7月5日に変更?:月刊アカシックレコード140630 | 週刊アカシックレコード

7月5日に変更?:月刊アカシックレコード140630

■7月5日に変更?~月刊アカシックレコード140630■
日本と北朝鮮の外務省は、2014年7月1日に北京で局長級の日朝政府間協議を行うことを決めた。
これによって中朝戦争の「開戦Xデー」が延期され、7月1日まで中国が安全であることが確実になった。
但し、安全なのは、おそらく7月4日までで、5日以降は、そういう保障はない(2014年6月30日頃配信予定)。
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【熱帯で熱帯勢に勝つのは不可能】
2014年6~7月にブラジルで開催されている、国際サッカー連盟
(FIFA)のワールドカップ(W杯)サッカー本大会をTVや会場で見てい
る人々の大半は気付いていませんが、実は、皆さんは、生まれて初
めて熱帯で開催されているW杯を見ているのです。
本大会の会場はブラジル国内12都市にありますが、12のうち、高温
多湿の熱帯に位置するのは、マナウス、レシフェ、ナタル、フォル
タレザ、サルヴァドル、クイアバの6都市(ナタルとフォルタレザは
海風があるのでやや涼しい)。日欧米豪など先進諸国のある温帯に
近い、涼しい気候の都市はブラジリア、ベロオリゾンデ、リオデジャ
ネイロ、サンパウロ、クリチバ、ポルトアレグレの6都市。
日本の一次リーグ(L)3試合の会場は、レシフェ、ナタル、クイアバ
で、すべて熱帯。会場を決める抽選が公正に行われたと仮定すると、
確率12.5%でしか起きない現象です。
熱帯6都市のうち、レシフェとナタルの間の移動にかかる時間は約
23分で(奥村, 2013)、ナタルとフォルタレザのそれもそれより少し
長い程度で、この3都市は近接しています。同じ熱帯でもクイアバ
とマナウスは内陸にあるので「沿岸部に偏った人口分布を是正し、
内陸も開発したい」という、永年ブラジル政府が採って来た開発政
策の方針を考えれば理解できますが、レシフェ、ナタル、フォルタ
レザの沿岸部熱帯3都市のうち2都市は、不要でしょう。
この会場配置を、日本がW杯本大会を招致した場合に置き換えると、
亜熱帯の沖縄県内に3会場、八丈島に1会場を設けるようなものです。
北欧の代表チームが日本開催の本大会で「抽選の結果、貴国は一次
Lで沖縄で2試合、八丈島で1試合をすることになりました」と言わ
れたら、公正だと感じるでしょうか。
報道によると、現地時間6月20日、イタリア代表チームの選手たち
は、熱帯のレシフェでコスタリカに負けたあと「相手はカリブ海沿
岸の国で暑さに慣れている国だから有利だ」という趣旨の発言をし、
伊メディアから「言い訳するな」という趣旨の厳しい批判を受けました。
が、イタリア選手の言い分は地政学的には正しいのです。中東や東
南アジアの暑い地域で活動する米海兵隊が、亜熱帯の沖縄にある基
地で訓練を受けているのを見れば明らかですが、今回の記事本文で
述べるように、「不慣れな気候では戦えない」のは軍事常識です
(海兵隊の普天間基地を寒い北海道などに移せば、海兵隊の活動で
きる地域は狭くなってしまいます。だから、普天間基地は沖縄県内
の辺野古に移すのです)。
この軍事常識をブラジル当局は知っており、わざと熱帯の会場を多
くし、欧州を始め温帯の強豪国が一次Lに熱帯で多くの試合をする
ように“細工”したに相違ありません。
熱帯で戦えば、元々熱帯で生まれ育った中南米・アフリカ勢や、チ
ーム全体が疲れていても個人技で局面を打開できるオランダのよう
な国は有利であり、逆に、短いパスをつないでチーム全体が縦横無
尽にピッチを駆けめぐる組織サッカーを行う、日本やスペインは、
高温多湿な気候で体力を奪われるため、不利になります。
スペイン(西)は一次L初戦のオランダ戦で「1-5」で大敗し、結局決
勝トーナメント(T)に進めませんでしたが、その初戦の会場は熱帯
のサルヴァドルでした。日本の一次L初戦の会場は熱帯のレシフェ
で、相手は熱帯勢のコートジボワール(CIV)で、しかも雨が降って
いて普段80%のレシフェの湿度が90%以上に上がり、雨のせいでピッ
チ状態も悪化してゴロのパスが難しくなっていたため、本大会前の
強化試合(湿度の低い米国フロリダ州が会場)ではできていた、ディ
フェンスラインを高く保った前がかりの攻撃ができず、「1-2」で
負けました。
日伊西など、多くの「温帯勢」が、普段のサッカーができず、決勝
Tに進めなかったため、それぞれの国で代表チームの監督や選手が、
母国で(熱帯でサッカーをやったことのない人々から)批判されてい
ますが、そういう批判は間違っています。生まれて初めて熱帯のW
杯に出た温帯育ちの監督や選手に「普段どおりのサッカー」などで
きるはずがありません。仮にそれができるとしたら、会場がある程
度涼しいか、対戦相手が同じ温帯勢であるか、どちらかの条件が最
低限必要ですが、日本がその条件に恵まれたのは第2戦のギリシャ
戦(「0-0」で引き分け)だけでした。
温帯勢の多くが成績不振なのは当然です。ブラジル当局がそうなる
ように設定したからです。
もし今大会でブラジルが優勝すると、当局は今大会に味を占めて、
