今日も、海外、東京、埼玉、群馬、茨城、栃木全域から百数十名の患者さん。
これまでいろいろなことをやってきたが、いよいよ私も自分の人生の完成にむけて、
医師として本当によい仕事をしていくことにすべての力を集約する。
人間の命というものは、限られている。
ましてや、人間が最高のパフォーマンスで仕事ができる脂の乗った時間というのはそう長くはない。
すべての専門的知識と経験と人脈と、自らのスピリッツ(霊性)をもって、ふるさとはもちろんのこと全国の人びとの人生の成功を手助けする。
もともと私が医師になるきっかけは、近くのやさしいお年寄りたちが胃がんでたくさん命を落としたことだった。
そこからすべての人生の旅がはじまり、たくさんの優しさと誇りと勇気をもった人たちとのふれあいにより、私はここまでたどりつくことができた。
多くのみなさんの力と愛のおかげで、今のわれわれがあることに感謝したい。
なさなくてはならないことはすべてやった。
たくさんの夢も叶えてきた。書かなくてはならない原稿も書き上げた。
これから50歳までのこの4年間を、医師として患者に捧げたい。
写真は、日野原先生からいただいた御本。
サインまでいただいた。
全霊を込めて、最後まで医師として働かれた日野原先生のご冥福を心からお祈りいたします。
医療法人社団信証会 江田クリニック 院長 江田証