「濵ちゃんも、あきらめんなよ」
ーカウントダウンコンサートで、中間(淳太)くん、桐山(照史)くん、重岡(大毅)くん、小瀧(望)くんの4人がデビュー報告をすることを知らされたのは、いつだった?
「発表の数時間前でしたね。僕は大晦日がオフで。゛ラッキー!初詣行こうぜ!!"って、保育園からの友だちを誘って、のんきに地元の神社に行ってました(笑)。出店で牛タン串が売ってて、゛俺のおごりや!"って友だちの分も買って、ほおばりながら参拝の列に並んでるときメールが鳴って」
ー誰からのメールだったの?
「淳太からで……。゛だまっててゴメン、じつは……"って、ながーいメールで、ただごとじゃないぞって一瞬でわかって。パニクって文字が全然頭に入ってこないから、とりあえず最後までバーッてスクロールしたら、゛4人でデビューすることになりました"って……」
ー本人たちからの報告だったんだ。
「牛タン食ってる場合ちゃうやん……って。ショックというより、゛え?えっ!?ウソやん!!"って状況を把握できなくて。グループメールだったんで、(藤井)流星と神ちゃん(神山智洋)から、゛教えてくれてありがとう"って返信が送られてきて。全然、納得も心の整理もできてなかったけど、俺も送らなって、゛教えてくれてありがとう"って同じ文を送って」
ー簡単に受け入れられないよね。
「なんかもう、世界中でひとりぼっちになったみたいな感覚になって。そしたら参拝の順番になって。゛神様に何を祈ったらええんや?"って。もうなんか、死にそうだったんでしょうね。゛け、健康でありますように!"って願ったんですよ(笑)。友だちに、゛何をお願いしたか知らんけど、お祈りしてるとき、これでもかってくらい力強く目をつぶってたぞ。必死すぎやろ"って笑われましたからね」
ー時間とともに現実感が増していった感じ?
「もう、どんどんどんどん気分が落ちていくんですよ。でも、友だちは知らないんで ゛おみくじ引こうぜ!"ってハイテンションで。で、引いたら、まさかの大吉で。゛ウソつくなー!!"って半泣きで叫びましたからね(笑)」
ーもうダメだと思った?
「正直、僕は終わったって思いました。あきらめムードというか。だって、゛この4人で"って発表したんですよ。でも、流星から電話がきて、゛俺はなんとしても入るよ。濵ちゃんも、あきらめんなよ"って。その言葉で一気にスイッチが入ったんです。神ちゃんも、最初はあきらめてたはずで。流星だけがあきらめなかった。こいつ、すごいなって。本当のピンチでも、うつむかず顔を上げるんだって。俺もあきらめちゃダメだって」
まかしとけ!ジャニーズ入ったる!!
ーそもそも、ジャニーズにはあこがれて入ったの?
「姉ちゃんがふたり、兄ちゃんがひとりいるんですけど、姉ちゃんたちがジャニーズ好きで。僕をジャニーズに入れれば、自分の好きなJr.に会えると思って入れようとしたんです。そんな下心には気づかず僕は、゛まかしとけ!ジャニーズ入ったる!!"って(笑)」
ー4人きょうだいの末っ子なんだね。
「はい。実家が農家だったんですけど、両親が忙しかったんで、きょうだいで弟の面倒を見なさいって感じで。母親より、姉たちに面倒を見てもらった記憶がありますね」
ー農作業を手伝ったりもした?
「僕、特技がトラクターの運転で。田んぼをトラクターで耕すのを、お父さんのヒザの上に乗せられて見てたら、自然と運転を覚えたっていう」
ー小5でダンスを習ってるよね?
「クラスの女のコに誘われたんで」
ーそれって、モテてたってこと?
「たぶん、モテてなかったです。ただ、ムダに運動神経抜群やったんで誘われたんだと思います(笑)。最初はおもしろかったんですけど、ちょっとしたらついていけなくなって、やめようとしたんです。心変わりに気づいたんでしょうね。僕、好きなコがバレてたんですけど、やめるって切り出そうとした瞬間、゜あ、あのコも入るから"って言われて。僕の好きなコもダンス教室に入ることになって。゛よっしゃ、もう少しがんばろう!"って(笑)」
ーそのころ、夢ってあった?
「中学でバスケ部に入って。゛自分の身体能力を最大限に発揮できるのはこれだ!"って、バスケ選手になろうと思ってましたね」
ー事務所に履歴書を送ったのは中2だよね?
「いよいよ、さっき言った姉が弟をジャニーズに入れて好きなコに会わせてもらおう計画を実行に移したわけです」
ーただ、履歴書に貼った写真を見たけど、すごいね(笑)。
「゛ツカミが大事や!"って思って(笑)。オカンが鼻メガネを買ってきてくれて。それをかけて写真撮って。アホなんです。わかってないんです。ことの重大さが。で、履歴書は送ったんですけど返事が来なくて。俺はオーディションさえ受けられず不合格が。゛チクショー!!"って」
ーカウントダウンコンサートで、中間(淳太)くん、桐山(照史)くん、重岡(大毅)くん、小瀧(望)くんの4人がデビュー報告をすることを知らされたのは、いつだった?
