2012-05-30 01:08:40
ゲームの繁栄と衰退。その5
テーマ:ブログ
まずはここまでを簡単にまとめてみると、こんな感じです。
「いやマジ、ゲーム専用機って携帯に負けてるし!」
「遊ぶ時間の都合があるから、RPGとかアクションとかジャンル関係ないし!」
「コアゲーマーの言う事とか関係ないし!」
「ていうかゲームメーカー商売下手すぎ!」
…大体こんな感じだった気がします(笑)。
しかしまあ、綺麗なグラフィックで壮大なストーリーの斬新な超大作のゲームこそがヒットする、というイメージがあると思いますが、それが間違いではないでしょうか。
人に平等なものがあるとすれば、それは「1日24時間」という事であり、学校や会社に行くのが普通の世の中ではゲームに使える「自由な時間」は限られています。
その限られた「自由な時間」を、読書やテレビ・映画・スポーツから旅行までで奪い合っているわけです。数万人の「自由な時間」を奪い取る事に成功したゲームだけがヒット作と呼ばれるわけです。
コアゲーマーが求めるグラフィックの綺麗さというのは重要かというと、実は殆ど重要では無くて、それはDVDの画質が720x480しかないのに「画質が汚い」という文句が殆ど聞かれない事が証明しています。
人間の目はそれほど細かな部分を認識できるほどデリケートではなく、しかし脳味噌が画像補正するので、昔ながらのドット絵CGは想像で補間する一方で、リアルなCGほど現実との差異を見抜いてしまいます。
とか書きつつも、ゲームの歴史はグラフィックが綺麗になっていく歴史でもある一面がありますし、時間のかかる超大作ゲームはコストパフォーマンスの高さから好まれる傾向もあります。
ではどうしてゲーム業界は衰退の一途なのでしょうか?
はっきり言って、ほとんどのゲームは面白いゲームです。しかし面白いのにヒットしていない。
逆に、それほど面白くないGREEやモバゲーのゲームは巨大なプレイ人口を得てヒットしています。
ナムコやセガやタイトーといったかつてゲーム業界を支えた企業は単独で維持する事が出来ずに他社と合併し、老舗の任天堂も赤字になり、比較的新規メーカーであるSCEも親会社ソニーの金融事業の利益で生き延びている始末。
なぜか、バイオハザード以前はヒット作も少ない中堅メーカーでしかなかったカプコンがいつのまにか大企業の如くゲーム業界に狂い咲きしていたりします。
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>なぜ任天堂は、ここまで不振に陥ったのか (BuisinesMedia誠)
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1205/01/news011.html
こんな駄文で記事になるのだから楽な商売ですねぇ…。
最近の任天堂の赤字は、基本は為替差損益のせい。
なにしろ民主党が延々と円高のまま放置し続けているから海外展開するだけで自動的に損益が出続ける。更に海外も不景気が続いているから娯楽品の売上げは伸び悩んでいる。
株価の下落も、任天堂が安定株だったから投資家が不景気による損失の穴埋めに売却しまくったから。だから昨年のモンハンが発表された直後に売りが殺到した。
記事が指摘する3DSの値下げによる「逆さや」も当然ながら最初から任天堂はわかっていた事で、そしてわかっていてやった事なんですから、それを「不振に陥った」と煽るのは新聞社のライターとして低俗か無能だと言わざるを得ない。
ソフトなどの販売による利益については、何度か「損益分岐点」という言葉で説明した。
開発費より多く利益が出れば黒字って事です。あたりまえですねw
最近の任天堂のソフトで大コケしたソフトはあまり無いわけですから、普通に考えて黒字のはずなのに、なのに実際には赤字転落したのですから、この任天堂の赤字はゲームとは関係の無い「世界経済」というマネーゲームに翻弄された結果だと考えられます。
…はい、ここまで全然「面白いゲームとは?」とかという話を書いていませんwww
話が同道巡りするばかりです。
