【もううんざり】ちょっとしたあらすじ【またMSX】 | ニッポンを知る事

【もううんざり】ちょっとしたあらすじ【またMSX】

 新人教育とか仕事が殺到とか色々と忙しくてブログ放置していました。


 まあMSXの情報を耳にしても「あんなキチガイ集団のことなんて書きたくねえよ!」という思いのほうが強くて心底うんざりした気分だったというのもブログ放置の理由なんですけどね。



 そんなMSX方面、2ちゃんねるを見ると賑わっているようです。

 貴重な昼休みを浪費して、ちょっとだけ更新です。




>MSXスレッド Part 35

http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/i4004/1238846479/


 490からスレの流れが急変します。


 いきなり「ゲームショップ1983」と「MSXアソシエーション」の癒着っぷりを指摘、K-TECHや逮捕者の話題が続きます。




>530 :ナイコンさん:2009/06/11(木) 23:30:56
>何でこのスレ知り合い同士でじゃれ合ってるの?普通の昔MSXユーザーだった人意味が分からないじゃない!!
>やるならよそでやってよ!!


 とりあえず、僕はこれに反応してみます。

 「昔のMSXユーザーには意味がわからない」というのが信じられませんが、もしそういった人がたくさんいるなら詐欺も簡単でしょうからね。




 以下、僕が調べたことを、僕の解釈で書きます。

 当時の事を知らない僕の個人的な解釈なのであちこち事実と違うかもしれないことをご了承ください。



 最初に、前回あつかった「MFPプレス」のとおり、横居英克と今村秀樹は共謀関係にあった。横居は「SM調教師瞳」なども手がけていた橋本和明と手を組んで「MSX用IDEインターフェース」詐欺を行い、今村秀樹が宣伝した。

 「SM調教師瞳」や「スーパーしょぼしょぼCG集」に関わった東京都東向島周辺のスタッフは、「フロントライン」「MSX復活プロジェクト」として集結。

 それに前後して(たぶんIDE詐欺の前)横居英克は自社である有限会社K-TECKの社員にMSXを買わせ、また給料の未払いや不当解雇を行い、草の根BBSで騒動になったらしい(ソース募集中)。


 横居英克はMSX同人ソフトの委託販売の売上げを誤魔化し、今村秀樹はその宣伝を担当。横居英克は海外MSXサークルの委託販売の関係でBAZIXなどと関係を持つ。

 今村秀樹は(当時は他にもたくさんあった)他のMSXサークルや、給料未払いや不当解雇などで悪評のあった横居英克に敵対するMSXサークルなどの悪評を広めるなどをして、大手MSXサークルになる(ソース募集中)。


 西和彦がたまたま「いまでもMSXで活動しているサークルがある」事を知って興味を持ち、今村秀樹に連絡を取るが、「今村秀樹を育てたのはワシだ」と横居英克が西にアピール。横居英克は西和彦のポケットマネーで「MSX電遊ランド」というイベントを開催する。この時にパンフレット作成を請け負っていた今村秀樹が締め切りを破り、横居英克と今村秀樹の関係は悪化する。


 横居英克はMSX用IDEインターフェース詐欺の時の「MSX復活プロジェクト」とほぼ同じメンバーで「MSXリバイバルプロジェクト」を始めるが、MSXユーザーの代表を名乗りながらメンバーは非公開。


 西和彦はMSXよりも「Intent」やネット課金システムに興味を持っていたが、横居英克の「MSXには膨大なソフト資産がある」という話と、「MSX電遊ランド」などの関係から、横居英克を「MSXアソシエーション」の理事にする。この前後にボーステックの鈴木直人と知り合う。


 横居英克は、違法コピーされたMSXソフトを収拾していたエミュレーターマニアに「MSX-PLAYer」の制作を一任。海外製MSXエミュレーター「fMSX」のソースを無断盗用したものにスキンを追加し、西和彦の要望によってIntentを使用。(詳細情報募集中)


 鈴木直人はMSX-PLAYerのネット販売などのために「プロジェクトEGG」を始め、横居英克は「D4エンタープライズ」を設立。しかしプロジェクトEGGの利益は上がらず、SoftCityに売却されるなどという問題が起きる。

