京都五山(大文字)送り火。
名称を勘違いしている人も意外と多いですが、
大文字焼きとは言いません(^-^;
これはれっきとした宗教行事です。
なので、この日の京都は
丸太町界隈で一時30~50cmの浸水があるほどの豪雨でしたが、
雨天決行です。
どんなに雨風が激しかろうが、
50年以上前に一度、
どうしても暴風雨で右大文字だけ点かなかったことがあるだけで、
それでも残り四山は点火。
それ以前の中止は戦時中というぐらい毎年行われています。
雨のなか山を登り、シートで覆っておいた木を燃やす、
本当にご苦労様です。
今年、私は人混みに行くほどの気分ではなかったので、近所から。
距離があるから、20時にはギリギリ雨が上がったぐらいだったので、
霞むかなーと思っていたのですが、
さすが大きな火、それは大丈夫でした。
でもやはり燃えにくかったんでしょうね。
たぶん今年は火の勢いが弱かった。
まあその分長く燃えてたのかもしれません。
あと、空気中の粒子が多いから、いつもより赤く感じた。
遠くから京都の町全体を眺めながら、
その向こうの低くなだらかな山にぼわぁっと点いて、
しっとりお盆の終わりを感じ、お祈りする。
私にはこれが送り火っぽい気がします。
There are five shape or Chinese character on the mountains around the Kyoto city.