前日、仕事で夜が遅くなったので、今回は久しぶりに、遅出でガリバーから…


シャクナゲはほとんど見当たらず、やっとキレイな子が(^∇^)
山川草木悉有仏性・八雲ヶ原からこんにちは♪~武奈ヶ岳・コヤマノ岳はじめ比良の山々に抱かれて~

雨の中、ただいま~!
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我が家の敷地…緑が目立ってきました。
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間違いなく、昨年より多いです。年々、ちょっとずつ、確実に…(*^▽^*)


南部湿原、流れ込んでいると言われている土砂の上にも、緑が目立つように…。
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ワタシの気のせいかもしれませんが、昨年のこの時期は、こんなにはなかったかと…。

毎週、見ている者として感じる、直感です。(*^.^*)



これまで何度かご紹介したことがありますが、岳連さん、労山さん等山岳団体さんが連携し、今年、「八雲ヶ原を守る会」という会が発足しています。これら各団体さんが立場を超えて、ひとつのテーマのもとに連携したのは画期的なことで、以前から話を聞いていたワタシも大いに期待を寄せ、ワタシなりに大したことではありませんが、その事前段階において間接的に少し関係をしていて(会の方々はその認識はお持ちではないかも…笑)、発足のご案内があると同時に、入会申込書を提出しました。


その「八雲ヶ原を守る会」を、この度、退会しました。

同会には、そうそうたるお歴々の方々が名を連ね、ワタシごとき吹けば飛ぶような存在が一人いなくなったところで、何ら影響はないでしょうが、ワタシのブログはこれら山岳会系団体所属の方も少なからずご覧頂いているようで、ワタシの退会理由について、もしあれやこれやの推測が飛び交うのも本意ではありませんので、この機会に、述べておきたいと思います。


退会理由は、一言で表現すると、毎週現地を眺めている者として、違和感をぬぐえないこと、具体的には、下記の2つです。

①会の構成・運用・方針が、ワタシの思っていたものとは少々ずれていたこと

以前から、ワタシは、岳連or労山の別はもちろん、山岳会所属or無所属,個人or企業(ex.K阪グループ等)にかかわらず、比良のお山を、八雲ヶ原のことを考えている方々が、その立場を越えて、緩やかではあってもお互いにつながって、知恵と労力を持ちよって、動いていくことが、最重要と考えていましたし、ワタシなりに、微力ですが動いていたつもりです。将来的には、そういった方々のハブのひとつともなったらいいな~という気持ちも抱いていました。このブログを、色々ありながらも続けてきたのは、そういった気持ちも一因です(他にもありますが)。

今回の会の設立は、ワタシの中では、そういった「つながり」を期待できるものと理解していたのですが、いただいた設立趣意は、それとは異なるものでした。少なくとも、多様な立場の方々が共感できるものとは、ワタシには感じられませんでした。

丁寧なご説明はいただきましたが…その後送っていただいた事業計画案も含め、違和感はやはり強いものがありました。

で、入会申込書は提出した上で、広く共感を募れるよう、設立趣意の変更、ないしは、無理なら、アナウンス文の工夫についてご提案しましたが、結局、お返事はいただけませんでした。却下ならまだしも、お返事が…。


②基本的スタンスが大きく異なることを痛感

会は、「八雲ヶ原をもとに戻すこと」が目的だそうです。方や、ワタシのスタンスは、「八雲ヶ原の回復を応援する」です。同じように見えるかもしれませんが、実は大きく異なることを、ここのところ実感しています。

たとえば…前述の南部湿原の土砂。確かに困ったものです。「もとに戻す」スタンスの場合、「土砂は取り除き、今後流れ込まないよう堰き止める」という発想が自然なのでしょう。事実、その案が会で可決された旨のご案内もいただきました。そうなると…あの生えて来た緑の子達は、どうなるのでしょう…。もちろん、それがベストということであるなら、いいのですが、その前に、本当にそれがベストか、しっかりした根拠があるのでしょうか。事業計画案に明記はありませんでした。これから調査するのかもしれませんが、その場合でも、やること前提の調査なんだろうなと感じられました。

毎週現地で眺めていると、いろんなことに気づきます。そのことが全ていいことというまでは過信してはいませんが、そのちょっとしたことを肌感覚で感じること、それが現場感覚なのかな~と思ったりもします。また、どこの山岳会にも所属しないものの、何十年も、毎週来られている方もたくさんいらっしゃって、お話をお聞きする機会がよくあります。というよりも、ワタシの感覚では、そういう“個人”の方の方が圧倒的に多数です。そういった方々からはよく、「できるだけ手を加えない方がいいと思う」ということをお聞きします。ワタシも、極力人の手を加えず、加えざるをえない場合は、十分、自然に対する負荷という観点からの専門家(工事専門家ではなく)を含め、多角的な観点からの調査・研究という前提があって然るべきではないかと。

