昨日は渋谷区のお客様を訪問しました。
特徴的な高付加価値生活雑貨などを扱う通販会社の経営者です。
場所は渋谷の1等地の某テナントビル。
社長の部屋に入ると、書棚がなく、あらゆる書類がありません。
また一般社員がいるフロアも同様、書類がありません。
いったい書類はどこにあるのか。
この社長の徹底した方針で、書類はすべて電子化して保存してあるとのこと。なのでアナログの書類はないのです。この「すべて」というとことろがすごいですよね。
以前、大量の書類を保管してあるキャビネットや段ボールをみて、このスペースを坪換算した家賃に換算すると、とてつもない無駄があることに気づき、書類の電子化を始めたそうです。
そして商法上で保管義務のある書類は地方の家賃の安い倉庫に保管し、渋谷のオフィスは極端に小さくしたそうです。その結果、毎月の固定費が激減し、増益となったそうです。
このようなコスト削減策は、だれでもが思いつくようなものですが、この社長のように徹底して、「すべての書類を電子化し、紙として保管しない」ということを実践できる方は少ないのではないでしょうか。
このような「徹底した実践」こそ中小企業が生き残るためには必要なことであり、経営者の重要な意思決定であるのだと改めて勉強させていただきました。
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