アレクサンダーテクニークのレッスンをしてると

慣れない変な感覚の経験をよくします。


その感覚は今までの自分のクセの動きと

違う動きをして

今までとちょっと違うバランスになってるので

感覚としては変な感じ・・・となる

経験になったりします。


今までちょっとだけ後ろ重心だったのが

ちょっと真ん中寄りに変わると

感覚的にはずいぶん前のめりになった感じがする、とか

胸椎の自然なカーブをすこし取り戻すと

まるで猫背になった感じがする、とか


自分の感覚としては

まちがってる、正しくない姿勢に入ってる感じがしたりします。


でも鏡で見てみると

全然そんな変な状況にはなってなくて

むしろよりバランスよく立ってるのを見ることになります。

そしてその方がずっと滑らかに動けたりします。


この感覚があてにならないところが

アレクサンダーテクニークのレッスンの

大きな山場かな、と思いますひらめき電球



こんな経験を何度かすると

そのバランスを自分で再現しようとする時

その時に起こった感覚を頼りに

変化を起こそうとします。

誰もがみんなそのような方法論を採用してしまいます。



・・・・・ここがアレクサンダーテクニークのレッスンを

充分たっぷり時間をかけて学ぶ必要がある理由のひとつです(°∀°)b




感覚をどれほど研ぎ澄ませて覚えこんでも

感覚はどんどん変わっていくんです。

今までと違うバランスにいることを経験する前と

経験した後では

同じような関係性のバランスになっても、もう感覚は違ってくるんです。

感覚はなじみの関係性のバランスですぐゼロ補正的なことをしてくれるんですね(*^_^*)

なじみの関係性がちょっとカラダの構造的に不自然でも

それになじめるようになってるんですね。

それが自然な感じ、と思えるようになるんですね。

生きやすくするための、カラダの知恵ですかね・・(*^_^*)


なので

あたらしいバランスに入っていく時に

感覚をガイドには使わないんです

というか、使えないんです。

これが多分ほかのボディワークなどと

大きく異なる点、なのではないかと思います。

たぶん・・・

(他のボディワーク系にうといもんで・・・(*^_^*))



感覚的な経験は

アレクサンダーテクニークの大きな魅力の一つですが

感覚に入っていく、のではなく・・・・



・・・・という

なかなかに

やっかいな道を通るのですね~A=´、`=)ゞあせる




では、なにをあてにすればいいの?!

・・てなりますよね・・(^_^;)



・・・なかなかやっかいなことを

書き始めてしまったわ・・・(;´▽`A``








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