表題に関することは後ほどふれるとして…
今回は、18日の夕方からお仕事でしたので、日帰りでした。
不安になるほど荷物が軽かったので…
お参りを忘れてはいけません。。。
例年、荒川峠~南比良峠縦走路のシロヤシオのトンネルを見に行っているのですが、今年は足の調子も悪いので、ちょっと無理かも…
すいません…いつもダケ道をくだる時は、お参りに寄ろうと思えば寄れるのですが、ここまで来ていませんで…。
おまいりおまいり…。
ただいま~!
思いのほか早くつけたので、予定変更で武奈様山頂の掃除に…
さすがに土曜の午前、山頂広場にはあまり新しいゴミはなかったですね。
いつも、この状態であってほしいものです。。。(^∇^)
コヤマノ岳さんの新緑は、今が見頃ですね(*^▽^*)
で…我が家に戻りました。
ここからが、表題に関するところです。
観音様ロードのメンテをなさってくださっていたW田さんもちょうどいらっしゃってて、ランチをしていると、例の私が退会した「八雲ヶ原を守る会」の事務局長さんがお見えになられました。
なかなか直接お話できる機会はないので、私が感じている疑問、違和感について、お話し、お互いがお互いの理解をと試みました。
試みましたが…結論として、そもそも、ワタシがそういう疑問、違和感を抱いていることそのものに対して、ご自分の考えとは違う観点がありうることもご理解いただけなかった様で、終始、首をひねる表情をなさっていました。
もちろん、ワタシの説明能力が未熟なのが一番の要因なのかもしれませんが、結局平行線に終わった感があります。
予め念のため申し上げておきますと、この事務局長さんはじめ同会関係者の中でワタシが存じ上げている方々は全員とても純粋な方々で、まじめに取り組んでおられます。だからこそ、ワタシは一旦は会への入会手続きをしたわけで…。
ですので、同会についてワタシが今後申し上げることは、決してそれらの方々や関係する山岳団体さんを責めたいわけではないこと、ご理解をいただけるとありがたいです。
純粋なのですが、あまりにも純粋過ぎるのか…
会の現実的目的は、「八雲ヶ原を守る」というよりも、一部の方が抱いておられた、かねてからの要望を、この際、社会的に正当づけることが狙いで、その承認可決機関的性格が強いと言わざるをえないと、ワタシには感じられます。
早い話が、実態は「工事をする」ための承認機関としての位置づけなのかと。
入会時、ワタシからは「会の目的は土砂流出防止のボランティア活動なのか、それとも、大きく八雲ヶ原の自然保護が目的で、あくまでもその一環としての具体的作業か」と質問したところ、「後者」との回答がありました。
ところが、送られてきた(採決されたという)事業計画のどこを見ても、それに関して言及しているところは皆無、工事のことしかありませんでした。
ワタシとしては「???」という感覚が強かったのですが(それ以外にも「???」な点はありましたが)、結局、適当にあしらわれていたのかと…。
なんの工事かというと、どうやら2か所、
1.八雲観音様横、八池谷への流れによる浸食をとめるため、水の流れを奥の深谷側へ誘導する工事
2.南部湿原の南側、水の流路に土溜まりを設け、流入土砂を取り除く工事
です。
「あくまでも案であって具体的にはこれから」とのご説明でしたが、関係者に送られたメールでは、採決されたとありました。要は、やることは既に決まっていて、その手段をこれからということかと理解せざるをえませんでした。
それらの工事が必要不可欠というならすればよいのでしょうが(これらの工事が今の八雲ヶ原にとって最優先課題なのかはワタシには少々異論のあるところなのですが、それはあくまでもワタシ個人の考えでもありますので、この際はさておいて)、問題は3点。
①そもそものエビデンスがしっかりしたものとはまだ言い難く、矛盾点も感じられること。
②情報が広く一般に公開されることなく、一部の方々のみで決しようとなさっていること。
③あまりに性急に事を運ぼうとなさっておられる感があること。
工事となると、どんな小さなものでも、八雲ヶ原の自然に少なからぬ負荷がかかる恐れは否定できないでしょう。当然、きちんとしたエビデンスがいるでしょう。
そのエビデンスが、ほぼ毎週現地でお泊りし、ゴミを通じて地面と対話し、水の流れを見ている(雨の時の濁流も過去何度も見ています…あまりいいことではないのでしょうが…笑)ワタシの感覚では弱いし、一部「それってホント?念のため、よく確認した方がいいのでは?」と感じることもあるのです。
また、「八雲ヶ原を守る会」は、滋賀労山さん、滋賀岳連さんが連携したものとなっていますが、これら山岳団体の、しかもその一部だけで決めれることなのでしょうか?