2016年のリオデジャネイロ五輪本大会の男女サッカーで同じことを
する可能性があります。つまり、ロンドン五輪サッカーで4位、2位
だった、日本男子のU23や「なでしこジャパン」が一次Lで熱帯の会
場ばかりあてがわれて惨敗するかもしれない、ということです。
そういう悲劇が起きたとき、日本のマスコミが日本の監督や選手を
批判したら、わたくし佐々木敏は許しません。マスコミは軍事常識
も知らないくせに、生意気に何を批判するんですか。その前にやる
ことがあるでしょう。
日本はほかの温帯諸国と連携してブラジル当局に対して、「リオ五
輪では熱帯の会場を減らせ」とはっきり要求すべきです。
ちなみに、前回、2010年W杯本大会の開催国、南アフリカ共和国は
アフリカですが、国土の大半が温帯であったため、熱帯育ちのアフ
リカ勢が成績不振で、それとは対照的に温帯勢が好調で、温帯勢の
うち、日本は決勝Tに進出し、スペインは優勝しました。
アルベルト・ザッケローニ氏は2010年に日本代表監督を引き受けた
際、まさかW杯本大会で全試合熱帯でやらされるとは思っていなかったはずです。
次の2018年本大会開催国は涼しい亜寒帯のロシア。彼はロシア大会
の代表監督をやれば、日本を決勝Tに導けたでしょう。
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【アジアへの裏切り?】
W杯サッカー本大会で決勝Tに進めなかった温帯勢のうちほとんどの
国は、上記の問題によって一次Lで敗退したのですが、韓国だけに
は、この問題は当てはまりません。韓国は一次L初戦に熱帯(クイア
バ)でロシアと「1-1」引き分けたあと、温帯(ポルトアレグレ)での
第2戦では、前半だけでアルジェリアに「0-3」とされ、最終的には
「2-4」で敗れ、さらに温帯(サンパウロ)で、退場者を出して1人少
なくなったあとのベルギーに決勝点を取られて「0-1」で敗れまし
た。まったく言い訳のできない弱さです。
なんで韓国のような弱い国に、与えても無駄な温帯の会場が2つも
与えられ、日本のようなアジア最強国に温帯の会場がまったく与え
られなかったのでしょう(韓国のプロサッカー界では2011年に大規
模な八百長事件が発覚しているのですから、そんな国のサッカーが
強いはずがありません)。
まさか、FIFA組織内で大きな影響力を持つ、反日感情の強い某国の
人物が会場を決める抽選で何かをしたからではないですよね。
もしそういう人物が何かしたのなら、全アジアに対する裏切りです。
アジア勢のなかで唯一決勝Tに行けそうだった日本が3試合とも熱帯
でやらされた結果、アジア勢が1か国も決勝Tに進めず、4か国合計
で「0勝9敗3分」の惨憺たる成績に終わり、次回、2018年のロシア
大会におけるアジア勢の出場枠が減らされる恐れが出て来たからです。
コートジボワール(CIV)戦で、日本は前半に1得点しながら、後半に
集中力の切れる時間帯があり、その「魔の2分間」に2失点して逆転
されて負けました。が、それをもたらしたのは熱帯(レシフェ)の雨
です。もし温帯でやっていたら、「魔の2分間」はなく(もちろん、
試合終了間際に、日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督が事前
に「やらない」と言っていた、長身選手を前線に張り付けてそこに、
ゴロパスでなく、空中経由のロングパスを集める「パワープレイ」
をやることもなく)日本は勝っていた可能性が小さくありません。
そして、日本がCIV戦に「1-0」で勝っていたら、ほかの2試合の結
果がそのままでも、日本は一次L「1勝1敗1分」で得失点差も総得点
もC組2位のギリシャと並ぶので、決勝Tに行っていた可能性がありました。
会場を振り分ける抽選は、ほんとうに公正に行われたのでしょうか。
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【ツイッターなう】
上記の2つのコラムは、2014年6月23、25、27日に筆者がツイッター
( < http://twitter.com/akashicr > )でつぶやいた内容に加筆し
たものです。このようなつぶやき(ツイート)をお読みになりたい方
は、ぜひツイッターをご利用下さい。
m(_ _)m
【嫌韓派にあらず】
わたくし佐々木敏は韓国嫌いではありません。むしろ韓国の最大の
理解者です。韓国人や韓国の立場に立って彼らのホンネを理解しよ
うとしています。
たとえば、日本のTV各局は韓流スターを日本の連続ドラマに出演さ
せてやれば、そのドラマや、ほかの日本製ドラマを韓国に輸出し地
上波で放送させることもできるだろうと期待し、じっさいに何度も
そうしました(リウ・シオンが出演した2007年4~9月放送のNHKドラ
マ『どんど晴れ』など)。
しかし、韓国側がその期待に応えたことはほとんどありません。理
由は小誌で述べたとおり、「反日感情」でも「国内産業の保護」で
もなく、大半の日本人には想像も付かないものです(小誌有料版
2010年2月22日「浅田真央 vs. 韓国TV~シリーズ『バンクーバー五
輪』(2)」 < http://p.tl/7Jgj > )。
