Chateau Lafite Rothschild 1999

Ch Lafite Rothschild 1999_002

実家のワインセラーシリーズです。

娘のBirthday Vintage。プリムール購入したものです。

99年にあった大事件は?

瓶にはこれみよがしに【1999】という文字が彫ってあるほか、1999年8月のあの歴史的大事件を記念にして日食の印も彫ってある。
骨の髄までラフィット・ロトシールトというけたはずれのワイン。
エレガントでありながら強烈な風味が、重さを感じさせない広がった層の中にほとんど透けて見える。
光を通さないほど濃いルビー/紫色をしており、複雑なブーケは鉛筆、黒鉛、西洋杉、クレーム・ド・カシス、トースト、ヴァニラを思わせる。
ミディアムボディで、途方もなく多くの層が感じられる豊かさがあるのに、重みはほとんどないし、フィニッシュには甘みや、ブドウの完熟感、調和が感じられるばかりである。この並外れたラフィットは、どんどん荘厳な1953年の現代版となりつつあるようである。グラン・ヴァンになったのは収穫わずか3分の1だった!

◆ロバート・パーカー氏評:95点
◆予想される飲み頃:2007年~2030年。

(ロバート・M・パーカーJr.著 ボルドー第4版参照 美術出版社)
(タカムラ より)


日食の印はこれ。
Ch Lafite Rothschild 1999_001