保険の相談をいただくお客様から、「今、入っている保険の保険会社が心配。」という声を聞くこともたびたびあります。
万が一の場合の家族の経済的な保障や老後の生活費として積み立てている年金など、毎月支払っている保険料はどれも大切な財産となりますので、お客様のこのような心配は当然です。
しかし、その保険会社の健全性の良し悪しについて私が正しく指摘できるわけでもないことも事実です。
また加入している保険会社に問い合わせをしても、健全性をアピールするのはあたりまえで、お客様が望む回答を得られるかと言うとやはり疑問です。
では、いったいどうしたらいいのでしょうか。
厳しいようですが、ここはご自身で判断していくしかありません。
その判断材料としては、公表されている各保険会社のディスクロージャー資料があります。
以下には各保険会社の決算情報が掲載されているのでご興味のある方はご覧ください。
くれぐれも保険営業者や代理店のいわゆる「吹聴」によっての安易な乗り換えは禁物ですよ。
個人的な意見ですが、上記の決算資料は非常に便利です。が、書式が各保険会社独自のものでそれぞれ掲載されていてちょっと見づらいですね。
欲をいえば、生命保険協会が第3者の立場で共通の書式を作成して、各保険会社はその共通の書式に自社の決算情報を記載することにすれば、消費者視点のすばらしい決算資料となると思います。
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