両親&旦那ちゃんと血液内科受診。


検査が一通り終わりいよいよ具体的な治療法が決定する日。

今のところどこにも転移はなくPETでわずかに脇の下のリンパに反応がみられるが悪性かは断定でいないとのこと。

これを一応悪性とみるとステージⅡ。

そこまではよかったけれど、「バーキット様びまん性大細胞型B細胞リンパ腫」という珍しくてあまりよろしくない型だということでちょっと厄介。

確立されてるびまん性大細胞型B細胞リンパ腫の治療法もバーキットリンパ腫の治療法もどちらも効き目が悪いらしい・・・

おまけに染色体異常も起こってるみたいでこれもさらに予後を悪くする要因だと。



以上を踏まえた上で強力な「 RーHyperCVAD/RーMA療法」を行う予定で決定。
※バーキットリンパ腫でよく行われている治療法であるとのこと。



◆RーHyperCVAD/RーMA療法について◆


HyperCVAD療法という抗がん剤の組み合わせと、MTX(メソトレキセート)+AraC(シタラビン)大量療法(MA療法)にそれぞれリツキサンという薬を追加し、それらを1コースずつ交互に行う方法。

原則として各4コース、計8コース行う。
(1コースあたり3週間の計約24週間)

予定ではそれぞれのコース、最初の2週間は入院、残り1週間は退院の繰り返しだけど状態を見て退院の日数はずれるとのこと。



HyperCVAD療法 (薬の種類とそれぞれの副作用)

リツキサン(急性輸注反応、重篤な皮膚障害等)
エンドキサン(骨髄抑制、出血性膀胱炎、心筋障害、肺障害等)
アドリアシン(骨髄抑制、心筋障害、不整脈等)
オンコビン(末梢神経障害、便秘症、腸管麻痺等)
デカドロン(高血糖、高血圧、不眠、不穏、せん妄等の精神症状、骨粗鬆症、大腿骨頭壊死症等)


RーMA療法 (薬の種類とそれぞれの副作用)

リツキサン(急性輸注反応、重篤な皮膚障害等)
メソトレキセート(腎障害、肝障害、粘膜障害〈口内炎・下痢・下血〉) 
キロサイド〈間質性肺炎、発熱、筋肉痛、皮疹、結膜炎、中枢神経障害、肝障害、膵炎、心毒性〉
 

これらの副作用と同時に、薬による造血障害によりほぼ100%の確率で輸血が必要になることと、通常の手足の静脈から投与するとリスクが高い〈漏れたりすると皮膚が炎症を起こすなど〉強い薬を使用するため、中心静脈カテーテルを必要とする旨説明がありました。


最後にセカンドオピニオンについてのお話があり、お願いすることに。

ただ受けたい病院を自分で探して申し込み、予約、そして必要な書類なども確かめて主治医にお願いしなければいけないなどちょっと面倒。

セカンドオピニオンの為にも入院を少し延ばしてもらえたので、その間に不妊になったときの為に受精卵を凍結しておきたいと申し出て、体外受精を行ってる産婦人科を紹介してもらいました。