「日本に自衛隊がいてよかった」を読んで

　いつもはお気楽なブログを書いている私ですが、今日は真面目なお話です。お正月に見ていたテレビで震災における自衛隊の方々の活躍を取り上げていて、「日本に自衛隊がいてよかった」という本が大変売れていると言っていたので早速購入して読んでみました。第一部「誰かのために」では、震災後のいろいろの場面での自衛隊の活動に関するエピソードが４０くらい紹介されており、涙なしには読めませんでした。１エピソードごとに泣いてしまうので、なかなか読み進むことが出来ず、最後まで読み通すのにかなり時間がかかってしまいました。

　第二部「災害派遣の舞台裏」では、民主党の「事業仕分け」によりどんどん防衛費が削られて、自衛隊の人員も凄い勢いで減らされていることや、それに伴って残された自衛隊の方々にどれだけ負担がかかっているかということ、今何故国防費について国民が真面目に考えなければならないのかということについて書かれています。

　皆さんは「自衛隊」と聞いてどんなイメージを持たれますか？昨年の震災前まではどんな活動をしているのかほとんどイメージができなかったのではないでしょうか？そして今でも「自衛隊＝災害派遣」という間違ったイメージをお持ちではないですか？日本の航空自衛隊機による緊急発進(スクランブル)が２００９年度では２９９回もあり、いまなお増え続けているということをご存知ですか？

　かくいう私も、元自衛官の男性を何名か存知上げているのである程度の活動イメージは持っていますし、世の中では自衛隊不要論などもありますが絶対に必要なものだという認識はありますが、こんなにも緊急発進の回数が多いことなどは知りませんでした。

　私達日本人は完全に「平和ボケ」してしまっているので、国防費の予算を増やす必要があるなんて全く考えられないかもしれませんが、日本を取り巻く周辺の国々のことを考えるとこのままどんどん国防費を減らし続けていくのは非常にマズイと思います。

　日本の平和を願う全ての人に是非読んで頂きたい一冊だと私は思います。皆様もよろしければ是非御一読ください。


　一昨日いらした患者様よりお心遣いを頂きました。

　バレンタインにチョコをもらった男子の気分で嬉しかったです。また、別の患者様からはチョコブラウニーを頂きました。

　みんなで仲良く分けました。昨日いらした患者様からは美味しい柿ピーを頂きました。

　皆様いつもお心遣いありがとうございます。

あきこクリニックＴＥＬ０３－５７１７－３４４４またはメールinfo@akiko-clinic.com までご連絡お待ちしております。当院ホームページはhttp://www.akiko-clinic.com です。

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