Bourgogne Aligote Leroy 2007
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<ドメーヌルロワ>は現在2.57haの231・アリゴテ種のぶどう畑を所有しています。 1988年より、マダムルロワがこの歴史ある畑でビオディナミ農法を開始して以来、 2000年にはここからすばらしいぶどうが収穫されるようになりました。

きらりと輝く金色、優しくグラスからあふれ出すユリや白いバラの香り、キメが細かく味わいの長い精緻な酸味。アフターにかすかに香るエストラゴンのハーブ香を持つ余韻。すべての要素が高いピッチでバランスを取っている驚愕のアリゴテです。

下記コメントは2004VTのものです。

9度前後で抜栓 輝く薄い黄色 白い花、ナッツ、リンゴ、グレープフルーツ、 ビターオレンジ、花梨、オレガノ、タイム、ローズマリー、タラゴン、フェン ネルシード、アニスシード、バター、ミネラル、少し温度が低かったのだろう か。容赦の無いドライ・フィニッシュにたじろいでいる。グラスの中で温度が 上がってくるとアリゴテらしいナッティでスパイシーな香りがビターオレンジ と共に広がってきた。そして、少しねっとりした粘度の高い雰囲気を身に纏い、 焦がしたバター、花梨、バタースカッチのような甘く薫り高い感じになった。 最初のドライでイガイガしたような雰囲気がウソのようだ。さらに時間が経つ と色々なハーブが混ざり合い甘さとスパイシーさが見事なバランスで調和して いる。とにかく若いが、流石にドメーヌルロワだ。しっかりとした丁寧な造り をしている。それにしても若いので、よく冷やしてからじっくりと温度を上げ 18℃前後くらいで飲むといいだろう。1本飲めない方は、しっかりと栓をして 冷蔵庫に入れ、翌日飲むとちょうど良いかもしれない。それと食事をしながら の相性は抜群です。まだ発売前なのに、マダムより頂いたワインをテイスティ ングしたのはペナルティですね。ごめんなさい。最初は何でアリゴテがこんな 高いのかと思っていましたが、飲んでみて納得させられました。 H17.09.26
(ワインセラーウメムラより)



★全ての要素が高いピッチの驚愕のアリゴテ!★
≪日本市場のみの限定アイテム≫
ドメーヌ・ルロワ
ブルゴーニュ・アリゴテ 2007年

■ドメーヌ・ルロワ■

 ネゴシアン・ルロワを率いる、マダム・ビーズ・ルロワ(1991年までDRCの共同経営者)が1988年に、ヴォーヌ・ロマネ村のドメーヌ・シャルル・ノエラを買い取って、ドメーヌ・ルロワとしてスタートしたのが、ドメーヌ・ルロワです。

続いてジュヴレ・シャンベルタンのドメーヌ・レミイを手中に収め、今日では、ジュヴレ・シャンベルタンからポマールまでの各地に計22.42haの自社畑を所有する大ドメーヌになっています。

ブドウ栽培は、全てバイオダイナミック農法が取られ、テロワール(気候や土壌)のポテンシャルを最大限に活かしたワイン造りが行われています。

ワインの醸造は、オーセイ・デュレスのセラーとは別にヴォーヌ・ロマネにある旧シャルル・ノエラのセラーで行われており、また、1993年まではアンドレ・ポルシュレが醸造責任者を務めていましたが、古巣のオスピス・ド・ボーヌに戻ったため、以後は、マダム・ルロワが自らワイン造りの総指揮をとっています。

 一般的な生産者ならば、平均45hl/haの生産量を確保するところを、ここでは、半分近い平均25hl/haに抑えて造られるワインは、ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティのワインは別にしても、ドメーヌ・ルロワのワインはブルゴーニュで最も高価で類稀な素晴らしい品質のワインとして君臨しています。(・・・詳細&一覧)


■ブルゴーニュ・アリゴテ■

 アリゴテは、ブルゴーニュで、収量の多い、第2級の白ブドウ品種として位置づけられており、溌剌とした味わいが特長で、早飲みタイプのワインになります。

 ドメーヌ・ルロワでは、アリゴテ種を2.57haの自社所有の畑に栽培しており、1988年より、栽培する他の品種と同じようにビオディナミ農法を導入して栽培し、2000年に素晴しいブドウが収獲されるまでになりました。

2005年10月、2004ヴィンテージが世界に先駆けて、日本市場限定という形で、ドメーヌ・ルロワからブルゴーニュ・アリゴテが、黄色のキャップシールでリリースされましたが、日本市場のみの限定販売となったアイテム。(2007ヴィンテージは、黄色のキャップシールと従来のメゾン・ルロワのボトルを使用。)

