日（水、秋分の日） 開場１５：００ 開演１５：３０
料金：２，０００円（予約） ２，５００円（当日）１ドリンク（５００円）の注文をお願いします。
名古屋市中区新栄3-17-11 電話052-263-6511 ＪＲ中央本線千種駅５番出口より徒歩７分
広小路通の千郷町交差点からラウンドワンを左手に見ながら進み、菊里町交差点手前の右手にあります。（地図）
お問い合わせ： おと工房 平野 電話：052-622-9196 メール：noriko0429@s5.dion.ne.jp
※定員６０名なので、お早めにご予約下さい。
9月24日、25日陶芸最終工程
9月26日（土）27日（日）栃木県日光市にて「ダイ＆エミカ結婚式」オペラライブ
ゲスト：アシリ・レラ。他
9月29日（火）九州福岡市「Kieth Flack」にてライブ【9~kyu~】
福岡県福岡市中央区舞鶴１丁目８－２８ マジックスクエアビル１F/２F 電話092-762-7733
親富孝通りに所在する クラブ・ライブスペースです。
◆地下鉄天神駅7番出口から徒歩10分◆ 地下鉄赤坂駅から徒歩１０分 ◆西鉄福岡駅から徒歩10分 ◆舞鶴バス停から 徒歩３分◆長浜２丁目バス停から 徒歩３分（アクセス）
出演:AKIRA・SPOOKY
前売り:2,000円 当日:2,500円 前売り連絡先:akira9sugiyama@gmail.com
9月30日、10月1日の長崎か佐賀ライブ企画者募集
10月2日（金）九州熊本「Private lodge」ライブ。
熊本県熊本市上林町3-33 2F 電話096-323-3551。
前売り1500円、当日2000円。 19時オープン、19時30分スタート！
10月3日（土）九州宮崎「Johnny生誕49周年記念」ライブ。
10月4日（日）九州鹿児島天文館 「IPANEMA(イパネマ)」にてソロライブ
鹿児島市東千石町5-17ステラビル3階
18時30分open 19時start
チケット代2,000円(+1drink)
連絡先 09015177238(有川)
yokoarikawa@gmail.com
10月5日（月）九州鹿児島「ひっとべ館」ライブ
鹿児島県肝属郡東串良町
10月8日（木）鹿児島新港フェリー18：00出発
10月9日（金）奄美大島名瀬港5：00到着
10月10日（土）奄美大島「宇宙音種」にてソロライブ
10月11日（日）名瀬港フェリー5：50 与論島13；40到着
与論島ライブ＆講演会。
10月15日（木）与論島フェリー14：00出発。那覇18：40到着
10月17日（土） 沖縄本島アルテ崎山ライブ
/Aホール 19：30～
10月18日（日）～宮古島、石垣島、波照間ライブ
10月31日（土）～11月3日（火）栃木県益子町陶器市にてＡＫＩＲＡ陶芸家デビュー！
11月5日（木）東京東中野「プリズン東京」にてプロモーションヴィデオ撮影ライブ
11月8日（日）東京北千住「コズミックソウル」にて「AKIRA歌替え歌グランプリ」
11月14日（土）東京にてダイ＆リカ・オペラ
11月21日（土）帯広ライブ
11月22日（日）北海道余市ライブ
11月28日（土）東京にて「MISSION POSITIVE Vol.8」ライブ
12月13日（日）山形市にてライブ
※この前後で東北でのライブ、またはオペラ「命の火」を企画してくれる人を募集します。
12月20日（日）古市佳央さんの「オープンハートの会」出演
12月23日（水、休日）山梨県大月「ピラミッド瞑想センター」にて山根麻以さんとツーマンライブ
１２月２５日（金）東京中野ゼロホールにて「這い上がり―ある「顔」の喪失と再生の半生記 」（必読！）著者古市佳央さんのオペラ「オープンハート」上演。
ピアニスト：nori
２０１０年1月～2月 海外
３月１１日東京都立Ｃ高校にてライブ予定