ジョンの生誕日に想うこと | ミタクエオヤシン

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ミタクエ・オヤシンとはネイティブ・アメリカン、ラコタ族の言葉で「私に繋がる全てのもの」という意味です。
だから、みんなつながっていこうね!

日々日常、非日常、音楽、映画、宇宙、スピリチュアル・・・などを綴ります。


ジョン・レノン

今日は、ジョン・レノンの生誕日。

生きていたら72歳ってことですか。

それにしても、もしジョンが生きていたら、今のこの世界をどう見るだろうと、ふと思った。
まあ今もジョンの意思を受け継いでヨーコさんが、愛と平和のメッセンジャーとして世界に発信し続けているから、天国のジョンも安心してはいるだろうが・・・。

それにしても(あ、また言ってしまった!)混沌とした世界の今の政治に対して、ジョンはどう発言するのだろうかと思う。

「イマジン」の歌詞でジョンはこう言った。

Imagine all the people living life in peace.
想像してごらん すべての人々が平和な暮らしを送っていると・・・


この英語のフレーズは2001年9月25日、ニューヨークタイムズの一面に載った。

掲載したのは、ヨーコさん。
そうあの911のすぐあとに・・・

新聞記事にはこう書いてあった。
故ジョン・レノンの夫人オノ・ヨーコさんがレノンの代表曲「イマジン」の一節を1行だけ白地のページに載せた全面広告を25日付のニューヨーク・タイムズ紙に掲載した。
 この広告は「人々が平和に暮らすことを想像しよう」という、わずか8語の詩だけ。米中枢同時テロの後、企業、団体がこぞって愛国心や連帯を打ち出す全面広告を出す中で、スポンサー名や写真などは一切なく、「平和」を強調した点で異彩を放っている。(共同)



ブルックリンに住んでいた頃、何度もダコタハウスに行き、 セントラルパークの中にあるストロベリーフィールズにも、よくマンドリンを持って遊びに行った。

 ストロベリーフィールズにて

911の時は、すでに日本に帰ってきていたが、もしそのまま住んでいたら、ぼくは911をどう受け止めただろうと今も思う。
ワールドトレードセンターにも行ったことあるしね。


70年には、カナダから世界中へ向けて、ヨーコと供にベットインして「WAR IS OVER」とメッセージを発信した。
その頃はアメリカもベトナム戦争の泥沼状態の頃で、彼らのメッセージはあまりにも有名になったが、その「WAR IS OVER」の後に小さな文字で 、If you want itと書いてあったのをぼくは見逃さなかった。

 


ジョン&ヨーコのこういうセンスがぼくは大好きだ。

眉間にしわをよせて平和運動を訴えるのではなく、ユーモアのセンスをもってメッセージを発信することってなんか大事な気がする。
だってそこには愛を感じるんだから…。

それにしてもジョンが亡くなってから32年も経つのに未だ世界から争いごとは無くなっていない。

ジョンは人々に選択の余地を与えている「もしも君がそれを望むならば」と…
もしかしてぼくたちは心のどこかで「WAR IS OVER」の世界を望んでいないのかもしれない。

ひとりひとりの心の中に争いと恐怖(テロ)の感情が無くならない限り、その「イマジン」の世界はなかなか訪れてはくれないのだろうと思う。

ジョンはいつでも決してぼくたちに平和を押し付けたりはしない。
必ず選択の余地を与えてくれる。

そうそう「イマジン」は、今でも世界中で歌われ老若男女に愛されている曲だけど、「マインド・ゲームス」の歌詞にもジョンの平和への意志が表れている。

僕らは一緒にこのマインド・ゲームをプレイしてるんだ
柵を押しやって種を蒔こう
心のゲリラをプレイしてるのさ
地球の平和の真言を歌うんだ

僕らみんなが永遠にこのマインド・ゲームをプレイするんだ
いくらかのしゃれたドルイド僧がヴェールを持ち上げてる
心のゲリラ活動をするんだ
何人かはそれを杯を探すための魔法を思い起こす

愛は答えさ、そして君はそれを確かに知ってる
愛は君が咲かせた花さ、君が育てたんだ

そう、一緒にこのマインド・ゲームをプレイしつづけよう
今から広がる未来を信じて
君にはこの心のゲリラを叩くことはできないんだ
君の心の石の場所が絶対じゃなければね