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実のところこの記事もアメーバピグのピグライフで忙しくて書く暇が無かったのですが(笑)、その間にも幾つものまとめブログで似たようなネタが取り上げられ、「課金ガチャ」は違法化が決まり、ネットでは「どうしてゲームが売れなくなったのか?」という論議が繰り返されています。
もったいぶらずに 結論を書いてしまえば、この2点と言えると思います。
1・不景気だから
2・商売がヘタだから
ゲームというのは漫画や映画、宝石やブランド服、酒や煙草と同じ「嗜好品」でしかありません。
生きる上で必要不可欠なものでは無いわけです。
さてこの10数年の日本経済はというと、生活必需品の多くが価格破壊で格安になっています。肉も魚も昭和の時代の何割も安い価格が当たり前になっていて、かつて30万円はした8ビットパソコンの数十倍~数百倍の性能を持つPCが数万円で買えてしまう。自動車も100万円以下の軽自動車が人気になり、地価も下落の一途。消費税などの増税で小売価格より数%高くなっても昭和の時代よりモノが安い時代なのだ。
物価が安いのに世の中が不景気なのは、経済というマネーゲームで日本が負け続けているからであるが、まあ、わかりやすく言えば「20年前より給料が1割減っている」ので、物価が安くなってもムダなモノ(=嗜好品)を買う余裕が減ったわけです。
よく「海外ではゲームエンジンの開発に投資してきたから超大作が作れてヒットしている」という話が挙げられますが、一方ではゲーム開発者の残業時間がブラック企業並みになってきているとか、超大作過ぎて開発費を回収できなかったとか、不景気な話が相当増えてきているようです。
では不景気だとゲームは売れないかと言うと、そうではない事をグリーやモバゲーが証明してしまいました。ROMカセットやUMDやDVD-ROMといった実物を伴わないプログラムだけの、しかも安物のゲームを大量にばらまく事で、在庫リスクも量産コストも無くマーケットを独占したわけです。最初はタダでばらまき、中毒にさせて、金を持っている相手からは存分にむしり取る…まるでヤクザの麻薬ビジネスみたいですが、まあ実際その通りではないかと思います。
麻薬のような悪質な中毒性に関しては割愛しますが、要するに沢山売るには適正な価格があり、安く売りたいなら開発費を抑えなければならず、開発費を抑えたいなら簡単に作れるゲームで商売するのが正しいわけです。
(このブログでは将来有望な商売にコンテンツビジネスを挙げる事が多いのですが、開発費の安いゲームを短期間でリリースする事が出来れば、コンテンツとしての付加価値を持つ事ができる)
逆にもし超大作を売って利益を得たいなら、金を持っている世代をターゲットにするしかありません。存分に開発費をかけてゲームを作るのなら、5000円とか8000円などという値段では売らずに1万円とか2万円という価格設定(利率を高くした価格設定)であってもハイターゲット層や更にその上の世代が買いたくなるゲームを作る必要があります。
(例を挙げるならGTAシリーズのようなゲーム。子供向けの為の規制をなくした大人限定のゲームデザインでなければ超大作を作る必要性は無いともいえます。モンハンのようにR15ゲームでありながら小中学生にまで人気のあるゲームもあり、ハイターゲット層限定ゲームは必ずしもリスキーな面だけではない)
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本当はもうちょっと普通に「面白いゲームとは!」とか「こういったゲームを作るべき!」みたいな無難な記事を書くつもりだったのですが、ちょっと考えるとゲームではなく商売のやり方があまりにもお粗末で、その部分を指摘するだけになってしまった感じがします。
また近年はソニーも任天堂も「グリー・モバゲー対策」を強く意識していて実行しているのですが、その辺りも説明が面倒なので割愛する事にします。
更に、昔から問題視されている「中古ゲーム屋が一番問題」って話も割愛します(笑)。ダウンロード販売の活性化は小売業者が招いた結果ですよね~。
5回も書いた割には中身の薄い内容になってしまいましたが、ゲーム関連の話題はまた勝手気ままに書く事もあると思います。でもヤバイ話はなかなか書けないんですよねえwww
