2015年まとめ | あきら魂

2015年まとめ

どうも。2015年も最後の日になりました。大晦日!!

2015年まとめ!!

去年からやってるぷちfmすみだリヴァーのAKILAND STUDIOは変わらず毎週
の事。

LIVEは、毎年やってた遠征はなしで、毎月レギュラーやってた福祉施設LIVEや野外イベント。

そして秋田犬での『がんばらないと』。

これらは場所の環境上、アコースティックでやってたので、今年はほとんどアコースティックLIVEになった。

一回だけ年の最初頃に大塚ハーツでやったLIVEのみエレキギター持ったかな。

だから、エレキギターのライン忘れちゃってて年の後半MV撮る時、必死にギターライン耳コピーしてた(笑)

ラッキー7 以来6年振りのMV制作。(これは前回すごく長く書いたから良しとしよう。)

そして9月より初めてのLIVE活動休止。

かなり落ち着いた活動になった。

と言うか、、、今まででダントツで動かなかった。

嫌な事もあったり嬉しい事もあったりと、そんな年でした。


年の最後に嬉しい事があったので書いておこう。

まさに念願!!この度、親を横浜に連れて戻る事が決定した。

俺が一番悩んでいた事はこの件で、まぁ話せば長くなるし音楽関係ないので興味がある方はどうぞ。

うちの大町の墓は大分県の南、山に囲まれた海の小さな村にある。

その墓はじいさんと父親の兄弟で墓を建てたらしい。

そこに両親を眠らせてるんだけど、これは俺が不甲斐ないせいなのだ。

昔、父親が酒を飲めばよく言っていた言葉があった。


”あの墓は長男にやる。だからお前が横浜に俺の墓を作れ!!”


当時は、若かったからかその重みが全くわからず、他人事のように思い、アホみたいに音楽活動をしてた。

そして、今から8年前、突然父親はこの世から去った。

その日暮らしをしていた俺が横浜に墓など買って用意しているはずもない。

それから横浜での売り墓地を回った。多分10カ所くらい行ったと思う。

価格を見たら、どれもとても買えるような値段ではなかった。

そして父親の故郷である大分に納骨をした。

そこで一つの決意をした事がある。

どんな事があっても一年に一回は必ず墓参りに来る!

こう言うと、そんな簡単にいくものかと言われた。

たしかにアクセスは最悪だし、場所が場所だけに飛行機代もバカにならないし、レンタカーでも借りなきゃまともに行ける場所ではない。

でも一年に一回なら来れると思った。

別府温泉旅行に行くものだと思えば気が楽になったし、むしろ楽しく思えた。

またこれも縁なのか、LIVEの遠征先でタイバンして昔から仲が良い名古屋の変態クサレベーシストが大分に移住したり。(笑)

普通で考えたら会う事のない場所だ。そんな場所で夜抜け出して飲み交わす酒はまた美味い。

横浜での墓の事は忘れてはいなかったが、現実的にどっかで諦めていたのだろう。

毎年かかさず大分に行った。

そして今年の秋頃一つの転機が来ることとなる。

支払いをしようと役所に行った時の事だった。

入り口に貼ってあった、”市営墓地募集”の張り紙。

あまりビックリもせず、とりあえず持って帰ってみるか…と応募書類を持って帰った。

民間と違って市営は金銭的に安いのはわかっていた。でも、こんなんあるのか!!って驚かなかった理由はあった。

市営墓地の近くの墓石屋に聞いた事があったけど


”う~ん、まず当たらないよ。”


こんな返答だったし、過去に被爆者で優遇される母親が県営住宅とか市営住宅とか応募してたけど全くかすりすらもしなかったから、こうゆうのはすごい倍率が高くて無理なんだと思った。

とりあえず用紙を持って帰ってきたから応募してみる事にした。

しかし俺の人生というものはおかしなもので、ダメもとやったものにに対しては意外に良い成績だったりする。

中学生の時、たまたま入った宝石屋の抽選で1日で1等の5万円と2等の3万円の商品券をもらった事がある。

その時、周りの主婦どもには冷ややかな目で見られたのを覚えてる。

そして今月…そのダメもとが運を呼んだのか、なんと墓は当選してしまった。

こんな事を言ったら笑われるかも知れないが、ふと仏壇を見てしまった時に涙が出てきた。心で泣いたつもりが俺は泣いていた。

違う意味でも泣いた事がある。

さすがに市営と言っても、そこまで安くはなく…おいおい!年末どうゆう風に過ごせっちゅーんじゃい!!ってね。(笑)

大分に行く機会が減ってしまうのは少し残念だけど

やっと約束守れる時がきた。

暖かくなるくらいには迎えに行こうと思う。


今年もお世話になりました!ありがとうございました。

皆さんにとって来年も良い年になりますように!

来年の大町あきらにご期待あれ!では~。



大町あきら