【呪われたMSX】 塩沢・横居・今村タッグの銭儲け 【ゴミでも売ります】 | ニッポンを知る事

【呪われたMSX】 塩沢・横居・今村タッグの銭儲け 【ゴミでも売ります】

 08-12-03、このブログを読んでいた方には「あー、やっぱり」というニュースが、大手サイトで紹介されました。


>impress・ケーターWatch

イー・モバイル向けにMSXのゲームやBASIC環境が登場


>it-mediaニュース
「EM・ONEα」が「MSX」に BASICも打てる


 WindowsMobile端末の「EM・ONEα」のオマケに、アスキー制作の「MSX MAGAZINE特別号」が付いてくるという話。

 簡単に言うと「抱き合わせ商法」ですwww。



 先月の記事にも書きましたが、 2ちゃんねる訴訟や中国大使館献花デモの主犯として有名なプロ市民、塩沢俊平太が、6月21日にヨーロッパのユトレヒト郊外で(MSXLCの許可無く勝手に)開催された「MSX25周年記念イベント」での公演で「WindowsMobile6用のMSXエミュレーターと、それに配信するMSXレトロゲームに関しても話した」事をお伝えしました。


 つまりイーモバイルで配信されるというMSX関係のプロデューサーは塩沢俊平太です。


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ケータイWatchによると、「MSX MAGAZINE特別号」に収録されるソフトは以下のとおり。

同CD-ROMにはMSXのゲームタイトル「ボコスカウォーズ」をはじめ、「MSX花札コイコイ」「海底大戦争」「星間特攻隊」「Jump Up!」「オシバト」「ピリオメモリーズ」「棋功」「群雄割拠」「数字星人」の10タイトルが収録される。


同記事によると、アスキーメディアワークスがネット販売する予定のソフトが以下のとおり。

オープン当初の配信予定タイトルは「OGISS」「PACOCCHE!!」「SHADOW HERO2」「DURL」「じゃんけんゲーム」「くじけちゃいけないバッティング」「RESCUE THE PLANET」「たのしい算数」の10タイトルで、利用料は1ダウンロード105円~。「GOLD ROOM」は期間限定で無料版も用意される。


 聞いたことのないソフトばかりなので、調べてみました。

 …調べる価値もありませんでした


 市販ソフトは「ボコスカウォーズ」「MSX花札コイコイ」だけです。

 他の殆ど(全部?)は投稿作品で、その多くは「1画面プログラム」です。

 一部はMSXAのHPで無料公開されています。



 これらのソフトは、「ゲームショップ1983」の店長でもあり、「NV」というただで集めた投稿作品を有料販売して利益を独占しているという今村秀樹がプロデューサーです。



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 ここで補足しておきますが、「EM・ONEα」に限らず、WindowsMobile端末にはフリーソフトのMSXエミュレーターが存在しているそうです。


 つまりIT-MediaやImpressのネット記事にあるようなサービスを利用しなくとも、同様の事は出来るという事らしいです。



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 少し整理しますが、これらの記事にはコピーライト表記がありません。


 公式のプレスリリースにも「MSXはMSXライセンシーコーポレーションの商標です」という記述がありませんでした。

http://www.emobile.jp/cgi-bin/press.cgi?id=600



 これらのWindowsMobile端末でのMSXエミュレーターとソフト配信ビジネスの総元締めは横居英克である事は説明の必要も無いですが、なかなか興味深い状況だと思います。


 これまで「権利はMSXLCにあるが、管理しているのはMSXAだ」と内外問わず言いふらしていた横居英克が、せっかく久しぶりの日本国内でのMSXビジネスで権利を明言できないでいるのですから。



 想像するに、横居英克は昨年夏にD4エンタープライズをクビになり、年末にはメディアウェーブ東京もクビになりました。D4もMW東京も横居にとっての格好の金づるであり、実際に両社から別個に数千万もの開発費をせしめた挙句に何も作らなかったわけです。

 しかし活動の場を失うと新たに金を得る事が出来ません。既にD4とMW東京の信用は失っているから、利用する事が出来ません。そこで横居英克は「MSX MAGAZINE永久保存版」を作ったコネを利用して、塩沢俊平太が6月21日にヨーロッパのユトレヒト郊外で演説した事を実行に移したのでしょう。



 しかし、権利は横居英克のMSXAではなく、MSXLCにある筈です。

 本来ならば横居英克が勝手に商売して良いはずがありません。


 これまでの傾向から推測すると、完全に想像ですが、こんな感じではないかと思います。

 横居英克はアスキーメディアワークスにはとりあえず「権利は自分にある」と説明して「MSX MAGAZINE特別号」の制作を始め、これまで使ったコンテンツをそのままリサイクルして「もう出来上がっているので発売します」とアスキー側が引き返せない状況にする。