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「いやマジ、ゲーム専用機って携帯に負けてるし!」
「遊ぶ時間の都合があるから、RPGとかアクションとかジャンル関係ないし!」
「コアゲーマーの言う事とか関係ないし!」
「ていうかゲームメーカー商売下手すぎ!」
…大体こんな感じだった気がします(笑)。
しかしまあ、綺麗なグラフィックで壮大なストーリーの斬新な超大作のゲームこそがヒットする、というイメージがあると思いますが、それが間違いではないでしょうか。
人に平等なものがあるとすれば、それは「1日24時間」という事であり、学校や会社に行くのが普通の世の中ではゲームに使える「自由な時間」は限られています。
その限られた「自由な時間」を、読書やテレビ・映画・スポーツから旅行までで奪い合っているわけです。数万人の「自由な時間」を奪い取る事に成功したゲームだけがヒット作と呼ばれるわけです。
コアゲーマーが求めるグラフィックの綺麗さというのは重要かというと、実は殆ど重要では無くて、それはDVDの画質が720x480しかないのに「画質が汚い」という文句が殆ど聞かれない事が証明しています。
人間の目はそれほど細かな部分を認識できるほどデリケートではなく、しかし脳味噌が画像補正するので、昔ながらのドット絵CGは想像で補間する一方で、リアルなCGほど現実との差異を見抜いてしまいます。
とか書きつつも、ゲームの歴史はグラフィックが綺麗になっていく歴史でもある一面がありますし、時間のかかる超大作ゲームはコストパフォーマンスの高さから好まれる傾向もあります。
ではどうしてゲーム業界は衰退の一途なのでしょうか?
はっきり言って、ほとんどのゲームは面白いゲームです。しかし面白いのにヒットしていない。
逆に、それほど面白くないGREEやモバゲーのゲームは巨大なプレイ人口を得てヒットしています。
ナムコやセガやタイトーといったかつてゲーム業界を支えた企業は単独で維持する事が出来ずに他社と合併し、老舗の任天堂も赤字になり、比較的新規メーカーであるSCEも親会社ソニーの金融事業の利益で生き延びている始末。
なぜか、バイオハザード以前はヒット作も少ない中堅メーカーでしかなかったカプコンがいつのまにか大企業の如くゲーム業界に狂い咲きしていたりします。
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>なぜ任天堂は、ここまで不振に陥ったのか (BuisinesMedia誠)
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1205/01/news011.html
こんな駄文で記事になるのだから楽な商売ですねぇ…。
最近の任天堂の赤字は、基本は為替差損益のせい。
なにしろ民主党が延々と円高のまま放置し続けているから海外展開するだけで自動的に損益が出続ける。更に海外も不景気が続いているから娯楽品の売上げは伸び悩んでいる。
株価の下落も、任天堂が安定株だったから投資家が不景気による損失の穴埋めに売却しまくったから。だから昨年のモンハンが発表された直後に売りが殺到した。
記事が指摘する3DSの値下げによる「逆さや」も当然ながら最初から任天堂はわかっていた事で、そしてわかっていてやった事なんですから、それを「不振に陥った」と煽るのは新聞社のライターとして低俗か無能だと言わざるを得ない。
ソフトなどの販売による利益については、何度か「損益分岐点」という言葉で説明した。
開発費より多く利益が出れば黒字って事です。あたりまえですねw
最近の任天堂のソフトで大コケしたソフトはあまり無いわけですから、普通に考えて黒字のはずなのに、なのに実際には赤字転落したのですから、この任天堂の赤字はゲームとは関係の無い「世界経済」というマネーゲームに翻弄された結果だと考えられます。
…はい、ここまで全然「面白いゲームとは?」とかという話を書いていませんwww
話が同道巡りするばかりです。
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実のところこの記事もアメーバピグのピグライフで忙しくて書く暇が無かったのですが(笑)、その間にも幾つものまとめブログで似たようなネタが取り上げられ、「課金ガチャ」は違法化が決まり、ネットでは「どうしてゲームが売れなくなったのか?」という論議が繰り返されています。
