夏の恒例行事化した
『ひめゆり』観劇。
2014.2015年と観劇して
2016年はふみ役で出演。
出演を経て
見方も少し変わったけど
やっぱり
変わらないのは
こんなこと2度と起こっちゃいけない。
最後ほんの数人生き残る学徒。
言葉だけ見れば「救われた」人たちなんだけど
この作品一番最後の最後まで
笑わない人たち。
辛そうにしてて。
なんて演出は一切ないけれど
苦しいし
笑えないし
涙が止まらない
実際に生き延びた方々が
どんな気持ちで、どんな痛みで、どんな悲しみだったかは、私たちにはかれることじゃないけど
観るだけ
演じるだけで
これだけの痛みを残すような
史実。
絶対に繰り返されませんように。
主演の はいだしょうこさん。
上原婦長役
木村花代さん
相変わらず可愛かったし
茜どーん!
学級委員長はるちゃん
教え込まれた
「捕まるくらいなら自害せよ」という教えを
必死に必死に守ろうとするも出来なかったり
逃げ惑う様が
本人たちはいたって必死だけども
それが滑稽に見えるように作られている
はるかなみさ の3人組のシーンは
この作品で唯一笑えるポイントでもあるんだけど
本人たちの本当に真剣な顔見てたら
今年はどーしても泣けてしまって
ダメでした。。
戦争もののミュージカルって
なかなか気がすすまないなんて方が多い方は
百も承知だけど
これからもずっと上演され続けて欲しい作品だし
皆様是非一度は足運んでいただきたい作品です。