スペイン遠征10日目

テーマ:
U-15監督の藤本です。

今日はスペイン10日目、イエローカップ2日目でした。
勝てば明日に繋がり、負ければ終わりのサバイバル。前日に滑りこんだ決勝トーナメントの座、選手達も十分理解していました。

準々決勝 vsレバンテ
結果 1-2 ●

対戦相手はレバンテ、現在リーガエスパニョーラで最下位にいますが、100年以上の歴史を持つ偉大なクラブです。そこの下部組織ということもあり、相手としては不足のない、待ち望んでいた強敵でした。相手は予選3戦を全て1-0で勝ち上がり、守備が安定した手堅いチームという印象。実際に試合を見たことはないので、数字上の範囲でしかプランを立てられませんでしたが、我慢して、我慢して、ワンチャンスをモノに出来れば…というプランでした。ここからはレギュレーションも変わり、25分✕2本(ハーフタイム”1分”)になりました。

前半、立ち上がりからボールを保持して、何となくやれている感はありましたが、ゆったりゆったりした相手の独特のペースに違和感を感じました。スペインに来てから継続して引きずっている立ち上がりの失点癖がこの試合でも訪れて、開始6分で守備の軽さから失点する苦しい展開に。それでも、攻撃ではビルドアップからチャンスメークまで、思い通りにボールを動かし、多くはないだろうと予想していたチャンスも何度か作って、ビッグチャンスを3度も外す悔しい前半となりました。

後半に入り、相手も熊本のシステムに対応してきましたが、前半ほどではないにしろ、チャンスを作り、ボールを持つ時間の長い展開となりました。それでもなかなか得点は奪えず、要所要所体を張って止められる→カウンターでチャンスを作られる、そういう展開となりました。ただ、我慢しきれず痛恨の2失点目。選手達もガクッと肩に伸し掛かる手痛い失点でした。選手交代をしながら、それでも展開としては変わらず、予選を1-0で勝ち進んできたとおり、ゴール前の強さは日本では味わえない手強さでした。終了間際に一矢報いるゴールを石坂が奪い、その直後に試合終了のホイッスルが鳴り響きました。

悔しさで涙する選手もいたり、肩を落とす選手もいましたが、それぞれに感じ方は違えども、全体としては充実感のある心地良い雰囲気でした。























結局、準々決勝敗退という結果に終わり、イエローカップは終戦。もっとこうしていれば…という”たら・れば”の思いもありますが、選手達は全てを出し切り、やり切ったと思います。試合後、「グレートチーム」と数人のスペイン人の方から握手を求められるなど、ロアッソ熊本のサッカーをリスペクトしてくれる姿も見られ、選手達のプレーに対する評価は高かったと、嬉しい一幕もありました。

この大会を通じて、自分たちの立ち位置がよく分かったと思います。通用する部分、そうではない部分、彼らの中に刻まれた経験値が深いのか浅いのか…それは、これから日本に帰って彼らの振舞いを見れば分かると思います。経験が深く刻まれた選手は意識を継続できるだろうし、逆に浅い選手は変わらないまま毎日を過ごすことになります。その差は歴然。我々指導者にとっても、その炎を燃やし続けられるように、全力でサポートしていきたいと思います。

今大会も収穫の多い素晴らしい大会でした。選手達のこれからを、楽しみに見守っていきたいと思います。


残念ながら試合に負けて午後からはフリーになり、全員で海に行きました。
切り替えの速さは絶品(^_^;)泳いだり、相撲をとったり、埋められたり、終いには砂をカブり(?)あったりと、ホントに楽しい時間でした。


















夜は後夜祭に参加して、参加チームの選手達との交わりもあり、シャイなロアッソの選手達も積極的に触れ合っていました。










中身の濃い1日でしたが、充実感のある、深い1日となりました。明日は最終日、ペニスコラという場所を観光しつつ、バルセロナに戻ります。最後の1日、今日と同じく充実したモノになるよう楽しみたいですね。
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