八雲ヶ原にはたくさんの方がいらっしゃっていますし、毎週の様にお会いする方々も少なからずいらっしゃいます。ワタシの感覚では、山岳会関係以外の方々の方が、圧倒的に多いかと。しかも、そういった方々の中には、これ以上、工事でむやみに手を加えてほしくないという意向を持たれている方が、非常に多いと感じています。それらの方々の意向を抜きにして、情報も公開せず進めるスタンスは、いくら県や地権者の承諾があるとはいえ、ワタシにはどうも強い違和感を覚えます。
昨日のお話では、「あまり公開しないように言われている」とのこと、いったい、誰に言われているのでしょうか?マスコミ云々という言葉もありましたので、な~んとなく背景がわかったりしますが…(笑)
上記2つの工事を実施するにあたって、ワタシが感じているエビデンスの弱さ、要確認の矛盾点については後日別途ご説明しますが、やはり一番の問題は、一部の方々のみで性急に事を決しようとなさっていることと感じます。
聞くところによると、5月21日に県のお役人の方々と現地に来て説明し、来月には工事に入るつもりとのこと。その時に、今後どういう工事をすればいいか、必要なら県の土木専門家も交えとのことですが、そのお役人の方々も専門家の方々も日常の八雲ヶ原をよくご存じない…おそらく、ご案内なさる会の方のおっしゃることが全て正しいと理解なさり、ことが進んでいくことでしょう。
八雲ヶ原をよく訪れる方のうち、ほとんどの方が知らないうちに、もうそこまでお膳立てされてしまっているのです。いくらいいことでも、そんなんでいいのでしょうか?
ワタシには、どうしても違和感が生じるのです。
そこで、昨日は、事務局長さんに、ワタシの方に事の進展を含む、関連情報は今後逐次ご連絡いただけないか、お願いしました。退会したワタシ、本来はその資格はないのでしょうが、ご本人からも「情報を連絡する」ということでしたので。
そのいただいた情報を、このブログで公開していきたいと思います。
ワタシのブログは、現在、記事を書いた日は1日1,000件から2,000件のアクセス数があります。とてもマニアックなブログで賛否両論があるんだろうなとは思ってもいるのですが、ありがたいことと感謝しています。
また、とても多様な方が読んでくださっているようです。
おそらく、労山さん、岳連さん関係者の方々以外の方が多いと思いますし、昨年には、ありがたいことに、北部湿原回復工事を監修なさった先生からも貴重なコメントをいただきました。
これまで、京阪さんの本社にもうかがい、色々親身に情報を教えていただいたこともありますので、京阪さんはじめ、複数の企業関係者の方もご覧になられている可能性もあるかもしれません。
立場を超えて、少しずつでも、それぞれがそれぞれの力を出し合い、協力を図っていくことこそ、「八雲ヶ原の自然の回復」には必要と考えるのは、ワタシだけなのでしょうか、ワタシのスタンスが間違いなのでしょうか。
この件に関して、最後に、同会関係者として名を連ねていらっしゃる役員・メンバーの皆様にお願いがあります。
そうそうたる方が役員になっておられますし、お聞きしたところによると、メンバーも現在50名近くになっていらっしゃるとのこと。全員が、純粋な気持ちで集われていると思います。その点は、大いに信頼できるものと確信しています。
どうか、それぞれがご自身の良心にしたがって、「誰それが言っているから」ではなく、表面上の現象だけを見るのではなく、「本当に正しいことはなんなのか、違う観点はないのか?」を深く考え、ご自身の目でカラダで確認され、個々人が主体的にご判断くださいますよう、どうか、よろしくお願いいたします。
前述のとおり、工事となると、少なからず八雲ヶ原への負荷があることは間違いないでしょう。工事の実施によって予想外の副作用が生じることもありえるわけで、その際は、皆さんお一人お一人がその工事を決した責任を有することになるのです。仮に、「名前は会メンバーとしてあるけど、決議には参加していない」ということであっても、今回の会の想定される現実的目的からすると、会にお名前があるだけでその工事を承認したということになるのですから…。
どうか、それぞれが、良心と当事者意識と責任をもって、活動なさってくださいませ。
ワタシの様なポッと出の未熟者が生意気を申し上げて本当に恐縮なのですが、信頼していますので、どうかどうか、よろしくお願いいたします。
半年ぶりに、八雲観音様のご尊顔を拝し、八雲ヶ原を後にしました。
毎週、お堂前で観音経と般若心経を唱え、「琵琶湖とその水源の比良山、そして八雲ヶ原をおまもりくださいませ。この八雲ヶ原で生まれる水を通して、関西1000万人以上の方々が、健康で幸せに暮らせますよう」とお祈りしています。
どうか…これからも、八雲ヶ原の自然にとって必要なことを、いろいろ気づかせてくださいますよう…。
突然ですが…
北比良峠でくつろぎ中のMさん。
この日はお誕生日だったそうで…
おめでとうございます!
それと…ファミリーのC木さん、ご快癒、お喜び申し上げます。
先週、出合小屋前の江若バスさんの立看の画像と共に、「江若バスさん、掃除なさいません?」と呼びかけましたが…
この付近、見事なまでにキレイになっていました。
同社関係者の方々が掃除なさった?
まさか、ワタシのブログをご覧になってとは思いませんが(*゚ー゚)ゞ
いずれにしろ、キレイにしてくださった方、本当にありがとうございました~!
皆さん、これで、バス開通後も気持ち良くバスに乗れますね♪
どんどん活用しましょう!