Chateau de Valandraud 1999
Chateau de Valandraud 1999
(+)実家のワインセラーシリーズ、新規購入編です。

シャトー ド ヴァランドロー 1999年
Ch.de.Valandraud 1999
【メルロー75%、カベルネ・フラン20%、マルベック5%】
フランス・ボルドー・サンテミリオン
ヴァランドローはボルドーのあらゆるワインと比べてもダントツのポテンシャルを誇っています。圧倒的に造りが違うのです。ロバート・パーカーなどが評価する以上にある意味ボルドーで最高とも言える品質の高さを誇っています。本当の姿をまだ誰も知らないのではないでしょうか。熟成したときの姿を見てみたい!ここまでコンディションの良いヴァランドローは日本にはそう多くないはずだ。
WINEHOLICより)



シャトー・ド・ヴァランドロー

ロバート・パーカー氏は著書ボルドーで、このように紹介しています。
『ヴァランドローは、サン・テミリオンのガレージ・ワイン運動の事実上のリーダー格である、ジャン・リュック・テュヌヴァンがつくったシャトーであり、現在まで、ボルドー最高のサクセスストーリーであることに間違いない』
『シャトーができてからこんなに短期間でこれだけの商業的な成功を収め、目が回るような高い価格をつけたワインはない。ヴァランドローへの熱狂はすさまじく、価格は1級シャトーと同じぐらいか、ひょっとすると上回るほどである』
1989年にサン・テミリオンでワイン店をしていたジャン=リュク・テュヌヴァンと妻のミュリエル・アンドローがサン・テミリオンの谷間にある小さな畑を購入し、1991年ヴィンテージからワインを造り始めました。
その後、そのワインはロバートパーカーやドイツのワイン評論家ルネ・ガブリエル等ワイン・ジャーナリストたちから最高の評価を得て、あっという間にサン・テミリオンのスーパースターになってしまいました。
ワイン紀行より)


シャトー・ド・ヴァランドロー  (ボルドー:サンテミリオン地区)
Chateau de Valandraud Saint-Emilion Grand Cru
http://www.thunevin.com/
 1991年がファーストビンテージのこのシャトーは、サザビーズのオークションでボルドーワイン最高値をつけるなど「シンデレラワイン」の代表格です。

ロバート・パーカーJr.「ボルドー第4版」より
 執念深く生真面目、非常に才能ある所有者のジャン=リュック・テュヌヴァンは、彼の清澄・濾過処理をしない、際立ってリッチなヴァランドローが獲得している評判と価格に、今ではチェシャー猫のようなにやにや笑いを浮かべている。テュヌヴァンは夫人のミュリエルと共に、サン=テミリオンの厳選した区画に、ちっぽけなシャトーを設立した。サン=ミリオンでワイン・ショップとレストラン経営の経験を持ち、ワインの取引に関わってきたことは、テュヌヴァンの偉大なワインづくりのための哲学をいささかも損なうことはなかった。

 ヴァランドローがどのくらいよく熟成するか、一般の評価はもちろんまだだが、ワインの途方もなくリッチで、凝縮感があり、すばらしくくっきりした輪郭がある。1994年、1993年、1992年といったコレクターが、サン=テミリオンのどのシャトーのワインよりも探し回る小さな宝物となった。テュヌヴァンをを批判する声は耐えないが(多くはボルドーの貴族的なシャトーの嫉妬である)、彼の影響力は広大し続けている。彼は最も引っ張りだこのコンサルタントの1人であり、秀逸さへの執心とこだわりは、彼の途方もない味覚(同じぐらい才能のある彼の妻の助けが大きい)と共に、サン=テミリオンとその衛星地区の多くの凡庸なワインをよみがえらせていた。品質にこだわる消費者の意識に、これらのワインを最も人気のあるものとして植えつけたのである。

 テュヌヴァンは、ミシェル・ロランと並んで、新しい世代のヴィニュロンたちに対し、もっともっと高い品質のワインをつくるよう刺激を与えてきた人物である。そのおかげで、ボルドー全体が多大な恩恵にあずかっている。

~一般的な評価~
 ヴァランドローは、サン=テミリオンのガレージ・ワイン運動の事実上のリーダー格であるジャン・リュック・テュヌヴァンがつくったシャトーであり、現在まで、ボルドー最高のサクセスストーリーであることに間違いない。ボルドーで、いやそういう意味ではどこの地方であれ、シャトーができてからこんなに短期間でこれだけ商業的な成功を収め、目が回るような高い価格をつけたワインはない。ヴァランドローへの熱狂はすさまじく、価格は一級シャトーと同じくらい高いか、ひょっとすると上回るほどである。

畑 面積:4.5ha、平均樹齢:30年強、植樹密度:6000本/ha、平均収量:35hl/ha
育て方:マロラクティックと18~20ヶ月の熟成はオーク新樽で行う。清澄も濾過もしない。
ブドウ品種:メルロー70%、カベルネ・フラン30%
所有者:Ets テュヌヴァン
宮武酒店より)



シャトー ド・ヴァランドロー
■サン・テミリオン地区/グランクリュ
サン・テミリオンのシンデレラワイン!年間400ケースの希少品

瞬く間に世界のトップの仲間入りを果たしたシンデレラワインが、シャトード・ヴァランドロー。驚くほど豊かな果実味と滑らかな舌触りを持つ余韻の非常に長い、サン・テミリオン最高峰のワインです。
年間400ケースしか造らないシャトー ド・ヴァランドローは、1992年には1本130フランだったものが、1999年には800フランと6倍以上の値段になり「サン・テミリオンのシンデレラワイン」と呼ばれています。
ペトリュス、ル・パンに続く、元祖ガレージワインとして脚光を浴び、1995年 物は海外で1000ドルを越え、日本でも15万円の値段が付いたヴァランドローも 今や、サン・テミリオンを代表する老舗の風格さえ漂うワインになりました。
2000年に一部の畑に排水用のビニールシートを敷き、物議を醸しだしていますが、シャトーの評価は安定しており、嬉しいことに価格もあの驚異的な価格からようやく右岸地区のトップシャトーの平均的価格にまで落ちついてきた感があります。

<ワインアドヴォケイト# 140 Apr 2002より抜粋:90点>
Sweet coffee, mocha, leather, and black cherry and currant flavors dominate the pure, well-delineated, opulently-textured, hedonistic 1999 Valandraud. It possesses definition, length, and a singular personality. Drink: 2002 - 2015
イー・ショッピング・ワインより)



LIQUOR WORLDさんよりオークションで落札。15000円。