もったいぶらずに 結論を書いてしまえば、この2点と言えると思います。
1・不景気だから
2・商売がヘタだから
ゲームというのは漫画や映画、宝石やブランド服、酒や煙草と同じ「嗜好品」でしかありません。
生きる上で必要不可欠なものでは無いわけです。
さてこの10数年の日本経済はというと、生活必需品の多くが価格破壊で格安になっています。肉も魚も昭和の時代の何割も安い価格が当たり前になっていて、かつて30万円はした8ビットパソコンの数十倍~数百倍の性能を持つPCが数万円で買えてしまう。自動車も100万円以下の軽自動車が人気になり、地価も下落の一途。消費税などの増税で小売価格より数%高くなっても昭和の時代よりモノが安い時代なのだ。
物価が安いのに世の中が不景気なのは、経済というマネーゲームで日本が負け続けているからであるが、まあ、わかりやすく言えば「20年前より給料が1割減っている」ので、物価が安くなってもムダなモノ(=嗜好品)を買う余裕が減ったわけです。
よく「海外ではゲームエンジンの開発に投資してきたから超大作が作れてヒットしている」という話が挙げられますが、一方ではゲーム開発者の残業時間がブラック企業並みになってきているとか、超大作過ぎて開発費を回収できなかったとか、不景気な話が相当増えてきているようです。
では不景気だとゲームは売れないかと言うと、そうではない事をグリーやモバゲーが証明してしまいました。ROMカセットやUMDやDVD-ROMといった実物を伴わないプログラムだけの、しかも安物のゲームを大量にばらまく事で、在庫リスクも量産コストも無くマーケットを独占したわけです。最初はタダでばらまき、中毒にさせて、金を持っている相手からは存分にむしり取る…まるでヤクザの麻薬ビジネスみたいですが、まあ実際その通りではないかと思います。
麻薬のような悪質な中毒性に関しては割愛しますが、要するに沢山売るには適正な価格があり、安く売りたいなら開発費を抑えなければならず、開発費を抑えたいなら簡単に作れるゲームで商売するのが正しいわけです。
(このブログでは将来有望な商売にコンテンツビジネスを挙げる事が多いのですが、開発費の安いゲームを短期間でリリースする事が出来れば、コンテンツとしての付加価値を持つ事ができる)
逆にもし超大作を売って利益を得たいなら、金を持っている世代をターゲットにするしかありません。存分に開発費をかけてゲームを作るのなら、5000円とか8000円などという値段では売らずに1万円とか2万円という価格設定(利率を高くした価格設定)であってもハイターゲット層や更にその上の世代が買いたくなるゲームを作る必要があります。
(例を挙げるならGTAシリーズのようなゲーム。子供向けの為の規制をなくした大人限定のゲームデザインでなければ超大作を作る必要性は無いともいえます。モンハンのようにR15ゲームでありながら小中学生にまで人気のあるゲームもあり、ハイターゲット層限定ゲームは必ずしもリスキーな面だけではない)
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本当はもうちょっと普通に「面白いゲームとは!」とか「こういったゲームを作るべき!」みたいな無難な記事を書くつもりだったのですが、ちょっと考えるとゲームではなく商売のやり方があまりにもお粗末で、その部分を指摘するだけになってしまった感じがします。
また近年はソニーも任天堂も「グリー・モバゲー対策」を強く意識していて実行しているのですが、その辺りも説明が面倒なので割愛する事にします。
更に、昔から問題視されている「中古ゲーム屋が一番問題」って話も割愛します(笑)。ダウンロード販売の活性化は小売業者が招いた結果ですよね~。
5回も書いた割には中身の薄い内容になってしまいましたが、ゲーム関連の話題はまた勝手気ままに書く事もあると思います。でもヤバイ話はなかなか書けないんですよねえwww
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