明神そば きやり 神田明神前店 | 秋葉食堂

明神そば きやり 神田明神前店

明神そば きやり 神田明神前店


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店名:明神そば きやり 神田明神前店
住所:千代田区外神田2丁目18-12
料理:あずま丼そばセット 950円 + ごはん大盛 100円
内容:あずま丼 + ミニそば + お新香 + ネギ(薬味)
混雑:余裕っぽい
店内:カウンター + テーブル + 座敷
煙草:見忘れた (;・∀・)

●特徴
・あずま丼
 “明神下 雅 ” と言う店がある。
 いくら丼がオススメの秋葉食堂お気に入りのお店。
 その“明神下 雅 ”の姉妹店が神田明神の参道のところにある。
 姉妹店ってことで海鮮丼が美味いに違いない。
 秋葉食堂はそう考え “あずま丼” を注文した。
 しかし、入る店を間違えたことにこの時の秋葉食堂はまだ気付かない。
 おい俺!
 目的の店は2~3件隣だぞ (つД`)
 さらに、甘味&弁当屋だぞ (つД`)
 記憶力なさ過ぎ (つД`)
 ちなみに、この店の “あずま丼” と言うのは“マグロのづけ丼” のことである。
 味は普通。

 

 あずま丼

・ミニそば
 セットのミニそば。
 暖かいのと冷たいので選択式。

 

 ミニそば


・お新香

 

 お新香

●レポート
「さて、博雅にひとつ教えておきたいことがある」
「何だ」
「神田明神さ」
安倍清明は無造作に言い放った。
「神田明神?」
「そうさ、神田明神さ」
「──つまり、今日はレポートに書くことがないのか?」
源博雅が尋ねた。
「良い漢だな、博雅は──」
清明は応じた。
「だが、そういうことを口にしてはいけないよ、博雅」
「なぜだ」
「それが呪と言うもだからさ」
「呪か?」
「そうだ、呪さ」
「むむ」
「わからぬか?」
「わからぬ」
「では分かりやすい話をしてやろう」
「───」
「まず、神田明神の祭神は三柱だ」
「───」
「一ノ宮に大己貴命、二ノ宮に少彦名命、三ノ宮に平将門神」
「むむ」
「わからぬか?」
「わからぬな」
「大己貴命というのは、要するに だいこく様だ」
「むむ」
「少彦名命というのは、要するに えびす様だ」
「むむむ」
「平将門神というのは、先の乱で新皇を名乗ったあの男のことよ」
「むむむむ」
「わからぬか?」
「わからぬな」
「良い漢だな、博雅は──」
「もっと簡単に言ってくれ」
「簡単にか?」
「簡単にだ」
「いいかい、大己貴命というのは、レベル52だ」
「!」 
「少彦名命というのは、レベル31だ」
「!!」
「平将門神というのは、レベル70だ」
「!!!」
「平将門神の魔法は、マハジオンガ、マハムド、ムドオン、サバトマ、マハザンダイン、ハマオン」
「そ、それは、つ、つまり──」
博雅は言いよどみながら問うた。
「メガテンか?」
「ほう──」
と、清明は口元に笑みを浮かべた。
「多少は呪のことがわかるようになったではないか──」
たまらぬ夢枕獏であった。


あずま丼そばセット+ごはん大盛



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