 組織として会社として先の無いMSXアソシエーション・D4エンタープライズを建て直し為に招かれたのが1ch.tv時代に付き合いのあった清水康司。


 清水康司はMSXアソシエーションの健全経営を主張するが、横居英克の「ならば健全に給料を支払うべき」という主張に乗せられ、横居英克の言い値を支払い続ける事になる。横居英克はD4エンタープライズが株式会社コナミからのアプリ開発の委託を受けた事を継起に、雇用人数をごまかして開発費を請求し、しかし何も開発できないということを繰り返す。鈴木直人は自分の趣味であるコスプレサイトやコスプレDVD製作などを始める。清水康司はそれらの資金を律儀に支払いつづけた。


 そんな清水康司に塩沢俊平太が接触してくる。塩沢俊平太は当時既に悪名高かった人物だが、清水康司はそれを知らずに信用してしまう。一方で横居英克は塩沢俊平太と「MSXの権利の全てを独占する」という目的で結託する。

 開発費を得ながら契約不遂行で大金を得た横居英克は、塩沢俊平太と共に有限会社K-TECHとは別の「株式会社ケイテック」を設立。またD4エンタープライズの先を見据え、今村秀樹が始めていた「ゲームショップ1983」に資金面などで協力する。


 銀行から数億の融資を受けながら殆ど利益の出せないD4エンタープライズと、その多くの融資金を開発費と称して使い込みながら何も開発できないMSXアソシエーションの状況を見て、西和彦はMSXに関する権利をMSXアソシエーションからMSXライセンシーコーポレーションに移管しようとするが、MSXの権利の独占が目的だった横居英克は猛烈に反対。結局MSXの権利はMSXライセンシーコーポレーションに移管し、横居英克は多額の開発費を得ながら何一つ実績の無い責任を問われて解雇される。


 塩沢俊平太は株式会社ケイテックでの活動の前に、これまでの所業を隠す為に(?詳細は不明)清水康司が鈴木直人を訴える訴訟を清水康司の名を勝手に使って起こす。また清水康司が棄却できないよう(?)鈴木直人が清水康司を訴える訴訟も同時に起こしている(ソース募集中)。


 横居英克は日本では活動し難くなった為、長年のかかわりがある海外サークル「BAZIX」と手を組み、今村秀樹の「ゲームショップ1983」を利用する。

 今村秀樹はMSX同人ソフト「まけシュー」を「シューティングラブ。」としてアーケード移植したらしい(?詳細不明。まけシューってなんですか?)「トライアングルサービス」の社長や、ゲーム関連グッズ制作販売「株式会社アイエヌエイチ」が経営する「ゲームセンターMIKADO」、自称ゲームライター「罰帝」という関系が出来ていた。

 罰帝は自分の関わるゲームミュージック関連のWikipediaの記事を改竄する事で相当評判が悪かった人物。そして株式会社アイエヌエイチはMSXの権利がMSXライセンシーコーポレーションに移行した後でMSXアソシエーション公式として「MSX Tシャツ」を制作販売している

 (コメント欄で罰帝氏本人から指摘を受けた通り「MSX25周年Tシャツは株式会社アイエヌエイチとは無関係で、横居英克とMSXアソシエーションが制作、罰帝氏のサークル「bsks」で製造したもの」でした)

 MSXアソシエーションの活動は横居英克が中心となり、海外は塩沢俊平太が、国内では今村秀樹が責任者として活動するスタイルとなる。塩沢俊平太が仕入れた海外ゲームソフトを今村秀樹がゲームショップ1983で販売しているらしい。罰帝は株式会社ケイテックの正社員として雇われたと思われる。



 2ちゃんねるなどで見られる「悪いのは塩沢俊平太で、横居英克は騙されていただけ」というのは、現状ではそう考える理由が皆無なので、単なる「トカゲの尻尾切り」と考えられる。

 同様に「MSXの権利はMSXライセンシーコーポレーションにあるが、その管理はMSXアソシエーションがやっている」というのも、そうでないと都合の悪い人物が流した風評でしかないと考えるのが妥当だ。


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 とりあえずの僕の認識は、こんな感じですよと。

 勘違いや間違いも多いと思いますが、2ちゃんねるに書き込まれた話と符合する部分も多いし、それほど大きくも外れていないとも思っているので、一気に書きまとめてみました。


 超簡単にまとめると「MSXの全ては横居英克の出資金詐欺」と僕は思っていますよ、という事です。


 昼休みが終わっているので推敲しませんが、間違いや、より詳しい情報をお持ちの方は、コメント欄に書くより…警視庁に通報したりしてくださいwww 僕はもうMSXの話題には飽きてますが、犯罪者の逮捕のニュースは見たいのです。


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