ごめんなさい 

目立ってしまってごめんなさい


私は目立つとダメなんだ

私は褒められちゃいけないんだ

私はじっと
いるかいないかわからない存在じゃなきゃダメなんだ


だって


あいつはダメなヤツだから
そんなことできるはずがない

そう言われたから。。。





小学生の頃

私の兄は油絵を習っていて
なかなかの腕だった(らしい)


夏休みの一研究で
私も油絵を描いてみたくて


兄の絵の具を借りて
小さなキャンパスに
自由に絵を描いた


描いたというより
絵の具を乗せていった


楽しかった

たくさんの色が溶け合って
具体的な絵になってゆく

立体的に絵が浮き上がっていく

楽しかったなぁ


夏休みがあけて
それを一研究の宿題として提出した

 
先生がびっくりして褒めてくれた

みんなに絵を紹介してくれた

油絵を描く子などあの頃はいなかったから

私はめったに褒められることがなかったのですごく誇らしくて
嬉しかった


すると1人のクラスの男の子が
とつぜん
「先生!」って手をあげた

先生がどうした?ってその子に聞いた


「先生、ぴこさんのお兄さんは油絵をやってます
その絵、お兄さんに描いてもらったんです
それってずるいことだと思います!」

と言い出した


え???

私はびっくりして
声が出なかった


先生は

「なんだ。。
せっかく褒めたのに
ダメじゃないか!
お兄さんに描いてもらったのを
自分が描いたものにするなんて
卑怯だぞ!」

と、どなり

私はクラス全員の前で怒られた


クラスみんなの顔色が
さーっと変わっていくのを感じた


私は怖くて怖くて
何が起こったのかわからなくて

なぜその男の子がそんなウソを言い出したのか


なぜ先生は確かめもせずに
その子の言うことを信じて私を叱ったのか

わからなかった




・・と今まで思っていたが


というより今まで完全に忘れていた昔の出来事だが


本当は

きっとその瞬間わかっていたのだ


その男の子は成績優秀で
クラスの人気者だった

先生にも信頼されてた


その点私は
なにひとつ取り柄もなく
なにも出来ない子だった


どちらの言葉を信じるかは
明白だった


真実などどちらでも良かったのだ


信じてもらいやすい者と
信じてもらいにくい者がいる


それだけだった


私は

泣くことも
否定することもできず

恥ずかしくて
つっかえされた絵を抱いてうつむくだけが精いっぱいだった



私は目立ってはいけないのだった

私は褒められてはいけないのだった

私は優秀になってはいけないのだった

私は私でなければいけなかったのに
うっかり楽しく絵なんて描いてしまったばっかりに

うっかり褒められるようなことをしたばっかりに


ああ、失敗した


悲しかった

信じてもらえないことより

自分が一瞬でも目立ってしまったことを後悔した

後悔するようなことをした自分が悲しかった

上手に生きられない自分が悲しかった



正直
子供の頃のことはほとんど覚えていない


だが
フっと
突然よぎる記憶がある


なぜ
こんなことを今頃思いだしたんだろうな



そうそう
中学生くらいの時読んだ本で


ダメな人間などいないのだ

あなたはあなたのままで大丈夫だ


そういった良さげなわかった風な言葉を最初に耳にした時



そんなバカな話があるか! 

この世には

ダメな人間
優秀人間
普通の人間

この三種類の人間しかいないんだ




私はダメな人間に分類されるのだ

ダメな人間などいないのだと??

なにを
ふざけたことを言う?

おまえらに私の気持ちなどわかるものか!偽善者め!!


・・そんなことを思ったのだ

ダメな人間は一生ダメなままでいるんだ

それが私の居場所だから



そんなことを思ったのだった



ダメだ。ダメだ。といいながら


本心はもしかしたら
私はダメじゃないかもしれない、とも思っていた



なぜなら
ダメじゃない証拠が集まってくるから


成績は悪いくせに
どんくさいくせに
運動だけはできた


それがまた嫌だった


あいつ
アタマ悪いくせに走るのだけは早いんだな


あいつ
なんにもできないくせに
体操だけはできるんだな


運動系しかできない自分が嫌で
ある日のスポーツテストは思いっきり手を抜いて走った


でも

手を抜くのもどんくさくてできなかった


大きくなるにつれ

運動ができることは
もしかしたらダメなことではないのかもしれない、と思いはじめた


そう

あの頃の私は

運動ができることさえ
自分の恥のように感じていたのだ

勉強できないくせ

その

くせに!

ってのが
いかに子供の心を固くするのか

今ならよーーーくわかる
 


女のくせに
妹のくせに
ビンボーなくせに
勉強できないくせに
嫌われてるくせに
どんくさいくせに
身体が弱いくせに
給食食べれないくせに


(親のくせに
子供のくせに)


そう言われるのが
辛かった

いっそ何もできないほうがよかった


・・ああ、書き出すとまたとりとめがなくなってくるね(笑)



私も

子供の頃は


たくさんの
「ダメな人間の私」をかかえてたってこと


世間の評価の方が正しくて

自分自身をそこに当てはめて

生きてきたってことなのね





気づくだけ、なんだ

ダメな人間などいなかったのだ、と



◯◯のくせに!っていう
呪いの言葉から解き放たれていくと


文字通り

解放者となるんだ




だから言ってるのよ

あなたも大丈夫だ!って



あなたは

素晴らしいんだ!って
気がついた時


世界はガラッと音をたてて変わっていくからね


この世には
ダメな人間
優秀な人間
普通の人間

がいるのではなく

そういうレッテルを自分が貼ってしまった自分がいる、ということ



そもそも
ダメな人間などいるはずがない


だってこの世には生まれてきた時点で
それは不可能だから


もう
無邪気なままで大丈夫だ


アホになることがいかに大切なことだったか


だってお利口にならなければいけなかったからね

頑張ったよね

頑張ってきたよね、私たち




私たちは

いくつものドラマをみながら
人生を送る



私はスイッチを切り替えただけ

見る世界を切り替えただけ

チャンネルはひとつじゃなかったんだね



なーんだ

こんなに無数にあったのか

知らなかったね



でも

知っちゃったね


あなたも切り替えよう

うひょひょ

すごい世界が待ってるよ!!






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いつも読んでくださってありがとうございます
感謝でいっぱいぴこでした