TV各局の方々がこの理由をご存じない場合は、「こっちがこれだけ
よくしてやったのに、韓国のやつら、なんで『日流ドラマ』を輸入
しないんだ。恩知らずめッ!」と腹が立って、韓国嫌いになるでしょう。
私はむしろそれを防ごうとしているのですから、私に「嫌韓派」の
レッテルを貼らないで下さい。
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【パナソニックから投票】
福井医大、パナソニック2、図研3…………小誌Web版にご投票下さっ
た方のドメインは(一般の個人サイトと違って)職場(大学)が多く、
海外にまでおよんでいます。皆様、有り難うございました。
とくに図研、パナソニックからは複数のご投票、有り難うございました。
「ホームページランキング」はこのページ < http://www.akashic-record.com/ >
のいちばん上の行をクリックしてご参照下さい。
m(_ _)m
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■7月5日に変更?~シリーズ「米中朝のX DAY」(20)■
日本と北朝鮮の外務省は、2014年7月1日に北京で局長級の日朝政府間協議を行うことを決めた。
これによって中朝戦争の「開戦Xデー」が延期され、7月1日まで中国が安全であることが確実になった。
但し、安全なのは、おそらく7月4日までで、5日以降は、そういう保障はない(2014年6月30日頃配信予定)。
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【前々々々回、小誌2014年5月19日「続・消えたMH370便~続・『集
団的自衛権』の相手~シリーズ『米中朝のX DAY』(16)」は →
< http://www.akashic-record.com/y2014/vapjam.html > 】
【前々々回、小誌2014年5月31日「史上最大の脱出~中朝有事の自
衛隊~シリーズ『米中朝のX DAY』(17)」は →
< http://www.akashic-record.com/y2014/exodus.html > 】
【前々回、小誌2014年6月9日「『北朝鮮崩壊』という神話~シリー
ズ『米中朝のX DAY」』(18)」は → < http://www.akashic-record.com/y2014/liarsk.html > 】
【前回、小誌2014年6月19日「クリミアと北朝鮮~シリーズ『米中
朝のX DAY」』(19)」は → < http://www.akashic-record.com/y2014/crimea.html > 】
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なぜ2014年7月5日以降、中国が安全だという保障がないのか。
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考えてみて下さい。
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         ダルビッシュ、青木、北京五輪
               ↓
    http://www.akashic-record.com/runaway/cntnt.html

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【桶狭間】 → < http://www.akashic-record.com/runaway/okehaz.html#mail > 。
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この先、記事本文は、日本時間2014年6月30日頃配信予定の『週刊
アカシックレコード(有料版)』「7月5日に変更?~シリーズ『米中
朝のX DAY』(20)」( < http://www.mag2.com/m/0001009100.html > )
でお読み下さい。
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いま読者登録をなされば、無料です。
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登録した最初の月は0円で、購読料が課金されるのはその翌月から
です。最初の月の末日までに登録解除すれば、一切課金されません。
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【つまり、当該記事が配信されたあとでも、配信当月末日までにこ
ちら( < http://www.mag2.com/m/0001009100.html > )で登録しさ
えすれば、配信済みの記事は無料バックナンバーとしてお読み頂けるのです。
この「当月無料」システムについては、こちら( < http://www.mag2.com/read/charge.html > )
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