金色に輝き、白い花の香りが溢れ、キメの細かい味わいには長く精緻な酸味が備わり、かすかなハーブ風味の漂う余韻と、全ての要素において高い水準の驚愕なアリゴテです。


※ブルゴーニュ白2007ヴィンテージ情報:
 ブルゴーニュの2007年の夏はかなり不幸だったにもかかわらず、白ワイン用品種にとっては卓越したヴィンテージで素晴らしい純粋さとミネラルを蓄えた果実が収穫。

なお、2007ヴィンテージの容器は従来のメゾン・ルロワのボトルを使用。
Domaine Leroy Bourgogne Aligote 2007 / Bourgogne White Dry
ドメーヌ ルロワ ブルゴーニュ アリゴテ

生産者 ドメーヌ・ルロワ
生産地 ブルゴーニュ地方
A O C ブルゴーニュ・アリゴテ
年間生産量 12.5%
畑面積 2.57ha所有
ブドウ品種 アリゴテ 100%(すべてビオディミナ=バイオダイナミック)農法で栽培。
タイプ 白の辛口
特 徴 金色に輝き、ユリやバラの白い花の香りがグラスから優しく溢れ出し、長く精緻な酸味、キメ細かな味わいと、かすかにエストラゴンのハーブの風味を漂わす余韻。
2007ヴィンテージ情報 ヴィンテージチャート:17/20点
アドヴォケイト・ヴィンテージガイド:91点
WSヴィンテージチャート:92点
 ブルゴーニュの2007年の夏はかなり不幸だったにもかかわらず、白ワインにとっては卓越したヴィンテージで素晴らしい純粋さとミネラルを蓄えた果実が収穫され、几帳面で、純粋で優雅な白ワインが誕生し、なかでも収穫を遅らせた生産者は魅力的な構造のワインが誕生。
※ブルゴーニュ2007ヴィンテージ白ワイン情報:
 ブルゴーニュの2007年の生育シーズンは驚くほど素晴らしかった4月によって実に健康的なスタートを切り、発芽は4月2日~10日で、昨年より2週間ほど早く、開花もとても早く、多 くは好天の下で広がったが、一部の晩熟の区画では、気温が下がったときに 開花が終了することとなりました。
開花の中間期は5月19~27日で、(早熟であった) 2003年よりも9日ほど早いもので、6月はベト病の対策を行わなければならず、さらに ボトリティス菌の発生も一部に見られ、また、5月半ば、6月半ばと下旬に雹に見舞 われ、場所により大きな被害を受けましたが、9月になって素晴らしく冷涼で乾燥した気候が訪れて良好な条件下での収穫が可能となり、素晴らしい純粋さとミネラルを蓄えた果実が収穫。
2007年はブルゴーニュの白ワインにとっては卓越したヴィンテージで、ブドウ木にはカビが発生することもなく、素晴らしい純粋さとミネラルを蓄えた果実を実らせました。
 収穫を遅らせた生産者は際立つ芳香と深みのある風味を獲得し、醗酵段階でも大きな問題が生じることもなく進行し、良好な保存状態での可能性を伴ういくつかの素晴らしいワインへの興味を楽しみすることが可能。
アーベンワインショップより)




札幌東急デパートで購入。4400円。
2011年4月5日抜栓。コルクは長ーいモノでLeroyの刻印があります。コルクの先にカビ付いていてちょっとばかり吹いたかな?って感じでした。グラスはリーデルオーヴァチュアを使用。ちょっと低めの温度で抜栓。色はまさにレモンイエロー。香りは・・・むむ?硫黄の匂いが真っ先に来ました。その後、すこしだけ柑橘系、青りんご系、ナッツ系の香りがありますが、ベースは硫黄、というか漬物。かび臭くはない。スワリングで青りんご香がちょっとばかり強く出てきます。ママちゃんは、漬物の匂いと言っていました。娘さんは臭い、と一言。口に含むと、あまり広がりはなく、かぼす、ライム系の味。酸味がピリリと効いていますがあまり口の中ではひろがりません。シャルドネのような甘味の要素は感じない。酸味がメインで、その中にミネラルは感じます。でも、そんなにすごいかな~。半分はバキュバンで翌日に。2日目は最初、硫黄臭ありましたが、しばらく抜栓した状態でほおっておきました。若干ありますが、まだましな状態。味自体は、結構な濃厚系になっています。酸味あって、ナッティーな感じがでています。ネットで見ると、このワインで硫黄臭を言っている人結構いるのね。ビオ臭ってこんなかんじなのか?ビオだから臭うっていっているのもあるし。そういうもんなのかね。