カルチャーＣｌｕｂ あかねは高齢ではあるが、集う男女はとても楽しく時間を過ごしている。まるで竹馬の友が久し振り出逢った同窓会のような雰囲気である。
人生の役割を全うし、若干 身体・動作に不自由があろうとも生きている現在を楽しく有意義に過そう積極的な意思さえ感ずる嬉しさがある。「どう、元気かね？」「えぇ、元気よ。でも貴方のシャツはとてもお似合いよ！」「そう・・・僕、この色大好きなんだよ。貴女のカーティガンも素敵だね!!」「わー、嬉しいわ・・・」
お茶の時間に野球談議に花が咲く。「昨日の中日は凄かったね。8回に４：０を逆転して胸がスッーとしたよ。」「浅尾と岩瀬の中継、抑えが見事だったね」まるで中学生のドラゴンズファンが熱っぽく語り合うようだ。これこそ“友達”だ。
夫々違った人生を過ごしてきた高齢者達だが、何年越しかの知己のように語り合うカルチャーＣｌｕｂあかね は楽しい談話室となっている。夕刻、帰るとき“また逢おうね”と次の機会を楽しみにして帰途につく。
カルチャーＣｌｕｂあかね に集う人々に幸あれと祈りたいものである。