予約更新ですラブ
今日は朝からまた会社説明会!だけど、後輩とひっさびさ~~にランチしてきます~あげ
赤ずきん (竹書房文庫)/サラ・ブレイクリー・カートライト
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たしか去年公開になった、↓の原作だか、脚本だか、です。


赤ずきん ブルーレイ&DVDセット [Blu-ray]/アマンダ・セイフライド,ゲイリー・オールドマン,ビリー・バーク
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アマンダ・セイフライドが好きなので、そのためだけに観てみるつもりでした。

まだ観ていません~~旧作待ち中☆


『赤ずきん』とは完全に別物。


美少女を美男子二人で取り合う、という女のコの憧れを描いた作品。

美少女、というのは妄想で美化された自分自身・・・・なんでしょうね(苦笑)


しかも、彼女の周りの誰かが人狼。


ああ、もう、なんかもう、思いっきり『トワイライト』じゃん!!!


トワイライト 初恋 [DVD]/クリステン・スチュワート,ロバート・パティンソン,テイラー・ロートナー
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↑の監督がこの『赤ずきん』の監督、というのも頷けます。


これが好き!!という方は、きっと好きなんでしょう。



私はもともと、おカタい古典文学が好きなので、こういうのはちょっと・・・・・・・というタイプです。

あんまり頭使わなくていいハナシっていうのが好きじゃないですしね。

ああまた読書離れの表れだよ!ヽ(;´ω`)ノ


と、非常~~~~に言いたくなるのですが、

これまた、読みだしたら止まらないことも事実。ひと晩で読みました。


って、あれ、つい数十分前に同じこと書いた気がする!

ひま潰しには最適。


小説というよりも、明らかに映画した方が映えることが確実。

さっき(昨日)アップした『サラの鍵』は逆なんですよね。映画はちょっと、いいかな、という感じでした。



最後の最後まで誰が犯人だか分からない展開です。

そのストーリー展開が気になって、捲る手が止まらなくなるということが大きいんだけど


著者が意図的に操っている感じがなんか嫌だったりも(笑)

それが読者に伝わる、っていうのは三流だと思ってしまうのです。

「ここで泣いて!」

「ここで笑って!」

って命令しちゃうのはだめだと思う。


あ、でも、ユゴーやサッカレーやトルストイみたいに、途中からいきなり著者出てくるのは面白いから有り(笑)←贔屓


こういう作品に文学的にどうこう言ってもだめなことは分かってるけど、

恐怖がキーポイントなはずなのに、全然描けてない。あまりにも下手です。


いやいや、ヴァレリーさん、あなたさ、お姉さん殺されたんだよ!!!?


と言いたい。いちおう悲しんでいるらしい描写はありますが、悲しんでいるのが全く伝わってこない・・・。

結局恋愛なんですよね。

いや、でもね、恋愛で悩めるってことは幸せなことですよ。実の姉が殺されてこれはあり得ないって。



もっとも酷いのが、最後はウェブで、ということ。

読書メーターに書かれていたからなんだろうかと思ったら、




これで本当にヴァレリーの物語はおしまい??


とあって、最終章はウェブで読め、となっているんですよ。


これはひどすぎるでしょ!!!!冷


私は図書館で借りたけど、腹が立ちました。

もし購入していたら、ぶん投げたくなるんじゃないかと。



と、これまでボロクソに書いてきました。


じゃあ、何が良かったかというと、人狼が誰か、ということでまるでセイラムの魔女狩りのように描かれていること。

あそこまではひどくないけど・・・・・私の大好きなアーサー・ミラーの『るつぼ』  映画版『クルーシブル 』に似通っている部分がありました。

狂信的な部分が。


怖いのは人狼という不可思議なものではなくて、人間の心なんですよね。



この部分がなかったらワーストブックにしていたかもしれませんが(笑)

暇つぶしには持って来い!だと思います。


映画は、やはり観てみるつもりです。