「発表の数時間前でしたね。僕は大晦日がオフで。゛ラッキー!初詣行こうぜ!!"って、保育園からの友だちを誘って、のんきに地元の神社に行ってました(笑)。出店で牛タン串が売ってて、゛俺のおごりや!"って友だちの分も買って、ほおばりながら参拝の列に並んでるときメールが鳴って」
ー誰からのメールだったの?
「淳太からで……。゛だまっててゴメン、じつは……"って、ながーいメールで、ただごとじゃないぞって一瞬でわかって。パニクって文字が全然頭に入ってこないから、とりあえず最後までバーッてスクロールしたら、゛4人でデビューすることになりました"って……」
ー本人たちからの報告だったんだ。
「牛タン食ってる場合ちゃうやん……って。ショックというより、゛え?えっ!?ウソやん!!"って状況を把握できなくて。グループメールだったんで、(藤井)流星と神ちゃん(神山智洋)から、゛教えてくれてありがとう"って返信が送られてきて。全然、納得も心の整理もできてなかったけど、俺も送らなって、゛教えてくれてありがとう"って同じ文を送って」
ー簡単に受け入れられないよね。
「なんかもう、世界中でひとりぼっちになったみたいな感覚になって。そしたら参拝の順番になって。゛神様に何を祈ったらええんや?"って。もうなんか、死にそうだったんでしょうね。゛け、健康でありますように!"って願ったんですよ(笑)。友だちに、゛何をお願いしたか知らんけど、お祈りしてるとき、これでもかってくらい力強く目をつぶってたぞ。必死すぎやろ"って笑われましたからね」
ー時間とともに現実感が増していった感じ?
「もう、どんどんどんどん気分が落ちていくんですよ。でも、友だちは知らないんで ゛おみくじ引こうぜ!"ってハイテンションで。で、引いたら、まさかの大吉で。゛ウソつくなー!!"って半泣きで叫びましたからね(笑)」
ーもうダメだと思った?
「正直、僕は終わったって思いました。あきらめムードというか。だって、゛この4人で"って発表したんですよ。でも、流星から電話がきて、゛俺はなんとしても入るよ。濵ちゃんも、あきらめんなよ"って。その言葉で一気にスイッチが入ったんです。神ちゃんも、最初はあきらめてたはずで。流星だけがあきらめなかった。こいつ、すごいなって。本当のピンチでも、うつむかず顔を上げるんだって。俺もあきらめちゃダメだって」
まかしとけ!ジャニーズ入ったる!!
ーそもそも、ジャニーズにはあこがれて入ったの?
「姉ちゃんがふたり、兄ちゃんがひとりいるんですけど、姉ちゃんたちがジャニーズ好きで。僕をジャニーズに入れれば、自分の好きなJr.に会えると思って入れようとしたんです。そんな下心には気づかず僕は、゛まかしとけ!ジャニーズ入ったる!!"って(笑)」
ー4人きょうだいの末っ子なんだね。
「はい。実家が農家だったんですけど、両親が忙しかったんで、きょうだいで弟の面倒を見なさいって感じで。母親より、姉たちに面倒を見てもらった記憶がありますね」
ー農作業を手伝ったりもした?
「僕、特技がトラクターの運転で。田んぼをトラクターで耕すのを、お父さんのヒザの上に乗せられて見てたら、自然と運転を覚えたっていう」
ー小5でダンスを習ってるよね?
「クラスの女のコに誘われたんで」
ーそれって、モテてたってこと?
「たぶん、モテてなかったです。ただ、ムダに運動神経抜群やったんで誘われたんだと思います(笑)。最初はおもしろかったんですけど、ちょっとしたらついていけなくなって、やめようとしたんです。心変わりに気づいたんでしょうね。僕、好きなコがバレてたんですけど、やめるって切り出そうとした瞬間、゜あ、あのコも入るから"って言われて。僕の好きなコもダンス教室に入ることになって。゛よっしゃ、もう少しがんばろう!"って(笑)」
ーそのころ、夢ってあった?
「中学でバスケ部に入って。゛自分の身体能力を最大限に発揮できるのはこれだ!"って、バスケ選手になろうと思ってましたね」
ー事務所に履歴書を送ったのは中2だよね?
「いよいよ、さっき言った姉が弟をジャニーズに入れて好きなコに会わせてもらおう計画を実行に移したわけです」
ーただ、履歴書に貼った写真を見たけど、すごいね(笑)。
「゛ツカミが大事や!"って思って(笑)。オカンが鼻メガネを買ってきてくれて。それをかけて写真撮って。アホなんです。わかってないんです。ことの重大さが。で、履歴書は送ったんですけど返事が来なくて。俺はオーディションさえ受けられず不合格が。゛チクショー!!"って」