先日、2月18、19日にJapan Day Sudan 2015が行われました
今年で二回目のJapan Dayですが、前回よりも一日増やし、
内容も盛りだくさんで開催しました
Japan Dayとは、より多くのスーダン人に日本を知ってもらうためのイベントで、
日本語コースで勉強している学習者、日本語教師を中心に、
日本ファンやJICAボランティアとともに
プログラムから運営までを行いました
今年のテーマは、「私たちがイメージする日本」ということで、
去年と比べて、出し物やブースは企画・運営に携わったスーダン人学習者や日本ファンがほとんど自分たちで内容を考えて作り上げてきました
まずはDay 1のレポート
一日目は、配属先であるハルツーム大学アフリカアジア研究所の敷地内にある
シャリジャホールで行いました
今年はブースやイベントの説明バナー、ポスター、パンフレットのデザインから入稿まで
デザイナーの学習者がすべて担当してくれました
*バナーは、大きいシートに印刷し切って、節約
*パンフレットを折る作業
*メインの看板
今回はイベントに併せて、
草の根無償資金協力で去年の3月に導入された
日本語ラボのローンチセレモニーもしました
管理スタッフは相変わらず不在ですが、
すでにだいぶ前から使っているので、今さらという感じですが・・・
日本国大使、ハル大の学長、研究所の所長や教授の方々も出席し、
日本語コースの学生にも協力してもらいました
*日本語学習者たちがお出迎え
*大使と学長でテープカット
最後にラボの看板の前で記念撮影
これはあくまでも裏プログラムです
さてさて、ここからが本番
運営スタッフの担当は、おととしのJapan Dayも中心となっていた学習者に
仕切ってもらい担当を決めました
*ポスターやパンフレットを渡す受付
司会は一昨年の第一回目に引き続き、日本語学生がアラビア語でやってくれました
前回の記事で紹介した予告編から始まり、
Japan Day Sudan 2015スタート
研究所の所長と学長のスピーチと続き、
A3修了生の修了書授与式
(日本語コースは今のところレベルA1からA3まで)
スーダンは片手で証書を受け取るらい・・・w
そして、修了生代表のムハンナドくんのスピーチ
スピーチはアラビア語と日本語でしましたが、
内容は違うものになっています
というのも、スーダンではこういうスピーチは学長、所長、大使などお偉いさんに
ひたすら感謝するものらしいです
自分の体験などを述べたら、失礼にあたり?お偉いさんたちは怒りさえするらしい
しかし、日本の修了生の答辞はそんなものではないので、
日本語では自分の体験も含め書いてもらいました
次に大使のアラビア語での講義
そして、日本語コースで開催したアフリカスーダン日本語動画コンテスト、
各レベルの最優秀賞作品の上映をしました
この動画コンテストはスタイルは自由で、
「スーダンのことを日本人に紹介する」をテーマに作ってもらった作品です
レベルA1 授業時間:66時間(みんなの日本語Ⅰ 第1課~第7課)
最優秀賞『仕事の面接』
(スーダンでこんな採用のし方が本当にあるんだろうか!?)
レベルA2 授業時間:60時間(みんなの日本語Ⅰ 第8課~第16課)
最優秀賞『日本語学生の番組』
(スーダンの町についてインタビューをしています)
レベルA3 授業時間:60時間(みんなの日本語Ⅰ 第17課~第25課)
最優秀賞『シブハーの物語』
(スーダンでは一般的に目にするイスラム教徒のシブハーの物語
感動作です)
その他の作品もプレイリストに入っているので、是非見てください
その後は、休憩時間でブースをオープンしました
まずは研究ポスター
(観光スポット、医療、芸術、アニメ会社、教育)
書道ブース
JICA隊員に担当してもらいました
漢字で名前を書いてくれるということで、
すごい人が集まっていました
おもちゃブース
折り紙ブースと団子ブース
折り紙はこつこつと作った千羽鶴をはじめ、3D折り紙まで作っていました
そして、浴衣の着付けブース
今回は、Japan Day Sudanのロゴを背景に写真が撮れる形で設置しました
大使と日本語コースコーディネーター
一休さん??w
(ちなみにスーダンでは一休さんがIKKOさんとして放送されています)
浴衣以外にはっぴや
学ランも用意しました
(ちなみに学ランは本物で日本の方にいただきました)
休憩時間の後は、日本語コースコーディネーターの講義
今年は『武士道』について話されたそうです
合唱チーム
同僚の先生が伴奏者として、歌の指導をしてくれました
中島みゆきの『糸』
スーダンに来たことがあるしおりさんの『Smile』
合唱のあとは、外へ移動し、
柔道デモンストレーション
日本では見たことのない
デモンストレーションというよりパフォーマンスです
そして、最後はお待ちかねのソーラン節
ソーラン節はこちらから提案しましたが、
リーダーが踊りを覚え、私も含めみんなに教えてくれました
『蘇丹爽嵐(スーダンソーラン)』という名前もつけ、
大漁旗も作りました
それでは、映像でもご覧ください
一日目来場者、約300名
来場者も運営側もテンションMAXで一日目を終えることができました
★にほんブログ村ランキングに参加中です!
1日1回、「青年海外協力隊」にワンクリックお願いします★