以前書いた記事ですが、今回一連のダゼさん の記事を書くにあたり、「骨髄ドナー」の基礎知識をご案内したいので、若干の加筆、修正を加えて再アップします。
「骨髄ドナー」という言葉は聞かれたこともあると思います。
ドナーとは提供者のことで、直訳すると、
「骨髄の提供者」ということになります。
ではなぜ骨髄ドナーが必要なのか。
骨髄を移植することで命が救われる方がいるからです。
詳細は以下のようになります。
【骨髄移植とは】
骨髄移植とは、白血病や再生不良性貧血などの病気によって、正常な造血が行われなくなってしまった患者さんの骨髄幹細胞を、健康な方の骨髄幹細胞と入れ替える(実際は骨髄液を点滴静注する)ことにより、造血機能を回復させる治療法です。
⇒ 骨髄バンクHP
このようなドナーとなるために骨髄幹細胞採取手術を受けた場合、医療保険の手術給付金の対象になるケースがあります。
給付金の支払い対象になる保険会社とならない保険会社がありますのでご注意ください。
平成22年10月現在で、この骨髄幹細胞採取手術が手術給付金の対象になる保険会社は6社、11月から1社増えて7社となることまでは情報を得ています。
生命保険会社は約40社あり、そのうちの7社ですので、まだ一部の保険会社しか対象になりません。
加入してから1年間はこの骨髄幹細胞採取手術については免責期間があったりするのでこの点も注意しなければなりません。
しかし、骨髄提供というヒトの好意に基づくボランティア色の強い手術についても、医療保険の支払い対象となるということは、民間生命保険分野の大きな進歩といって良いでしょう。
このような社会貢献度の高い生命保険会社の取り組みについては、生命保険の販売者として大いに歓迎いたします。
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追記(平成22年10月)
チリの落盤事故。
被害者の救出が進められ33人全員の無事救出が目前ですね。
「命の尊さ」
「希望を持つことの大切さ」
「人間の強さ」
いろいろなことを学びました。
33人の作業員とその家族に対して心から敬意を表したいと思います。
本当によかったです。