2018/03/09 J☆Dee'Z ワンマンライブ Feeeeel!!!2018 レポ | 異彩前夜

異彩前夜

Akiの何だかまとまりのない日記

僕にとって、J☆Dee'Z3回目のワンマンライブとなる今回の『J☆Dee'Z ワンマンライブ Feeeeel!!!2018』。

 

過去2回は、心のどこかで「J☆Dee'Z頑張れ…!」という気持ちで観ていましたが、

今回のワンマンライブは、ただただ自分が心から純粋に音楽を楽しめたライブだったと思います。無我夢中であっという間の時間でした。

 

それと今回のライブ後に感じたのですが、生バンドでのライブがより自然になっていましたね。

前回まではバンドにグイグイ押されながらパフォーマンスが向上していく感じがしましたが、

今回のワンマンはより調和され良い意味でバンドの存在を気にしない素晴らしいパフォーマンスだったと思います。

 

そんな今回のワンマンライブですが、ここからは順にライブを振り返って書いていきたいと思います。

 

 

心躍る気持ちと良い緊張感ある空間で行われたライブでしたが、

序盤から本当盛り上がりが凄かったです。

哀愁と青春の情緒溢れる『Melody』の個々の美しいアカペラから始まり、New YorkでのPVも話題になりダンス・ボディーパーカッション・ソロアカペラ・ハーモニーと「よりJ☆Dee'Zを強く感じる」彼女たちの基軸曲『Answer』までの新旧織り交ぜた流れは、もうこれだけでワンマンライブといっても良いボリュームでした。そして今までは終盤に持ってきていた岡村靖幸さんのCover曲『だいすき』を序盤に持ってくる辺りに、今までの軌跡で増えた楽曲の充実ぶりが伺えました。

それと個人的に(立位置的にもそれっぽい『CrazyForYou』も間に挟みながらの)『FunTimeFunk!!』『横浜ラブストーリー』『Chocolate』というJ☆Dee'Zのシングル3曲目メドレーを披露して頂き、改めて「J☆Dee'Zシングル3曲目秀逸説」を感じさせてくれましたね。

 

そして、そこからの流れのあと披露されたのが『ORIGINAL』。以前、本人たちは90%ネガティブな曲と言っていましたが、それだけにリアルを歌っていて、この曲があるからこそ色んな曲がより心に響くようになった気もします。オレスカバンドさんの曲は、どれもJ☆Dee'Zの新しい面を引き出してくれていてとても素敵です。

 

そんな内容の濃い前半戦が終了し、

ライブ中盤メンバーが1曲づつソロでCover曲を歌い、それぞれが魅力ある個性を披露してくれました。

 

まず最初はamiさんが不安だった上京時に聴いていて今でも思い入れのある曲という

槇原敬之さんの『遠く遠く』。

amiさんの歌声は心に優しい音なんですよね。

この声をずっと聴いていたいなぁ…と、そう思わせてくれる歌声でした。 

 

続いてMOMOKAさんが、あいみょんさんの『君はロックを聴かない』を披露。

後述でもMOMOKAさんの感想を述べてるのでここでは少し割愛しますが、とても素敵な歌声でした。

 

そして最後は、Nonoさんが披露したコレサワさんの『たばこ』。

歌声も本当素晴らしかったのですが、圧巻だったのが終盤のダンスソロ。

閉じ込めていた溢れる感情を解き放つかのような世界観は、Nonoさんにとってダンスは言葉なんだ。と改めて感じさせてくれる表現力でした。

 

そんな、それぞれのソロで成長を垣間見せてから再び3人に戻り披露したのが、今までの感謝と新たな旅立ちへの思い巡る楽曲『三月』。

観客が持参し配ってくださったピンクのペンライトが桜のように揺れる中、とても温かい空間が流れていましたね。

そんな素敵な感情が流れる中でも特に際だっていたのが、曲の前にMCを担当し、この日の翌日高校の卒業式を迎えるMOMOKAさんの、曲終盤に奏でたファルセット。その声が、とにかく美しくて。

綺麗な音がどこまも伸びていくかのようで、

これからの皆の新しい道を明るく照らしてくれるような歌声でした。

三月は今回のハイライトの一つだったのではないでしょうか。

 

本来なら、ここで終わってもいいくらいのクオリティと素晴らしい構成のワンマンラインブですが、ここからさらにヒートアップしていくのが、今回のJ☆Dee'Z。

 

