ひみつのきもちぎんこう ふじもと みさと/作  田中 六大/絵  | このほんよみたい!

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フリーアナウンサー&保育士&おはなし作家の茂木亜希子が紹介するこどものための本

ひみつのきもちぎんこう

ふじもと みさと/作 

田中 六大/絵 

2015年

金の星社 

1100円+税


2016年度青少年読書感想文全国コンクール課題図書

<低学年の部>





学校でのこと。



ゆうたは、いらいらして、また友達をコツンとはたきました。





と、その時です。






ジャリーン






なんだか、聞きなれない音がどこかで響きました。






あれ、なんだ?





何か、聞こえたような・・・






なんのことかさっぱり分かりません。







次の日。






ゆうたはまた、お友達に意地悪をしました。






困っているお友達を助けるのではなく、逆にもっと困らせるようなことをしたのです。







なんだなんだ?





さすがに、ゆうたも不思議に思い始めました。





そして、家に帰ると、一通の知らない手紙が届いていたのです。







ひみつのきもちぎんこうより






読むと、その「ぎんこう」に来るように書かれています。






行ってみようかな・・・






次の日、学校の終わりにゆうたが地図通りに訪れると・・・ 初めて見る「ぎんこう」がありました。







もう、通帳がいっぱいになってきたんで、お知らせしました








ゆうたの担当だという、ちょっと変わったおじさんが、そういいました。





つうちょう?   いっぱい??





このままだと、あなたのこころは・・・





なんと、ゆうたの心が、ある危機に瀕していると言うのです。






自分の心ときちんと向き合い、ゆうたはこの危機を脱することができるのか・・・!?


ドキドキしながらお楽しみください☆



「自分だったらどうするだろう?」・・・答えは、きっとみんな分かっているはずですね。



ジャリーン






またまた、何かの音が聞こえてきました。