攻略法ゲット!
茜 「ふんふん。こっちは5千円…、で、こっちは…、ゲッ!20万円もするヽ(;´Д`)ノ」
先生「何見てるの?」
茜 「あら、こっちは無料だって(σ´∀`)σ」
先生「…」
茜 「あら、先生いたんですか。」
先生「茜が呼んだんじゃないか_| ̄|○」
茜 「そうでしたっけ? まぁいいや。今、攻略法探してたんです♪」
先生「男の?」
茜 「そうなんですよぉ。いい男ゲットするためにどうしたらいいかな、って… オイヽ(#`Д´)ノ」
先生「じゃあ、ドラクエの?」
茜 「キーファがいなくなっちゃったんですよぉ・゚・(つД`)・゚・」
先生「えらい古い話してるね…」
茜 「違いますよ!パチスロの攻略法を探してたんです!!」
先生「あー、そっちか。」
茜 「何とか大勝するためには、やっぱ攻略法でしょ♪ でも、なんかたくさんあって迷ってるんですよねぇ。」
先生「ムダだからヤメといたほうがいいよ。」
茜 「Σ(・ω・ノ)ノ」
先生「みんなガセネタだから。」
茜 「なんですとーー!(`Д´) 冗談でしょ?」
先生「ホントだよ。」
茜 「だって、雑誌にいっぱい載ってるじゃないですか。ネットで探してもいっぱいあるし…。ほら、これなんてBIG直撃打法!ですよ?」
先生「そんなのありません。」
茜 「ホントにホント?」
先生「うん」
茜 「根拠は?」
先生「根拠はいろいろあるんだけど、まず、そんな攻略法があったらパチンコ店がつぶれてるよ。」
茜 「どーゆーこと?」
先生「仮にその攻略法が本物だったとしよう。そうすると、その攻略法を手に入れた人はほぼ毎回勝てることになるね。」
茜 「゚.+:。('-'*)(,_,*)('-'*)(,_,*)゚.+:。 ウンウン」
先生「パチンコ店は慈善事業じゃない。お客さんが遊んだお金から利益を得て成り立っている。だから、釘を締めたり、設定を下げたりしてパチンコ店が必ず儲かるようにできてるの。」
茜 「それを打開するために攻略法を…」
先生「じゃあ、みんながその攻略法を使ったらどうなる?」
茜 「店が100%負けるでしょうね。」
先生「そうすると店の利益が出ないから、パチンコ店は潰れちゃうでしょ。」
茜 「あ、そっか…」
先生「最近はパチンコやパチスロを打つ人が減ってきて、その分店も減ってきるけど、儲けてる店もいっぱいある。ということは、逆に考えて、攻略法なんて存在しない、ってことだよ。」
茜 「もし本物の攻略法なら、設定なんか関係ないですもんねヽ(;´Д`)ノ」
先生「そう。」
茜 「でも、ごく一部の人だけにしか知られていない攻略法があるとか…」
先生「茜がそれを手に入れたらどうする?」
茜 「誰にも言わずに、一人でバカ勝ちです p(`・ω・´)」
先生「でしょ。人に売るなんてことはまずないよね。誰かに話して、それがネットに書き込まれようもんなら即日本中に広まるし。」
茜 「てことは、たとえ本物の攻略法があっても、売られることはないと…」
先生「うん。それに、本物の攻略法は無料で手に入るんだよ。」
茜 「Σ(・ω・ノ)ノ」
先生「実際に、過去にあった攻略法を教えてあげよう。」
(つづく)