- ライムライト [DVD]/チャールズ・チャップリン
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チャップリンが大好きなんだけれど、まだ観ていない有名な作品が数多くあります。
チャップリンアメリカ最後の作品。
137分と長めです。
こんなに長いチャップリンの映画を観るのは初めて。
主人公は、すっかり落ちぶれた道化師のカルヴェロ(チャールズ・チャップリン)。
ある日、ガス自殺を企てたバレリーナのテリー(クレア・ブルーム)という若い女性の命を救うことになる。
カルヴェロは暫く彼女を自分の部屋に住まわせることにする・・・・
切なくて、美しい物語。
テリー役のクレア・ブルームは、この映画がデビュー作らしいですね。
チャップリンが見出したとか。
クレア・ブルーム・・・・・・・どっかで聞いたことが、と思ったら!
BBCの『ハムレット』でガートルード役をされてましたね。(かなり上手かった。ハムレット喰われてた)
『ジョン王』にも出られているみたい。
最近では、『英国王のスピーチ』にも出ていたんだ。
と、チャップリンだからこそ撮れた映画。
チャップリンの映画って、どれでもそれは感じますけどね。
昔はスターだったのに、今はまったく認められず
影の栄光に苦しめられる、道化。
チャップリン自身の俳優観が表されていて、何とも言えない気分になります・・・
ライムライトって何だろう、と思ったら
「電球が普及する以前に舞台照明に用いられた照明器具で、名声の代名詞でもある」 そうです。
・・・あぁ・・・そういう意味なんですね・・・・
語ることのできない映画でした。
ストーリーはもろに私好みで、もうたまらない1作。
何度でも観たいな。
そして、やっぱりチャップリンは定期的に観ていきたい。