会の発足からわずか1ヶ月あまりで、もう各種工事実施前提の話が進んでいるというのは、どうなのでしょうか…。もし、どうしても緊急を要するということであるなら、そういう対応もあるのではないか…。一旦、“恒久的な”工事をした後では、対処のしようがないということにもなりかねず…。

これ以上の詳細は省きますが…その現場感覚からして、会のあり方に違和感を感じます。


他にもこまごまとありますが…ということで、ワタシが「八雲ヶ原を守る会」に名を連ねることは、会にとっても、ワタシ自身にとっても好ましくないと判断し、退会しました。

とはいうものの、会のやること全てに反対しているというわけではありませんので、か弱いですが(笑)、賛同できるものについては労力はご提供しますし、必要であれば、外部の立場からご意見も申し上げることはあるでしょう。場合によっては、反対を表明し広く訴えることも…。それが、お互いにとっていいでしょう。



で、本文に戻ります。。。


あ~あ、またティッシュの群生…

あのね、ここ、南部湿原の制限区域内なんですけど…(ノ_・。)
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夕方には雨はあがってきたのですが…

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念のため、ここで焼き肉♪



おはようございま~す!
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前日とうってかわって、快晴ですよ、カイセイ!

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影では…足が長く見えます。
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なんとなくステキだったので(^∇^)

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このところ、足の故障で長くは歩けなかったのですが、今日はまだ調子がよかったので、久しぶりに西南稜をくだり、口の深谷へ…


で、早速、これ…↓
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その近くには、超巨大なこれ…↓

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中には、やっぱりゴミが…

情けないですね…。

少なくとも…幼稚園児でも、遊んだ後は、片づけないと叱られるかと…(^▽^;)



観音様ロード、先週、W田さんが修理してくださいました。↓
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ありがとうございました~!



「回復を応援する」スタンスの場合…最優先事項は、これの処理です。(゚ー゚;↓

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前日雨だったので、いつもの掃除作業ができず、北比良峠で作業するほどの時間もなかったので、かねてから気になっていた、ロッジ跡方面から流れている細い沢を遡ることに…。



数年前、マスコミ等で、「八雲ヶ原には油が浮いて、ゴミが流れ込んでいる」と伝えられていました。

油については当時強い違和感を感じ、Y山さんに手伝ってもらって湿原の水を採取、検査会社で調べてもらったら油分は全くなく、鉄バクテリアの被膜であることがわかり、このブログでも現地でも、その広まっている話が間違いであることを、訴えたことがあります。油で汚染されているどころか、しっかり水源としての浄化機能が働いていることと共に…。

もうひとつあった違和感は…南部湿原に流れ込んでいたゴミの出所。

当時、これは大量に埋められていたロッジ跡のゴミが流れ込んでいるような伝わり方をしていたやに記憶していますが、実はそれよりもむしろ、そのすぐ隣に数十年前まであった避難小屋周辺に登山者が埋めたゴミが多かったということに気づき、その周辺のゴミを処理したことがあります(その後、南部湿原には目立ったゴミの流入はなくなりました)。


これに関してもう一カ所気にしていたのがこの個所でした。

案の定、やはりここにも、登山者・ハイカーの埋めたゴミが、たくさん表に出てきていて、沢に流れ込んでいました。

こんな感じで…↓
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ちなみに…ワタシは、ワザワザ埋まっているゴミを掘り起こしているわけではなく、地表に出ているもののみを拾っていますので、地中には、もっとたくさんあると思われます。


ですが…わずか20分程度で、これぐらいにはなってしまいました。(^▽^;)
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今度は、同じ沢を、ロッジ側から歩いてみようかと思いました。


戻って、Kさん堤のメンテ…
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いつもはW田さんがメンテしてくださっていますが、今日はワタシが…。

毎週の様にチェックして必要な時はスコップでメンテしているのですが、1週間もたないことがほとんどかと。溝の両側の砂がすぐボロボロ崩れてきて溝をふさぎ、結局、その砂が、北部湿原池方向に流れるということになっているようです。


「八雲ヶ原を守る会」の皆さんが、今度、どういう工事をなさるかはもうワタシは知る立場ではありませんが、いずれにしろ、どうぞ、メンテをどうやって誰がするのか、考えておいていただくよう、お願いいたします。



どうぞ、八雲ヶ原をおまもりくださいませ。。。
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いってきま~す!



立看たてるのもいいけど…
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せっかく、運行開始するんですから、せめて、その近辺だけでも掃除なさいません?(*^.^*)


では~!