4月13日(日):FlashからDVDにする際の注意点。 | 京都プランナー日記

4月13日(日):FlashからDVDにする際の注意点。

FlashからDVDに落とし込むに当たっては、結構多くの注意点がある。

特に動画が絡む披露宴用のムービーなどは容量が大きくなるため、ひとつ注意点を間違うと結構な時間のロスになってしまう。
ここではそういった時間のロスを防ぐための注意点をかんたんにまとめてみた。
使用アプリケーションはAdobe Flash CS3を前提としている。

(1)Flashメニューの中の「パブリッシュ」や「書き出し」は使えないのか?
結論から言えばあまり使えない。パブリッシュでQuickTime形式には書き出せるがPlayer5.0以前でしか利用できないのですでに化石である。また「ムービーの書き出し」でmovやaviなどに書き出すことはできるが、音声とムービーが同期しない現象、処理落ち現象が発生するうえに容量が肥大化する危険性がある。
※例えばswfで30MBのものをQT形式に書き出すと2.5GBになるし、書き出しに2~3時間かかってしまう。

(2)結局の所、どのプロセスが最もカンタンなのか?
1.Flashコンテンツ作成

2.SWFで書き出し

3.『Magic SWF2AVI 2008』 でFLV形式書き出し

4.『DVD Flick 』でDVD化→焼きこみ

FlashをDVDにする、ということに限定するのであれば、上記のプロセスが最も早く、安定するように思う。音声の同期も完璧になる。

SWF→動画で言えば、『SWF2VIDEO』 も優秀なスペックがあるが、シェアウェアであるためにフリーでは動画への変換ができない。それにくらべてSWF2AVIは同じシェアウェアながら書き出しまで対応している。

ただし、左上に白文字でクレジット(URLリンク)が入るため、もしそれが不満な場合は購入してしまうか左上に真っ白のデザイン処理を施すことをおすすめしたい。

なぜFLVで書き出すかと言えば純粋にデータ容量が軽く済み、結果として処理時間が大幅に軽減されるからである。QT形式、AVI形式の数分の1の容量になる。その上、映像再生時の処理落ちもAVIやQTに比べてほとんど発生せず、swf再生時の品質を確保することができる。

動画形式→DVDの書き込みソフトはDVD Flickのほかにも多くあるが、このソフトのメリットはFLV形式に対応しており、動作がとてもかんたんなことが挙げられる。英語版しかないが、日本語版パッチの配布もされている。

詳しい利用法はこちらのサイトに詳しいのでご参照を
DVD Flick で DVDを作成しよう!

特にFlashからDVDにする場合は、ついQTかAVIにしようとすることを考えてしまうが、クオリティ的にも効率的にもFLVからのアプローチが最も良いようである。