我が家のベビー、ゲンちゃんが入院していました。
8月31日、無事に退院したので
やっとブログを更新する気になりました。


先週末、ゲンちゃんの異変に気づきました。
ゲンを抱っこすると、ボーッと熱いのです。
熱を計ったところ38.5度の発熱。

ママは大慌て!!

産後の乳児診察で、生まれて3ヶ月未満の乳児の
発熱には、大きな病気が隠れているという
小児科の先生の言葉を思い出したのです。

すぐさま、夜間も受け付けている病院に行きました。
この時点で熱は38.8度に。
ゲンちゃんは真っ赤な顔をしてぼんやりしています。


病院では、血液検査の結果、炎症反応がでました。
尿中の白血球数を調べる検査も予定していたのですが、
採血の注射の痛さでチビってしまったゲンちゃん。
なかなか尿が採れません。


結局おうちで調べることにしてその日は帰宅。
朝3時ごろに尿が採れたので調べてみると、結果は陽性。


日が明けるのを待って、かかりつけの小児科へ電話しました。
急患扱いとしてすぐ診てくださるとのこと。
着の身着のままで小児科へ向かいます。
先生から、病気について簡単な説明を受けました。


3ヶ月未満の乳児の発熱の80%が風邪によるものですが、
残りの20%は、重篤な病気がウラに隠されているそうです。
ゲンちゃんは風邪の症状である咽頭部のはれや
鼻水などの所見がみられないため、
この時点で残りの20%に入ってしまいました。


つい1ヶ月前に死ぬ思いで産み、生まれてきてくれた我が子。
もしかしてこのままこの子を失ってしまうんじゃ・・・
・・・なんて、恐ろしい考えがちらつき始めました。
どうしよう!!!

(↑あとから考えると、かなり大騒ぎしてしまった私です)


先生はすぐに大きな病院への紹介状を書いてくださり、
小児科を出たその足ですぐさま大病院へ向かいました。
結果、即日入院に。


血液検査と尿検査、そして念のためレントゲン写真も。
注射されているのでしょうか、のどを震わせて泣くゲンちゃん。
処置室から出てきた時には点滴につながれ、
泣きつかれていました。


病室に移動してから、主治医の先生から
今後の治療方針について説明を受けました。
幸い、そこまで重篤な病気ではなかったので一安心。


入院中でも授乳していいとのことだったので、病室へ。
おっぱいをふくませると、チュコチュコと吸ってくれます。
おっぱいを吸ってくれるなんて当たり前のことだったのに、
ゲンが一生懸命吸ってくれていることがこんなに幸せな
ことなんて・・・
と、ジーンとしました。


入院当日から治療が始まりました。
点滴が3~5日間投与されます。


入院中は、面会時間いっぱいゲンちゃんのそばにいて、
おっぱいをあげたりたくさん抱っこしてあげました。
家では搾乳して、夜間に飲ませてもらうようにしています。


入院の翌日には熱が下がり、それ以後は毎日平熱に。
よく泣き、おっぱいの吸いつきもよく
ミルクの飲みっぷりも立派で、
いつもの元気さを取り戻したみたいです。


毎日元気な顔を見るたびに涙がでそうでした。
熱を出すまでは、ゲンちゃんが元気なのは当たり前で、
時には元気すぎて困るわ~と思うくらいだったのですが、
なんて贅沢で横柄な考え方だったんだろう。
ゲンが元気に泣いてくれるのが一番のプレゼントです。

うるさいなぁ!なんて思ったこともあったけど、ごめんね。


入院している病院は幸いにも駅の近くなので、
パパも仕事帰りに病室にかけつけてくれます。
面会時間ギリギリまで、パパがしっかり抱っこ。


私たちが帰ろうとする時、ゲンはじーっとこっちを見ます。
ドアの方で振り返ると、首をこっちに曲げて私達を見てるんです。
とてもせつなかったです。


面会に来た時も、「ゲンちゃ~ん、ママ来たよ~」というと
口をいっぱいに開けてニッコリ笑い、
「あー、あー」と、何か話したそうにします。
ちっちゃいなりに、両親のことが分かっているのかな?


退院前日、点滴がやっと外れました。
ゲンちゃんは嬉しいのか、手足を必要以上にバタバタさせて
とってもご機嫌!
はみだしウンチまでして、元気いっぱいです。


パパもママも、ゲンのことをすごく大事に思っていましたが
今回のことで、その思いがますます強くなりました。
そして、育児環境についても見直すきっかけになりました。


いろいろなことを気づかせてくれてありがとう、ゲンちゃん!
そして、いろんな治療をよくがんばったね。


今日からおうちでゆっくりしようね。
おかえり、ゲンゲン!