ある宇宙飛行士からのメッセージ | ミタクエオヤシン

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ミタクエ・オヤシンとはネイティブ・アメリカン、ラコタ族の言葉で「私に繋がる全てのもの」という意味です。
だから、みんなつながっていこうね!

日々日常、非日常、音楽、映画、宇宙、スピリチュアル・・・などを綴ります。


世界の同胞の皆さん、私は宇宙飛行士のNです。

私はどうしてもこのメッセージを皆さん一人一人に伝えたくて発信することに決めました。
これからお話しすることは信じられないかもしれません。しかし信じてもらいたいがために書いているのではありません。
信じるか信じないかはあなたがたそれぞれの選択なのですから…。

私はこうして無事に帰還できて大変幸運に思っています。

しかし・・・
実は大気圏に突入の際、私は10秒ほど気を失ってしまいました。体力には自信はあったのですが、あまりにもの重力に耐え切られなかったのです。




まあ、それはいいのですが、この10秒の間、私は夢を見ました。
夢というよりはビジョンと言ったほうが良いかも知れませんが…。

私の夢には、ネイティブ・アメリカンの長老が現れました。

その長老は自分はホピの民だと言っていました。
私はホピという名は知らなかったので調べてみましたが、ホピとは「平和で満たされた者」の意味でありました。

それでその長老が、私にこの絵を見なさいと言い、見せられたのは石版に書かれたシンプルな絵でした。

そこには2つの絵が描かれていました…。

私はそのひとつ、穀物の実った世界の絵を見つめました。

すると驚いたことに、目の前に緑に覆われたとても美しい惑星が現れました。


なぜか私は自由に瞬間的に思いの場所に移動することができたので、いろんな場所にいってみました。
そこはどうやら地球のようでありましたが、どこにいってもビルのような建物はありませんでした。
自然に覆われた森の中に転々と円形やドーム型の建物がありました。
そしてどこに行ってもそこに住んでいる人々は幸せそうに微笑んでいました。

私の心には「調和」という文字が浮かびました。
まさしくすべてのものがハーモニーを奏でているような美しい世界でした。

ふと、そのときホピの長老の声が聞こえました・・・。

さあ今度はもうひとつの絵を見つめなさいと言われました。

・・・・・・・・・・・

すると今度は明らかにくすんだ灰色の雲のようなものにつつまれた惑星が目の前に現れました。

 


私はこの星にはあまり降りたくない気がしたのですが、同じように一瞬のうちにどこかの場所にいました。
気がついてみると、わたしは荒廃した都市のような場所に降り立っていたのです。
そこにいる人たちは、目もうつろで、子供の目をみても光はまったくありませんでした。
もちろんどこを見回しても緑などなく、点々と木々のようなものはありましたが、ほとんど枯れ果てていました。
私は知らぬまに悲しみの涙がこぼれていたのを覚えています。

・・・・・・・・・・・・

そうなのです、その荒れ果てた生気のない星はあきらかに地球だったのです。

私は悲しみのあまり身動きもできないまま、ただ佇んでいました。
すると次の瞬間、大地が大きく揺れ始めたのです。

と思いきや私は目が覚めました。

その揺れは大気圏を抜けるときの最後の衝撃だったのです。




そして私たちは帰還することができました・・・。

私はまた涙がわき上がっていました。というのも今度は歓喜の涙だったのです。

無事に帰還できたことはもちろんでしたが、それよりもうれしかったのは、海が青く美しかったからなのです。
そして空も…。

ほんの数分前に見た地球の様子とはあきらかに違っていたのでした。

私は今、宇宙での任務を終え、美しい自然の森の中で家族とともに休暇を過ごしています。
私はこうして自然に囲まれていると、地球という母なる星がとても愛おしく感じてやみません。
この思いは明らかに以前とは異なります。

しかし帰還してしばらくすると、未だにこの美しい母なる星で争いごとが無くなっていないことに気付き、私は少し悲しい気持ちでいます。

なぜ人間だけがこうして戦争を繰り返すのかと…。

宇宙空間は暗黒の闇でした。

しかし不思議なことに恐れは全く感じなかったのです。
言葉でどう表現したらいいのか、私は自分が詩人でないことが残念に思います。
私たちが住んでいるこの地球という星がいかに青々と美しい光を放っているのかを皆さんとシェアできないのが残念でたまりません。

とくに思うのは世界の政治家の方々に見ていただきたく思いました。

というのもわずかではありますが、その青々と光る光彩にもくすんでいる場所があったからです。



それに関してはNASAの一員である以上伝えることはできません…。


最後に私がどうしてこのようなメッセージを発信することを決断したのかを言いますと、
わたしが気を失った10秒間のあいだに見た光景は夢ではなかったからなのです。

私がなぜそう確信したかといえば、休暇中にゆっくりとホピについての資料を読んでいたら、なんと私が夢で観た石版と同じ絵に出くわしたのです。

その発掘された石碑に描かれてあった絵の説明によると…



アメリカインディアンのホピ族の伝説では、今まで人類は4度の文明を築いていて今は5度目に当たるらしく、その4回の文明はいずれも人間のエゴによって崩壊しています。今を示す5度目の文明は道が2つに分かれていて、ひとつの文明は荒れ果てた様子が描かれており、もう一方の文明では、穀物が豊かに実っている様子が描かれていたのです。

・・・・・・・・・・・・

そして私たちはその分岐点のすぐ手前を歩いているということらしいのです。

これはあくまでも伝説なのかもしれません。

しかし私は宇宙空間に身を置いたことで、今までの先人たちが帰還後、精神世界に興味をもっていったように私自身の心の中にも何か変化が現れています。

暗黒の宇宙空間から見た地球は、ほんとうに愛おしく、ラブロックがギリシャ神話の大地の神「ガイア」から名づけたように、まさに「ひとつの生命体」と言えるのだと思いました。 

 
 
 


だから私が観たビジョンは決して夢などではなく、ホピ族の長老の意識体からのメッセージだったのだと今確信しています。

「穀物が豊かに実っている世界」が訪れるか否かは、きっと私たちひとりひとりの選択次第なのではないかと切実に感じています。


私のこのつたない文章ではありますが、もしもこのメッセージに共鳴していただけた方は、どうかホピ族のように心を平和で満たしていただけたら幸いです。

虹の兄弟姉妹へ




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*この文は実在の人物とは関係ありませんのであしからず…

こんなことを本当に発信してくれないかなぁと願いつつ創作しました(^o^)

以前、野口宇宙飛行士がスペースシャトルに乗船し、宇宙から中継したりして、話題になってました。
その記憶がきっかけになり、mixiに書きました。

その後、忘れていたのですが、去年の311の後、ホピの長老からのメッセージがYoutubeにUPされたのを機に思い出し、写真と文字テロップで映像を創ってYoutubeにUPしたいなと思いつつそのままになってしまいました。
せっかくですので、ここアメブロに置いておこうと思った次第です。
前の日記にホピの言葉を書きました。
カワク・ワ ロロマニ
(ありがとう。未来に良きことが起こりますように)
そして、きょうはコズミックカレンダーの260周期の始まりの日ですので、
いいタイミングだと思いましたので (^^)

読んでいただきありがとうございました♪

Ho!Mitakuye Oyasin!!

みんなつながろうね~♪