そうさ、僕らは永遠にこのマインド・ゲームをプレイするんだ
僕らの空間と時間のイメージを伝えるのさ

「Yes」は答えさ、そして君はそれを確かに知ってる
「Yes」は君が咲かせた花さ、君が育てたんだ

そう、一緒にこのマインド・ゲームをプレイしつづけよう
日の当たる場所で儀式の踊りを踊ろう
百万の心のゲリラたち
「宿命」の車輪にその魂の力を送るんだ

永遠にこのマインド・ゲームをプレイしつづけるのさ
平和と愛の魂を掲げるんだ
(君と愛し合いたいんだ、戦争はなく、君が以前それを聞いたって僕は知ってるのさ)

 

 

 

 

転載元そしてこのアルバムと同時に世界へ向けてこう発信している。


『ヌートピア宣言』

我々は概念の国であるヌートピアの誕生を発表します

ヌートピアの市民権は、あなたのヌートピアという意識の宣言によって得られます。

ヌートピアには土地もなければ、国境というものも、パスポートもありません。人間だけがいます

ヌートピアは宇宙の法則以外の法というものは持ちません

ヌートピアのすべての人は、この国の大使です

ヌートピア国の二人の大使として、僕らは国連での我国の国家としての承認と外交特権を要求します。

Yoko Ono Lennon
John Ono Lennon

Nutopian Embassy
(ヌートピア大使館)
One White Street
New York, New York 10013
April 1st 1973
(1973年四月一日)



実はこの宣言が発表された日は4月1日なのだ。
そう!エイプリルフールの日!!
つまりこれも彼らなりのユーモアなのだろう。

ぼくはとくにここが好きだ。
ヌートピアは宇宙の法則以外の法というものは持ちません

そう・・・
本来なら、ぼくたちは宇宙の法則にさえ従っていればいいのだと思う。
人間以外の生物はすべてこの法則を守っているのにね。

「マインド・ゲームス」の歌詞にある"mind guerrilla"とは、意識革命の意味だと思う。
ある意味、虹の戦士のような意味じゃないかなと。

ジョンの曲には革命の歌詞も何曲かあるのだが、その奥底に共通している意味は、世界を変えるには、まず自分自身の意識を変革させることを訴えているのだと思う。

そして・・・
日の当たる場所で儀式の踊りを踊ろう
とね♪


今、世界では、どうしても戦争を起こしたいと仕掛けている輩たちがいる。
日中関係も今、ぎくしゃくしている。
つい最近では、シリアとトルコで紛争が起ころうとしている。

しかし、世界の普通市民は戦争なんか望んでいない。
輩たちは、マスコミメディアを牛耳って、情報操作と隠蔽によって戦争を作ろうとしているのだが、もうぼくたち地球市民は彼らの洗脳というマジックにかけられるほど、無知ではないはずだ。

だから、そろそろぼくたちは、本心で「平和」を選択することが必要なのではないだろうか?

世界はひとりひとりの想念の集合意識で創られていくのだから。





というわけで、こちらのPVをどうぞ♪
セントラルパークがいっぱい映っててなつかしいです(^^)

 

 




☆以前書いた日記ですが、ヨーコさんもまさに愛と平和のメッセンジャーですよね♪

希望の路(ヨーコ・オノさんのインタビューなど)


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追記:
今ツイッターで知ったのですが、
http://dreampower-jp.blogspot.jp/2012/10/blog-post.html

 

 

 

 

日本時間の10日午前5時にアイスランドのレイキャビクで、亡き夫ジョン・レノンを追悼して、イマジン・ピース・タワーを点灯します。

ヨーコさんのメッセージです!

 

 

 

私は、この星の隅々から集まった願いが、イマジン・ピース・タワーでひとつになり、そして、光となって放たれ、不安と混乱に直面しているこの世界に勇気とインスピレーションを与え、みんながひとつになることを望んでいます。

 

私たちはひとつになりましょう。平和な世界を実感しましょう。

愛は私たちのエネルギーです。
叡智は私たちの力です。
世界のいたるところへ光を解き放すときが来ました。
みなさんと一緒に創る旅を楽しみましょう。

愛を込めて
ヨーコ・オノ・レノン
2012年10月

イマジン・ピース・タワーとは?

こちらをご覧ください。
http://www.dreampower-jp.com/message/tower/index.html

「平和な世界を想像してごらん」ジョン・レノン
「ひとりで見る夢はただの夢、みんなで見る夢は現実になる」オノ・ヨーコ