がん保険の商品開発と国の政策との関連性について | 保険日記

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生命保険会社9社、損害保険会社1社の保険代理店経営者です。

昨日の記事 でがん保険の新商品をご紹介しました。


ここ1~2年、保険会社各社でがん保険の新商品発売が活発化しています。


もちろん各保険会社間で競争していますので、少し前に比べて、がん保険の保障内容は非常に充実した商品が出そろっていると思います。


なので、極論をいえば、昨日の記事 でご紹介したがん保険でなくても、最近加入したがん保険であれば総じて内容はよいものといっていいと思います。


さすがに最近では、「変ながん保険」は見かけませんので。


では何故、ここ数年、もっといえば1~2年の間にこんなに新しいがん保険が相次いで発売されたのでしょうか。


実は、国もがん対策について積極的に推進しています。


このことと民間のがん保険の新商品開発は無縁ではないのです。


国は、国民のがん対策として、がん対策推進基本計画を平成19年6月に策定(閣議決定)しています。

⇒ がん対策推進基本計画の概要


その概要についてポイントを記載すると以下のようになります。


◇がんの早期発見:がん検診受診率50%を目指すこと。


◇がんの予防:未成年者の喫煙率0%を目指すこと。


◇放射線療法・化学療法の推進、これら専門医の育成


◇治療の初期段階からの緩和ケアの実施


◇がん医療に関する相談支援・情報提供


◇がんによる死亡者の減少(20%) ※1


◇がん患者・家族の苦痛の軽減・療養生活の質の向上 ※2


特に※1※2はこの基本計画の目的ともいうべきものです。


そして昨日の記事 でご紹介したがん保険も、


※1⇒生きていくために必要な資金手当て


※2QOL の向上


という点で国に政策に沿っているものなんですね。



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