最近Zガンダムの劇場版を観まして。

もうね、何しろ数十年も昔に観たアニメなので、ほとんど話の内容、忘れてたのに気付きました。

 

というか、ちゃんと観てなかったことに気が付いた(笑)

まぁ子供でしたからね。あと中学生だったと思うんですけど、部活も忙しくてしっかりは観てなかったんじゃないかと思います。

 

しかし劇場版はスゴイですね、かなりの作画部分が今的に書き換えされていて見応えありました。おかげでZガンダムのモチベーション上がりそうです^^(頼るな)。

 

さて!今日はですね、先日もブログでちょっとだけ書きました、スゴイ人気の有澤さんのidola - エッチングガイド(凹モールド用)について使い方なんかを書いてみようと思います^^

 

対象は1/60のZガンダムなんですが、このキット昔のキットなだけに筋彫りもパネルラインもいい感じの部分がちょっとイマイチでですね・・・_(:3 」∠)_

 

実際に筋彫り作業を始めると、既存の筋彫りを高圧ガス工業- シアノンDW (20g 中粘度型)等で消して作業するという事もありました。そんないい感じのパネルラインなんかを上手く掘るには、今までは自分で線を考えて彫ってたわけなんですけど、このidola - エッチングガイド(凹モールド用)にはジグザクな形状や凹形状のモールドラインが描けるテンプレートが多数収録されているので非常に楽^^

 

 

てことで、まずは使ってみましょ♪

 

まずこのプレートからテンプレートに使用するエッチングガイドパーツを切り離します。ゲート部分は非常に細いので、フェザー(FEATHER)- メス替刃(サージカルブレード各種)などでも全然大丈夫ですが、一応ステンレスなので、ニッパーなどでカットする際にはプラスチック用は使わないでENGINEER - チップカッター(プラ等汎用)を使ってください^^

 

 

ちなみにこのガイド表面が細かく凸凹段差が付いた形状になってるんですが、ガンプラのようなキャラクターモデルって、平面ぽく見える部分も結構緩やかな曲面になっててですね、これそういった部分にぴったり当てられるようになってるんですね!(スゴイぞ)

 

ちなみにこういったガイドがない場合には、筋彫りはシャーペンで下書き書いてみて、その上でガイドテープ使って彫るわけですけど、そういう場合は当然こんな具合になります。

 

 

このキットの場合1/60っていうサイズなので、基本的にガイドテープ必須になるのはほぼ間違いないんですが、一般的な1/144サイズや1/100サイズの場合、非常に細かな線をたくさん引くには結構苦労しますよねー(。-`ω-)

 

そこで今回のidola - エッチングガイド(凹モールド用)

 

このガイドの裏面にドラパス- 細切り両面接着テープ 各種(20m巻)の2mmや3mmを切って貼り付けます。この超細切り両面テープ、あんまり人気はパッとしませんけど、実はかなり便利でしょっちゅう使ってます^^

 

とにかくあらかじめ細い幅なのがいいんです。こういった際はもちろん、パーツの仮止めの際も普通のマスキングテープより圧倒的に保持力もありますし、かつテープのように本体をべたっと隠さないので見た目もきれい(笑)

 

こういったガイドテンプレートに限らずですが、貼り付けの際には彫っている最中にガイドがずれるのを極力避ける必要があります。つまり、それなりの貼り付ける粘着力があり、かつ使用後は糊が残らないよう綺麗に剥がせることがガイドテープには必要なんですね。

 

マスキングテープは当然糊残りしないので安全なんですが、ガイドの細さや細かさと、貼り付ける作業性も含めておすすめなのがこの細切り両面テープ。

一応これ幅3mmのテープですからね(笑)

こういう感じで筋彫りしたいパーツに張り付けます。見るとわかりますけどほら、緩やかな曲面でしょ^^

 

で、このガイドに沿ってバローベ- HSS彫刻刀(0.2mm)で筋彫りします。一発で彫っちゃだめですよ~♪力を入れずに、何度も何度もなぞる要領で彫ります。

 

 

で、あっという間に完成(笑)コーナーがちょっと緩いのは要練習ですね。しかしこりゃ楽!(*´ω`)

正直、角度のキツイ、カクカクした筋彫りはかっこいいんですけどメンドクサイんですよね!そういう部分、これヒジョーに助かります!!

 

もう一つ、dola - リブ&VHFアンテナというのも別の部位で使ってみました。

 

 

取り付け軸がついてるので軸と同じサイズの穴(0.3~0.4mm)を極細20本組みストレートドリル刃セットの中の同サイズで開口して刺してやり、瞬着で固定するだけでまっすぐしっかり立ってくれます^^

 

最近は鋼魂はじめずいぶんエッチング部品が賑やかなんですが、エッチングパーツやツールは、プラスチックでは十分表現仕切れない精密表現ができるという事で昔から模型に使われてきました。最近また新たな活躍の場が増えたと言っていいと思うんですが、使い方はやはりほかのディティールアップパーツと同じく、使う方次第じゃないかなって思います。

 

これは、やはりそのままペタッと貼って使ってしまえば、販売している部品そのままになってしまいます。例えば、ほかのディティールアップパーツなどと組み合わせて使うことで、より個性のある使い方、自分だけのディティールアップにつながるのだと思います。

 

活かすも殺すもあなた次第(笑)工夫しながら楽しんでいろんな使い道を見つけてください!^^

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