その後に遊助さんのCoverを歌った可愛い楽曲『全部好き。』を歌ってからの終盤戦は、

拳振り上げ声枯れるまで叫ぶ『DreamArch』、タオルを振り回す『LetTheMusicFlow』、昭和なダンスナンバー『DanceDanceSolution』、皆で楽しく踊る『カラフルジャンプ』(amiさんのボイパもカッコ良かった。)という盛り上げベストメドレーで、終盤に相応しく会場のボルテージをさらに上げ、皆で大いに盛り上がりましたね。

 

本当個人的にですが、DreamArchでいかに全力で声を上げられたかと、カラフルジャンプをいかに楽しく踊れたか、がライブを楽しめたかの一つの目安になるんですが、この日は100点を上げてもいいくらい盛り上がれた気がします。

 

そんなこんなで、時間もあっという間に過ぎ、

いやいよアンコール前最後の一曲に。

披露されたのは、プロ女子バスケットWリーグの公式テーマソングにもなっている応援歌『あと一歩』。

 

 

壮大な曲と共に激しく踊り力強く歌う姿に、会場全体が釘付けになって心高まるのを感じた本編の最後でした。

 

そんな素晴らしい本編後にアンコールで披露されたのが、

『MorningHope』

『ひとひらの涙』

『DiscoWinner』

の3曲。

MorningHopeは、なぜか「冬のリリイベで始まるまで待ってるの寒いんだけど、待ってる心はあたたかい。」を思い出せて好きなんですよね。

ひとひらの涙は、リリースがMelodyとあと一歩の間に挟まれていて、個人的に披露する期間が他のシングルより少なかった印象ですが、ライブで聴くと振付のドラマティックさと共にとても印象に残る好きな楽曲の一つです。皆で最後歌ったのも素敵な感情でした。

そして、最後に披露されたDiscoWinnerは前向きであったかく皆で踊る曲で、楽しく今回のワンマンライブを終えるのにピッタリの曲でした。自然と笑顔になって本当に心温かく楽しかったです。

 

そんなアンコール内。スタッフさんからMOMOKAさんに封筒が渡され、メンバーに新たな一報が。

封筒を開けてみると、そこに書かれていたのは…

なんと東名阪ツアーが8月に決定したという発表でした!

 

日程はこちら。2018年

■8月19日(日)名古屋RAD HALL
■8月26日(日)大阪muse
■8月29日(水)SHIBUYA CLUB QUATTRO

 

メンバーも「(今まで東京に来てもらってばかりだったけど)今回は私たちが行きます!」

と各々が喜びを表現する等、常にポジティヴな感情が溢れていましたね。

 

 

と、いうことで最初にも書きましたが、ここまでボリュームがあったにも関わらず、体感としては本当あっという間のライブでしたし、心地よい疲労感と幸せを感じたライブでした。

 

(僕は参加しなかったのですが)その終演後もすぐに握手会をする等、

ライブのみならず常に精力的に活動しながら、もう既に次のステップへ向かい一歩ずつ前に進んでいるJ☆Dee'Z。

 

「武道館に行きたい。」

 

「J☆Dee'Zを信じたい。」

 

そう強く感じ、改めてステージの楽しさを感じたと語る等、満員御礼の会場でメンバー全員が今まで以上に手応えを感じたライブだったのではないでしょうか。

 

彼女たちは10代で若いです。

ただ、ライブのMC中にもありましたが、

まだ小学生だったデビュー前夜、夜中メンバーたちだけで駅に集まり、泣きながら円陣を組んだというエピソードからも分かるように、

彼女たちなりに見えない所で考え悩み、そして今の場所に辿り着いているのだと思います。

そこには、大人とか子供とか関係なく、誰もが尊敬できる一生懸命生きている人の輝きが見える気がします。

 

 

さて、そんな彼女たちですが、CDTVへの出演も果たす等、テレビでの露出も増えてきましたし、

さらに成長して大きくなる可能性を見せてくれましらし、そんなJ☆Dee'Zの今後のさらなる活躍を期待せずにはいられません。

 

今回素晴らしい感情と時を贈ってくださったバンドメンバーさん、スタッフさん含めた、全てのJ☆Dee'Zさん!

ありがとう。

 

目指せ武道館!