MASI Passo Doble 2006

MASI Passo Doble 2006

マアジ・パッソ・ドーブレ<MASI Passo Doble>
アルゼンチンで再現された伝統技法

 アマローネ、 カンポフィオリンで知られるMASI社が、初めてニューワールド・アルゼンチンで手がけたワインです。ヴェネート固有種コルヴィーナとアルゼンチンを代表するブドウ品種マルベックが見事に融合し、全く独創的なワインが生まれました。
 リバッソ(2重発酵)と呼ばれるMASI社の技術が用いられ、香り高く濃厚な果実味と少しビターな味わいをもつワインに仕上がっており、肉料理や風味の強いチーズなどに良くあいます。
しらい屋 より)


マアジ Masi

1772年からヴェローナに存続する老舗ワイナリーで、サンドロ・ボスカイニが指揮を執っています。国際的に評価されている最高級ワインを生産るすと同時に、ダンテを生み出したセレーゴ・アリギューリ家の由緒ある畑も管理しています。

ワイン造りにおいてはヴェネトの在来品種にこだわり、高級ヴェローナワインのみを造り続けてきました。1960年代には伝統的ワイン製造技術「リパッソ」(圧搾したアマローネ用のブドウの皮をヴァルポリチェッラに加え、二次発酵させる)を復活させ、特許を得ています。


アルゼンチンで素敵なワインが出来るってご存知ですか♪ そのアルゼンチンで、イタリアの名門マアジがこれまた素晴らしいポテンシャルのワインを造りました。

得意のダブル・ファーメンテーション(2重発酵)を行い造られたそのワインは、香り高くなめらかながら、ストラクチャーもしっかりした、個性の強い味わい!

エレガントなタンニンと共に、少し高めのアルコールが感じられ飲み応えたっぷり。スパイシーで豊かな香りは黒い果実が熟したような印象的な香りです。柔らかな舌触りでフルーツやスパイスの風味が特徴の、超フルボディの赤!

熟成も可能ですが今飲んでもボリュームがあっておいしく味わえます。しっかりしたコクのある赤がお好きな方にはぜひお試しいただきたいワインです。

生産地域:メンドーサ州トゥプンガート渓谷にあるラ・アルボレーダの畑(海抜9501050m)

ぶどう品種:マルベック62%、コルヴィーナ30%(半乾燥させる)、メルロー8%

アルコール度数:13.4%

醸造方法:マアジが得意とするダブル・ファーメンテーション(2重発酵)を行い醸造したワイン。この技術は、話は1964年に遡りますが、当時マアジのカンポフィオリンはバートン・アンダーソン氏により「新しいカテゴリーのヴェ路名ワイン」と賞されたほど。マルベックを軽く圧縮し、25-28度で15日間ステンレスタンクで発酵させる。
そこに圧搾前に軽く乾燥させたコルヴィーナの澱と厳選された酵母を加え、18-20度で10日間2次発酵を行います。
マロラクティック発酵の後に、フレンチオークの樽で12ヶ月間熟成。醸されたワインは窒素を充満したフレキシタンクに入れてイタリアに輸送され、2002年1月にボトリングされるまで、ワインはステンレスタンクの中で熟成を続けました。
1999年がファースト・ヴィンテージ。
ワイングロッサリー より)


マアジのHPはこちらhttp://www.masi.it/

ルミネの生協で購入しました。2000円弱。4月20日抜栓。色は結構濃い。しかし、そんなに強い香りは感じません。最後にスパイシーな感じは若干しますが、基本的に香り立つ!!という印象はありませんでした。1時間たってもそんなに香りは強くなりません。若干のタンニンを感じますが、果実味は思ったよりも強くありません。30分くらいで、後に甘みを感じました。1時間後ではやや酸味を感じました。こんなもんでしょうか。ちょっとこってりとした料理と合うと思いました。