 次に「アスキーが作ったものですから」とイーモバイルに売り込む。元々WindowsMobile用MSXエミュしか売るものが無いので、最初からターゲットだったと思われる。イーモバイルにとってMSXは旨味の無い話だが、横居英克は「アスキーが宣伝するから」と言いくるめる。


 しかし横居英克の真の目的はWindowsMobile用MSXエミュの販売ではなく、横居英克が勝手に仕切ったビジネスが実現する事で、実質的に横居英克がMSXの権利を手に入れる事ではないかと思う。

 たかがWindowsMobile端末でのMSXエミュのキャンペーンの利益など、たかが知れている。横居英克はMSXという商標の利用権を手に入れないとライセンス料を独占できないからです。MSXのライセンスを独占できれば、あとはJASRAC同様なにもせずにMSX関係で動く金からライセンス料をピンハネできるでしょう。横居英克の真の目的はそういった感じではないでしょうか。


 もしこのビジネスが失敗しても西和彦氏のMSXLCに実害は無いでしょう。横居英克は西和彦氏に「損はしないんだからしばらく任せてくれ」などと言いくるめているかもしれません。

 まあ西和彦氏が騙される事は無いと思いますが、もし騙されたら西和彦氏は本物の馬鹿としか言いようがなくなります。もし西和彦氏が「ためしに今回は様子を見てみよう」などと容認したとすると、横居英克が常々勝手に主張している「権利はMSXLCにあるが、管理しているのはMSXAだ」という主張が正当化されるからです。

 MSXの権利は、竹島の実行支配と同様の手口で、強引に横居英克が支配する事になります。



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 ところで先日の11-23日、都内某所で「南関東MSXユーザーのつどい」(通称「ミナカン」)という、MSXユーザーが集まる会合がありました。


一方、23日の2chの書き込みは…


【MSX全般】 MSXの思い出 【19スレ目】
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662 名前:NAME OVER[sage] 投稿日:2008/11/23(日) 14:11:21 ID:???
>>658
当時いくらくらいしたの?


663 名前:NAME OVER[sage] 投稿日:2008/11/23(日) 22:52:10 ID:???
プレデター パック・イン・ビデオ
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 「ミナカン」が行われていた時間帯だけ急に2ちゃんねるでMSXの話題を誰も書き込まなくなりましたwww


 その「ミナカン」の次回開催の告知が、興味深いです。
http://www.zakugiri.com/MT/archives/2008/11/200922258msx.html

200年 2月 22日(日) 13:00~

12年目に突入、MSXユーザー中心の会合です。

作品が生まれる環境を作るための方法についての議論が活発です。

  • 第1部:お遊びタイム 13:00~18:00? 来たメンバーで適当に遊んでいます。思わぬネタが飛び出すことも。
  • 第2部:お気楽MSXユーザー会議 18:00?~20:30? 議長にNASU氏を迎え、MSXについて語り合います。開始時間はNASU氏の到着時間に依存します。

終了後、有志で食事会が行われることがあります。終了後、ロビーで指示に従ってください。


 第2部に来るという「NASU氏」が「横居英克」です。

 会場の閉館時間ギリギリに やってくるというのが、なんとも怪しいですwww。


 ユニークなのは「作品が生まれる環境を作るための方法についての議論が活発」という部分。

 「作品を作る方法の論議」では無いようです。
 「作品を作らせる方法の論議」という解釈で正しいですよね?

 なにしろ「EM・ONEα」で発表されたソフトのラインナップは、まるで作品が作られなかった結果を見せ付けられている気がします。MSXのライセンス料で金を儲けるにはソフトという商品が必要ですし、アスキーメディアワークスで配信するソフトも必要です。そうしたソフトという商品を自分達で作る気は無いけど、誰かがただで作ってくれないと困るという意思表明とも解釈出来ます。

 もちろん、誰かにただで作らせたソフトは、EM-ONEα用にアスキーメディアワークスから有料販売される事になるでしょう。


 僕は以前「MSXに関わっている連中の全員が怪しく思える」という偏見めいた事を書いていますが、上記のイベント告知文の短い文章でも苛々する内容が満載ですから、僕の偏見も少しは理解して頂けるのではないかと思います。


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 色々考えていると、さまざまな疑問に突き当たります。


 横居英克がD4やMWから開発費と称してせしめた1億円前後の金はどこに行ったのか?

 MSXと関係の無い塩沢俊平太はどうして横居英克の下で働いているのか?

 今村秀樹はどうしてD4を非難したり、同人ソフト(他人の投稿作品)を横居英克に売り飛ばしたりしているのか?



 僕なりに考えた結論はあるのですが、思うところがあるので、いつか改めて書きたいと思います。

 ただし一言、これらMSXビジネスに金を出す事・賛同・協力・宣伝する事は、後で後悔する事になる、と予言しておきます。

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