本がでます。

本がでます。

7月14日 NOVA出版からです。

介護を通して 感じた 事実だけを書いてみました。

母が認知症になりました。

身の回りの事は 家族がしなければならなくなりました。

母の部屋を掃除していて 7冊以上の大学ノートが出て来ました。

家計簿と思って見たノートの内容に 私は 茫然自失になりました。

そこには 私の知らない 母の内心が 28年におよんで 書き連ねられていました。

うっかりとはいえ やってはいけないことしてしまった 後悔と 喪失感。

無縁と思っていた介護の現実は 中々厳しいものでした。
心情全てを吐露することは 誤解も招くことも多くあると覚悟をした上で
書いてみました。

娘に
「ママが傷つかなければいいけどね。
世の中の多くの人は 綺麗事が好きな時代だから
本当の事って 無記名で パソコン上の中傷の対象になりかねないからね」
でも その娘のためにも 息子のためにも 
介護から きずいた 自分の老後 死 そして どう 日々を過ごしていきたいか
を 遺書替わりと言っては 言い過ぎだけど、書いてみました。

「親子はなんだかんだ言っても 仲がいいものよ」
と 信じている方

介護なんて うちは無縁だと 思っているかた

自分の老後は 誰かがなんとかしてくれると 思っている方

おばあちゃん おじいちゃんは ママが見ればいいんだよ
と 思っている 若い方にも

ぜひ読んでいただきたいと おもいます。

                                          秋川リサ