映画「タイム・チェイサー」あらすじネタバレ・感想 | 映画 ネタバレ・あらすじ・結末 最終回まで~ドラマもね

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映画のネタバレ・あらすじ・キャストを最終回までや日本、韓国、中国、米国の映画・ドラマから面白いものを選んでネタバレ・あらすじ・感想を書いています。 

映画「タイム・チェイサー」あらすじ・感想

【タイム・チェイサー あらすじ概要】

3日間の出張へ旅立つ物理学者の父を、
母と二人で空港で見送った幼い日のエロル(ハーレイ・ジョエル・オスメント)だったが、
父はそのまま消息を断つ。

12年後、大学生に成長したエロルは、父の失踪以来、精神の安定を欠いてしまった母が、安定剤の服薬を止めてしまった事が心配だった。

大学で、物理学者であった父や祖父と同じく物理を専攻するようになっていたエロルは、
父の失踪に隠されていた謎が、過去へのタイムトラベルだった事を突き止める。

過去で殺害された父を、殺害される前に現在へと連れ戻して「幸せな家族」として家族の歴史と記憶を塗り替えるために
エロルはタイムマシンの作成に没頭するのだが、そうこうしているうちに母は自宅ベッドで自殺をし、
幼馴染で今は恋人のグレイスは妊娠する。

エロルが過去を変える事で、今のささやかな幸せが消えてしまうのではないかと不安がるグレイスは、
やがて生まれて来る2人の子供のためにも、思い止まって欲しいと訴える。
一度は「失った過去よりも、現在の二人の気持ちと未来の家族の幸せが大切」と言うグレイスの心情を思い遣り、
過去への旅を諦めたエロルだったが、グレイスの流産を機に再び、過去を変えたいという情動が抑えきれなくなり
タイムマシンの研究を再開するのであった。

そして完成したタイムマシンによってエロルは、
父が行ったアインシュタインがまだ生きていた頃へとタイムトラベルし、
殺害される前の父に出会う。
必死に「『アインシュタインに会う』という目的を諦めて、すぐに元いた時間へ戻ろう!」と説得するエロル
の言葉を頑固一徹な父は振り切って出掛けようとする。
そんなわからず屋の父を帰らせるためにエロルが取った最後の手段は、あまりにも衝撃的なものだった。


【タイム・チェイサー 感想】

他の人も書いてるんですが、タイムマシンで過去へ旅するまでの前フリがあまりにも長すぎるんですよね。
タイムマシンに乗り込むのは物語が残り4分の1を切ってからです。


結果的にエロルは自分が取った行動で、父を元の時間に帰らせる事には成功したんですが…結局あの無鉄砲なエロルって、
一体何だったの?ってモヤモヤが残る終わり方でした。

たぶん、過去を変えた事によって、
大学生になったエロルが過去へ行った時間軸とは別の時間軸が動き出したのでしょうが、
元の時間軸では、不幸な人が約1名取り残されちまってる。
この場合、
父の過ちを正そうとして、自分が父と同じ過ちを犯したんでは何にもならないという事に、
気付かないエロルは、変な人です(^^;。

あるいは、それとも時間軸が何本もあるパラレルではなくて、
元の時間軸の上から新しい時間軸が上書きされたんだと言うならば、
じゃあ、エロルが過去に来るべき理由は消滅したのに、
なんでエロルは過去に来たのか?という矛盾が生じております。


 タイムスリップ・タイムトラベルの物語 ネタバレあらすじ他 まとめ 



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