12月26日
ここでは、暖かいドリンクが用意され、綺麗なトイレもありました。ソーセージをもらい、隣の小屋で、焚き火で焼いて食べます。
トナカイのツノのシャンデリア。良いわあ~。
退屈していた人々の歓喜の声が広がり、ものすごい興奮と熱気。
ようやくロバニエミに到着。
たまに集落があり、また原野、みたいな。
ロバニエミは町で、誰かが
「おー、都会だ、人がいる」
といったけど(笑) たしかに久しぶりに人に会った気がした。
オーロラ観光は夜8時出発なので、せっかくだからそれまでサウナに入ることにしました。
ホテル内の普通のサウナでしたが、調子に乗って焼け石に、お水を桶三杯くらいかけたら、死にそうな熱気になった。危な~~。
そこで日本人らしき方にあったので、自然にお喋り。
ドイツ在住で、日本に本帰国が決まり、その前にオーロラを見たいとご夫妻で前日から来たそう。
聞けば、この日私達が申し込んだ、モイモイ号ツアーに行ったとか。
前夜は全く見えず、残念。諦めきれず延泊し、この日の夜は別のツアーに申し込みしたらしい。
私が、「前夜はスウェーデンでオーロラを見た」といったら、非常に羨ましがられた。
近くのホテル出発のモイモイ号。クリスマスマーケットが少し残ります。歩いていくと、わあ、寒いわ。当たり前か。
そんな隙間時間でも うたた寝の私。
場所は昼間はトナカイ牧場。多分私達のために繋がれているトナカイさん。ご苦労さまです。
出るか出ないかわからないオーロラを待つので、おんな子供はついついここで暖をとります。
凍った湖のそばで三脚たてて頑張る熱き思いの夫も
「ま、盗まれないだろ」と、途中でカメラをほったらかして、ソーセージ食べに来た。
曇った空を仰ぎながら、
「無理かなあ」と諦めた頃、
湖のハシに、シュルシュルとうす緑のものがではじめた。
あ、あれオーロラじゃない?と言ってるうちに、雲は晴れ
湖の上いっぱに広がりはじめたオーロラ。
退屈していた人々の歓喜の声が広がり、ものすごい興奮と熱気。
ヤバいヤバい、を連発する はしゃぐ若者たちに
「語彙が貧弱❗️なにがヤバいだ❗️」と
苦々しく思うこともなく
ニコニコする鷹揚な私がいた。
小屋でくつろいでソーセージをたべていた人々も飛び出してきて大騒ぎ。
写メする人々もいたが
スマホじゃ無理です。
私もわかっていても、つい、試してみたくらい、
人々を興奮させた、ドレープ状の優雅なオーロラがみえました。
不覚にも 感激して涙まで出て来た。
自然の素晴らしさは、人の心を柔らかくしてしまうのでしょうね。
違う場所に行った人たち、
10時でこの場を去った人々、見せてあげたかったわ~。